フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

〜さ

4078 「Satellite of Love」 GLAY 13/02/17
A「GLAY」(10/10/13)
 できればこのまま時間が止まって、いつまでも愛する人とこうしてふたりだけの空間にいたい。
何も知ることができなくてもいい。何も見ることができなくてもいい。それらはすべてこの空間を壊
してしまう原因にしかならないのだから。でも無情にも時は動いてゆく。そして固く結ばれていた
はずのふたりの想いもいつしか動いてゆく。人の心模様というのはだから難しく、だから悲しい。
2482 「さとうきび畑」 森山良子 07/06/23
S「明日こそ、子供たちが・・・」カップリング曲(98/2/11)
 目の前に広がるさとうきび畑。今はただ風が通り抜けるだけの平和な風景。でもこの場所で
確かにむかし戦があった。そして鉄の雨にうたれ父は死んでいった。自分が生まれてくることを
待たずして犠牲になった、会えなかった父親に思いを馳せる少女の想いが綴られている曲。
たとえどんなに年月が過ぎようと少女の悲しみは決して癒えない。どんなに平和になろうとも。
2067 「サニー・サイド・リバー」 ミッシェル・ガン・エレファント 06/05/04
A「チキン・ゾンビーズ」(97/11/1)
 川のほとりでしゃがみこむ男。自分の思い通りに行かない世の中で、理想の自分と現在の
自分とのギャップの大きさにこれでもかと打ちのめされている。そんな自分でもあの娘はいいと
笑ってくれるけど、今進んでいるこの道は自分にとって正しい道なのだろうか?男にとってその
疑心暗鬼が晴れることはない。矢継ぎ早な演奏と歌唱が、さらに男の情感をかきたてます。
782 「Sunny day Holiday」 松任谷由実 02/08/16
A「スユアの波」(97/12/5)
 自分の好きな人が自分の思い通りにならなかったために、それにヤケを起こして別れてしま
った男の後悔歌。男は彼女を失ってはじめて自分の身勝手さを知ると同時に、さまざまな困
難を乗り越えてこそ、その先に「幸せ」というものがあることに気づく。彼はこのあとどういう行動
に出るのだろうか?ユーミン独特の優しくも悲しいメロディーラインが胸を打つ名曲なのです。
4706 「survivor」 福山雅治 14/11/07
A「残響」(09/6/30)
 失望から目を背け忙しさにかまけていれば、それで前に進めると思っていた。そのために君
や仲間と会えなくなることもこの社会で生き残るためには仕方のないことだと割り切っていた。
だけど、あふれてくるこの虚しさは何なのだろう?僕は競争するために、君や仲間を捨てるた
めに生きてきたようなものだ。今君に逢いたい。それがもう手の届かない望みなのだとしても。
2424 「砂漠に赤い花」 斉藤和義 07/04/26
A「FIRE DOG」(96/2/28)
 この曲にはふたりの”自分”が登場します。一方の自分は涙を流し、もう一方の自分はヘラ
ヘラ笑っている。両極端に見えますが、どちらも自分にかわりはない。この曲を聴いていて思う
のは「自分」は確かにたったひとりなのですが、「自分」の中に何人かの自分がいるっていう考
え方をすると「自分」への考えにも今までにはなかったものが浮かんでくるような気がしますね。
4463 「砂漠のメリーゴーランド」 ゆず 14/03/09
A「LAND」(13/5/1)
 もう届かないものに手を伸ばすようなイントロダクションが印象的な作品。世界でただひとり
生きているような、そんな孤独を抱える瞬間がある。これからだっていくらでも想い出を造り出し
てゆけるだろう。でも人はどうしても戻ることのできない時間に思いを馳せてしまう。それは今の
自分が昔を振り返らなければいけないほど窮地に立たされている裏返しにも思えるのだけど。
3904 「The Power of Smile」 KOKIA 12/08/27
A「Remember me」(03/11/12)
 「笑顔」という魔法の力は絶大だ。悲しい時や寂しい時に笑顔でいられる人の強さ。もちろ
ん本心は笑顔と正反対の時も多いだろう。でも笑顔でいるだけでなぜか気分も浮き上がる。
そして周りに力を与えられる気もする。苦しい時に苦しい表情を見せるのは簡単。だって感情
通りに振る舞えばいいだけだもの。そんな時にも笑顔で誰かに力を与えられる人になりたい。
2291 「さびしんぼう」 GOING UNDER GROUND 06/12/14
A「ホーム」(02/9/11)
 「さびしんぼう」って何か独特な響きがありますよね。さびしさを感じる時は、決まって自分以
外の誰かのことを考えてることが多いな。だってその人がもしここにいてくれたなら「さびしんぼう
」にはならないんだろうから。彼らの詞はホント、センチメンタリズムというか、ロックしてるんだけ
どどこか妙に心が淋しくなる心くすぐられる作品が多い。そこがボクにとって魅力的なんです。
2257 「The Fog」 槇原敬之 06/11/10
A「EXPLORER」(04/8/11)
 大切な人が目の前から消えてしまって、初めて自分に悪いところはなかったか?と考え始め
るのは人間のサガなのではないだろうか?一緒にいたときは自分の非などには目もくれず、相
手の非ばかりを浮き彫りにしてしまうくせにね。この曲はそんな状況に追い込まれた男の悲し
みが綴られた曲。彼女はきっとまた帰ってくる。そう信じてるこの男の願いはかなうのだろうか?
3171 「Subjective Late Show」 the yellow monkey 09/08/25
A「THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE」(92/6/21)
 このバンドはデビュー当時はどちらかというと病的というか中性的というか、そんなかなり極端
なビジュアルバンド系的な印象が強かったんですよね。その印象は3rdアルバムで見事にひっく
り返るんですが(笑)。そんな彼らの最初を象徴するかのような1stに収められたひわいな言葉
責めロックチューン。演奏もどこかぎこちなく吉井さんの声も若いんだけど、そこが逆にいい味。
3245 「サフラン」 スネオヘアー 09/11/07
A「バースデー」(08/11/12)
 この不透明な浮遊感あふれるアレンジが「君」の、そして「僕」の明日への不安を煽ります。
生きていれば不安なんてどこまで行ったってつきまとう。不安がきれいさっぱり解消されるなん
てことはないのだろう。ならばそんな中で少しでもいいから君の笑顔を見つけたい。そしてそん
な君の笑顔がこの僕の笑顔まで呼びこんでくれる。そんな男のほのかな想いを綴った楽曲。
1599 「THE BLUE BUS BLUES」 爆風スランプ 04/11/21
A「ハイランダー」(88/11/2)
 彼らの下積み時代の想い出を詰めこんだポップな一曲。大きな青いポンコツバスと一緒に
このバンドは全国各地を転々としていった。どんなに楽しい時も、どんなにつらく苦しい時もい
つもバスはこの貧乏なバンドの移動手段となり、ねぐらとなった。そのバスが動かなくなった時
彼らは・・・いつもバンドを見守ってくれていたバスが引かれてくその情景にホロリとなった歌。
399 「サボテンの花」 チューリップ 01/07/20
S(75/2/5)
 TVドラマ「ひとつ屋根の下」でこの曲を知ったクチなんですけど、財津さんのソロバージョンよ
りも75年に発表されたこのオリジナルバージョンの方が染みてくるな。悲しい愛の結末を描い
た名曲だが悲しさと同時に人の心の温もりも伝わってくるという不思議な雰囲気を持った楽
曲である。「ほんの小さな出来事に愛は傷つく」とは、思わずうなってしまうフレーズですよね。

フェイバリット・ソングスへ