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〜ろ

1745 「六月の手紙」 山崎まさよし 05/06/16
A「SHEEP」(99/11/26)
 ホントにプライベートな、ホントにごく身近に起こった何気ない日常を歌にした楽曲。考えてみれ
ば「手紙を書く」っていう行為、もう長いことしてないような気がするな。この歌の一番の好きなポイ
ントはどこにでもいるような主人公のちょっと不安げでちょっと流されてるような、そんな自信なさげな
ところにあるのかも。少しとぼけたようなメロディーやシンプルな演奏がさらに素朴さを醸し出してる。
1104 「ロクデナシ」 ザ・ブルーハーツ 03/07/12
A「YOUNG AND PRETTY」(87/11/21)
 本当の自分でいること。それはもしかしたらとてつもなく難しいことなのかもしれない。それは決し
てわがまま言い放題とかそんなことじゃなくて、自分の信じた道を突き進むことこそが、本当の自分
でいることだって思います。でも今のボクには難しいな、きっと。誰かが作ったものさしで計られるほど
人間は単純なものじゃない。そんな中でも自分でいようとする意志ってのは確かに大切だよなあ。
2572 「ロクデナシU (ギター弾きに部屋はなし)」 ザ・ブルーハーツ 07/09/21
A「YOUNG AND PRETTY」(87/11/21)
 世の中に順応することって、いったいどこまでする必要があるんだろう?個性があったらあったで「協
調性がない」と叩かれ、個性がなければないで「没個性」と揶揄されて。この曲では世間から偏見の
目で見られるギタリストが主人公なんだけど、もしみんな個性を全開にして生きていったら、逆に協
調するってことの方がおかしいことにもなるんだよな。素早いビートにのせて真理を歌う深い歌だな。
2260 「ろくでもない明日にしたくなければ」 SION 06/11/13
A「UNTIMELY FLOWERING」(02/4/26)
 ホントにろくでもない一日しか送ってねえなあと思い込んでる主人公。言わなくてもいいようなどう
でもいいことばかり、言い放ち肝心な言わなくちゃいけないことはいつも言えずじまいの自分にこの
男は憤りを感じてる。でもふと自分の周りに目を向ければいつも誰かに救われていたということに彼
は気づきます。人間ってひとりで生きているようでいて、実はいつも誰かに助けられているんだよね。
2402 「六等星」 コブクロ 07/04/04
S「ここにしか咲かない花」カップリング曲(05/5/11)
 最初から大きな光を放っているものが、そこからそれ以上の輝きを見せるというのはえらく難しい。
それよりも小さな光しか放っていないものの方が、その先に果てしなく大きな可能性を秘めている
気がする。僕らはそんな六等星なんだ。だからこうして迷っている間にも失ってゆく可能性を信じて
光輝く自分の姿をがむしゃらに追い求めていこうよ、と歌われた曲。元気をくれる歌なんですよね。
1324 「ろくなもんじゃねえ」 長渕剛 04/02/20
A「LICENSE」(87/8/5)
 この曲には言い知れぬほど若き日の心の葛藤が描かれていますね。誰もが最初は自分の夢に
向かってゆくけど、いざその夢をつかんだと思った時それは自分の求めていたものとは違ってた。その
時にかけられる優しさや思いやりは、逆にかけられた方には鼻につくってのもわかる気がします。そう
やって自分の中で自問自答しながらトンネルを抜けた時、初めて大人というものになれるのかも。
286 「ロザーナ」 尾崎豊 01/03/28
A「誕生」(90/11/15)
 2枚組アルバム「誕生」に収められたピアノを主体とする名曲。別れた彼女への想いを何とか立ち
切ろうとするけど、できない男の心情を歌っている。以前カラオケで歌ったとき「ロザーナァ〜」の部分
がどうしても「野沢菜」に聞こえるという指摘を受けて爆笑してしまってからは意地になって「野沢菜
ぁ」と歌うことにしています(笑)。叙情的なハーモニカも、いつ聴いても心に染みてくる作品ですね。
47 「ROSY」 B'z 00/06/04
A「OFF THE LOCK」(89/5/21)
 遠く離れた恋人を想う男心。しかし彼女はすぐに顔を見れない遠くの恋人よりも、優しくしてくれ
る近くの男を選んで。B'zの初期の名盤『OFF THE LOCK』に収められている大好きな曲。このせ
つなさがとても心に響いてくるのだ。ちなみに間奏は松本孝弘のソロアルバム「Shousand Wave」
に収められているインストゥルメンタル曲「99」。海は彼女と自分を閉ざす壁のように波打っている。
481 「路地裏の少年」 浜田省吾 01/10/10
A「生まれたところを遠く離れて」(76/4/21)/A「J.BOY」(86/9/4)
 言わずと知れた浜田省吾のデビューシングル。その世代世代の若者ならではの悩み、悲しみを
ポップなメロディーに乗せて歌った、まさに彼の原点ともいうべき名曲。なおデビュー時は16歳と18
歳について歌われているが、リメイクされた「J.BOY」バージョンでは21歳の歌詞が追加されている。
徐々に少年のままではいられなくなる男の子たちのが心模様とても初々しく、そして悲しく響くね。
241 「路上のルール」 尾崎豊 01/02/10
A「壊れた扉から」(85/11/28)
 彼の十代最後のアルバム「壊れた扉から」のトップを飾る疾走感あふれる楽曲。「洗いざらいを捨
てちまって 何もかもはじめから〜」夢を実現できなかった人間なら誰しもそう願い思うことだろう。し
かし「夢」というものを持つことが出来た人ってそれだけでうらやましいなあと思う。だって今だって僕
は未来に暗中模索の日々を続けているのだから。疾走感と喪失感を同時に感じる不思議な曲。

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