フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

〜り

4563 「りありてぃ」 スピッツ 14/06/17
A「小さな生き物」(13/9/11)
 僕らはまるで水槽の中から出たがっている金魚みたいなものだ。とはいえ水槽の外に僕らの
求める世界が広がっているとは限らない。みんなすべてがきらびやかに見える場所を好むけど
当然現実世界は甘くなく、裏側にはアンダーグラウンドな世界が広がっているのだ。かといって
いつも暗闇、というわけでもない。リアリティを歌ったこの『りありてぃ』、わかりづらさが彼らの味。
2521 「リアル」 ゆず 07/08/01
A「リボン」(06/1/18)
 歌に対する彼らの決意表明のような楽曲。確かに生きていくってことはかっこいいことよりも
圧倒的にかっこ悪いことの方が断然多いですよね(←かなり個人差あり(笑))。そのかっこ悪
い部分をどれだけ歌にできるのか、そして自分が日頃から想ってることをどのくらい飾らず、し
かも作品として人々の心に残せるのか?そんな彼らの想いがこめられた突き抜けるような歌。
2904 「Reason」 玉置成実 08/12/01
S(04/11/10)
 やはりこの曲も「ユーロビート」というんでしょうか?すごく懐かしいんだけど新しいような、そん
な不思議な感覚がします。今目の前に君はいないけど、いつか君に会うために僕は毎日を
歩いていくんだ。簡単に手の届かない場所に君がいるからこそ、そこへ行けるような自分にな
れるためにかんばるんだ。「君に会えること」が毎日を生きる力になるって素晴らしいですよね。
4421 「REASON」 ゆず 14/01/26
S(13/1/9)/A「LAND」(13/5/1)
 歴史を紐解く時、そこに先人たちの叡智と勇気を感じることがある。でもその先人たちだって
未来を予想する余裕などなかったはずだ。「その他の大多数」として何もせず生きてゆければ
楽かもしれない。でも何も行動を起こさず生きてゆけるほど甘くない。だから僕らは僕らのやり
方でこの荒波を渡ってゆこう。どんな形にせよ未来が来るなら納得した上で迎えたいものね。
2219 「REASONLESS」 TMN 06/10/03
A「Rhythm Red」(90/10/25)
 最終的に人を動かす力っていうのは、論理的には説明できないものなんですよね。説明が
つかない人の心の衝動、感情、そんなものがこの曲では歌われています。このメロディラインは
ボクの中ではトラウマです(笑)。さらにこの曲から『Tender Is The Night』へ続く流れは、高校
時代のボクを象徴してるといっても過言じゃない。なぜだかは説明がつかないんですが(笑)。
2653 「regret」 小松未歩 07/12/11
A「A thousand feelings」(01/3/7)
 彼を愛していた。愛していたのに自分からその糸をプツリと断ち切ってしまった女性の後悔を
綴った楽曲。あなたの代わりになるものは世界中どこにもない。あの時なぜもっと彼の思いを
受け取ろうとしなかったのだろう?そんな終わってしまったはずの愛の断片を彷徨いながら探
す女性の悲しみが伝わってくる楽曲。歌唱・メロディ・アレンジ三つ巴でグッときてしまいます。
599 「Regret」 RAZZ MA TAZZ 02/02/13
S(97/7/24)
 人は自分の知らないうちに他人を傷つけていることがある。単に暴力っていうことではなくて、
「言葉での暴力」だって、充分人を傷つけられる力を持っている。自分を偽って生きていくこと
って、本当に息の詰まる人生になってしまうだろう。でもその偽った自分が、周りの人から本当
の自分だと思われていたとしたら。周りの今までの自分の印象を打破するには、勇気が要る。
2602 「recall」 MY LITTLE LOVER 07/10/21
A「akko」(06/12/6)
 毎日の生活に物足りなさを感じてる女の子の心情をポップなメロディーで綴った楽曲。暮ら
しのすべてが情報に踊らされているような毎日。すべてが負の方向に向かっていってるように感
じてしまう世の中。そんな中でも目を凝らして耳を澄ましてみれば、きっと誰でも夢が持てるよ
ってそんなメッセージが曲全体から伝わってきます。このボーカルとメロディ運び、好きですねえ。
4837 「リコリス」 スピッツ 15/03/18
S「正夢」カップリング曲(04/11/10)
 アコギの旋律に始まりフォーク調で進むリズム。そしてサビ部分へ。が、そのサビ部分がまるで
波のない盛り上がり感皆無の「流れに逆らわず放られっぱなし」なものだから、逆にそこが新鮮
だったりする作品。「ここはそうじゃないだろ」っていう引っかかりのないリズムだからこそリスナーに
微妙な傷跡を残す。草野さんのそういう引き出しっていったい何段目まであるのでしょう?(笑)
4455 「リザーブシート」 鶴 14/03/01
S「夜を越えて」カップリング曲(12/2/15)
 君のいいところもダメなところもちゃんとわかってる。悪いところもひっくるめてすべて僕のものだよ
と彼女に言い放つこの男。普通だったら赤面もの(笑)。でも彼は本心からそう思っているようで
す。そして心のどこかで「いずれ僕の隣からいなくなってしまうのでは?」という不安にもかられて
いるようです。君のためだけに空けたリザーブシート。未来の僕の隣にも君はいてくれるのかな?
