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〜ろおて

4496 「ローアンドロー」 野狐禅 14/04/11
A「野狐禅」(08/12/17)
 夢を抱いていた僕らは、やがてその夢に届かないと思い知らされる。はじめはそんな自分の不
甲斐なさに肩を落とすけど、いつしか「それが現実だ」と妙な納得をして夢に届かない自分が
平気になる。でもね、低い場所をくぐっても夢を目指した人だけがそこへたどり着けるんだ。進む
べき道はひとつしかない。つらさを伴うその道を歩ける覚悟のある者だけが、そこへ行けるんだ。
1302 「ROSIER」 LUNASEA 04/01/29
A「MOTHER」(94/10/26)
 初めてこの楽曲を聴いた時の衝動や疾走感っていうのは忘れられません。心さえも乾いてし
まうような都会では、人を愛するどころか自分さえ愛せなくなっている。ここで歌われている「答
え」っていうのは自分の目指すべき「夢」のことだと思いますけど、煩雑な生活の中でその「答え
」さえ探し出せずにさまよう人々がそこにいる。そして、実はボクもそのうちのひとりなんだよな。
2143 「老人の歌」 斉藤和義 06/07/19
A「FIRE DOG」(96/2/28)
 演奏のスケールのデカさとは裏腹に聴くだけで身体じゅうの力が抜けてゆくような、そんなタイ
トル通りの”老人の歌”。でも何となくわかる気がしてしまうのはボクも確実に年をとってるってこ
となんだろう(笑)。だんだんドキドキやワクワクがなくなってゆき、やがてしがらみや悲しい嘘や矛
盾などない宇宙へと旅立ってゆく・・・すべての人に共通する悲しみが刻まれてる気がするな。
380 「老人のつぶやき」 オフコース 01/07/01
A「ワインの匂い」(75/12/20)
 老人の今際の際を切り取ったワンシーン。初期のオフコースの名曲でありますが、その世界観
は壮大であり、決してラブソングだけではないというこのグループの魅力を表した作品。結局は
結ばれることのなかった愛するあの人は、まだどこかで生きているのだろうか?この痛切な想い
はきっと誰もが死ぬ間際に考えることなのではないでしょうか。間奏がまた輪をかけて淋しい。
128 「ROSE OF PAIN」 X(エックス) 00/10/08
A「BLUE BLOOD」(89/4/21)
 この曲はとにかくすごいと思った。12分もある組曲なんだけど、そのストーリー性、演奏すべてに
おいて壮大で好きだなあ。自らの美を保つため、何百人もの女性を殺したある国の伯爵婦人
の物語(しかも実話!)がモチーフとなっている。この物語を彩っているフルオーケストラも最高。
激しい演奏、張り裂けるようなボーカル、世界観からして初期のXを象徴すべき名曲なのです。
2821 「RAW LIFE」 真島昌利 08/07/08
A「RAW LIFE」(92/11/1)
 「俺は死ぬまでロックする」という激烈な宣言を歌い上げたソロ3rdアルバムの冒頭を飾ったロッ
クチューン。「すべてを誰かに指図されるような人生は送りたくない」という思いが、細かく刻まれた
激しいメロディー全面に散りばめられています。僕もできれば「瞬間ごとに爆発する」ような”むき
出しの人生”を送ってみたいような気もするけど、こんな性格だからおそらく無理でしょうね(笑)。
3843 「LOTUS IN THE DIRT」 槇原敬之 12/06/27
A「Home Sweet Home」(01/11/21)
 純真無垢な心なんて絵空事。すべては汚れているのが当たり前。より賢くなければ生きていく
ことはできない。本当にそうだろうか。実はそうなってしまう方が楽だからみんなそっちの方に流れ
てしまっているだけのようにも思える。正直者がバカを見る。それは不幸なことだろうか?正直者
を貫き通して生きていくことの方が汚れながら生きていくよりよっぽど難しいことなんじゃないかな。

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