1224 「離愁」 村下孝蔵 03/11/11
A「夢の跡」(82/4/21)
 ひとつの傘で寄り添って歩いてきた二人。お互いをかばおうとするがゆえ、ふたりの肩はびしょ
濡れになってしまっていた。そんな中この関係に終止符を打つことに決めた彼女を気丈にも見
送りつつ一人きりの部屋で彼女の影をそっと追う男。そんな彼を誰が「弱い」と言えるだろうか。
彼は「秋」を後にし「冬」を迎えようとしている。辛く淋しく厳しい寒さが待っていると覚悟して。
3665 Re:スタート」 ゆず 12/01/01
S「虹」カップリング曲(09/9/2)
 「スタート」は一回しかないんじゃなくていくつも存在するんだ。どこかでつまづいてコケたって
そのコケた場所からやり直す。それだって立派な「スタート」だ。人生はそんな「スタート」をいく
つ見つけられるかにかかってるんだよね。だからあきらめることも立派な「スタート」のような気が
する。それが新しい自分を創っていくきっかけになるのなら、悪いことじゃないんじゃないかな。
3694 「LIST」 スネオヘアー 12/01/30
A「フォーク」(04/12/15)
 長い人類の歴史の中で、いまだに解明されていない「夢」。多分人の深層心理の奥の方
で眠ってる記憶なんかがそれを見させるメカニズムなんだろうけど、こればかりは他人にうまく
説明がつかなかったりする。そんな夢の中で出会う人を消してゆく男の物語。そしてこの男
もまた誰かの夢の中で消されてゆく。コミカルなメロディ運びだけど、考えたらちょっと怖いね。
2578 「リズム」 斉藤和義 07/09/27
A「35 STONES」(02/1/17)
 心ってどうやって鍛えりゃいいんだろう?心を強くするってどういうことなんだろう?強くするか
らには当然強くならなきゃいけない目的があるわけで。それは生きてゆく上で立ちはだかる敵
に対して立ち向かう心を作るっていうことなんだろうけど、心に筋肉つけるわけにもいかないか
らなあ(笑)。逆を言えば、そのままの心で生き続けてゆくってことのほうがスゴイことかもな。
1873 「RHYTHM RED BEAT BLACK」 TMN 05/10/22
A「Rhythm Red」(90/10/25)
 今までのTMはどこ行っちゃった?この曲のイントロを初めて聴いた時すぐにそう感じました。
当時流行ってたハウスを基調としたミディアムテンポな楽曲。このアルバムからドラマ『東京ラ
ブストーリー』の脚本を手がけた坂本裕二氏が数曲作詞していますが、そのせいか今までの
作品以上に劇的な展開をみせる曲が増えました。っていうより刺激的な展開、かな(笑)。
3227 「リゾ・ラバ -Resort Lovers-」 爆風スランプ 09/10/20
S(89/7/19)/A「I.B.W.」(89/11/1)
 なんだかバブル経済に沸いていた頃をすごく思い起こしてしまう曲なんですよね。って、社会
人としてはあんまりバブルの恩恵は受けられなかったんですけどね(笑)。「結局世の中すべて
嘘なんだから」と決め込みながらも、それでも”あの恋”だけは信じたかったと思う男の嘆きが込
めらた曲。リゾート地での恋は普通の恋以上に終わってからの方が余計痛みを感じるのかも。
1533 「立秋」 ユニコーン 04/09/16
A「ヒゲとボイン」(91/9/30)
 おかしな・・・いや、いい意味でリスナーをおちょくってるような(笑)楽曲が数多く収録されてい
るこのアルバムの中においてヒジョーにアーティスティックな曲。まるで霧深い山奥に来ているか
のような錯覚を起こしてしまうほど、この曲はヒジョーに文学的なのです。永遠に変わらない山
並とは対照的に君の微笑みはいつか消えてしまう。だから今ここにいて。う〜む詩的だなあ。
2614 「りっしんべん」 熊木杏里 07/11/02
A「殺風景」(03/3/26)
 この世にある「命なき者たち」は命あり生きている人間たちを「幸せ」だと感じているのだろう
か?かなり詩的な世界ではありますが、でも実際のところどうなんでしょうね?ひとりきりで暗
闇の中とかにいたりすると、昼間には考えつかないような想いが浮かんだりします。ただ、それ
も生きているからこそ感じられるもの。ただ、たとえその想いが負の方へ向かっていたとしても。
750 「リッスン」 米米クラブ 02/07/15
A「シャリシャリズム」(85/10/21)
 ロマンティックな情景を想像してしまう、米米クラブのデビューアルバムの最後を飾る楽曲。こ
の曲ではカールスモーキー石井さん独特のアクの強さは影を潜め(笑)、ひたすらポップで優し
げなソフト・ボーカルを聴かせてくれるのです。米米クラブの楽曲の中では、比較的地味な存
在に位置される楽曲かもしれないけど、ボクはこの彼らのラブソングに強い印象を持ってます。
4159 「リッツパーティー」 back number 13/05/09
A「スーパースター」(11/10/26)
 忙しさでなかなか君に会いに行けない。もちろん会いたいに決まってるけどメールも電話もあ
んまりできてない。ましてやそんな時でも「寂しいのはお互いさまだもんね」なんて言う君がさら
に意地らしく映る。本当は「いつもそばにいて」って言いたいのもわかってる。だから本当の気持
ちをちゃんと伝えなきゃな。そう、男はいつも真正面から想いを伝えるのがヘタなのです(笑)。
4212 「River」 KOKIA 13/07/01
A「songbird」(99/7/16)
 人生を俯瞰して見てみると、今悩んでいることなんてほんのちっぽけなことなのかもしれない。
かといって細かいことに無神経にもなりたくない。結局どっちの視点も持っていなくちゃならない
んだろうな。流れゆく川のように力強く生きたい。そんな生き方ができれば確かにいいよね。花
を咲かせて散ってゆくことが使命の花のように生きられないから、人は弱く、そして素晴らしい。
3613 rebirth」 奥華子 11/11/10
A「うたかた」(10/8/18)
 迷うことなく生きてゆける人を「強い人」だと言えるだろうか?だとするなら無神経であれば
あるほど人は強くなれるはずだ。右往左往しながら迷い迷って生まれた弱さに対峙してゆく
ことが本当の強さなのだと信じたい。自分の強さを誇るより、誰かの痛みを知ろうとする強さ
を持つ人になりたい。このバラード曲からはそんなメッセージが聞こえてくるような気がします。
2467 「リバーズ・エッジ」 GOING UNDER GROUND 07/06/08
A「ハートビート」(03/10/22)
 川べりを一直線に走ってゆく少年の姿がマブタの裏側に浮かんでくる楽曲。彼は自分の身の
周りで起こるさまざまな出来事に一喜一憂しながら確実に次のドアを開こうとしている。ふと思
ったんだけど、この曲の世界にセリフなんてものは存在しない気がするんです。彼の表情や情
景だけが少年を知る手がかりになってる。「涙」だけがすべてを物語ってる気がするんですよね。
1859 「RIVER OF TEARS」 浜田省吾 05/10/08
A「FATHER'S SON」(88/3/16)
 年齢を重ねてくれば、それだけ苦しみも悲しみも覆いかぶさってくる回数が増えてくるもの。だ
けど言い換えればそれはきっと、自分が他の誰かに苦しみや悲しみを与えてきたっていうことに
もなるんだと思います。そんな誰かに背負わせた罪を今自分の力で返したいという思いを歌に
したロックチューン。聴くと力がみなぎってきますが、できればローンじゃなく一括返済でね(笑)。
926 「りばいばる」 中島みゆき 03/01/15
S(79/9/21)
 その時々の想いを、その時々に流行った歌を聴くと思い出してしまうことってあると思います。
この曲ではある女性が昔恋に破れた時に流行っていた曲をふたたび聴いてしまったことによって
やっと忘れた想いに苦しまなければならなくなった描写をしています。そういや初期のB'zを聴く
と、僕も浪人生だった頃を思い出してしまうものなあ(←そりゃ恋でも何でもないだろ!(笑))。
2332 「LIVING TIME」 吉井和哉 07/01/24
A「39108」(06/10/4)
 ”そろそろマシンガンを放つ時”それはあきらめの心を捨て、思うがままの方向へ情熱を持って
行く時ってことなんだろうな。冷たい雨を知った時に初めて気づいたLIVING TIME。でも人生は
決して閉ざされた世界じゃなく自分の意思ひとつでどうにだってなるんだよって発信したかったん
だろうな、彼は。”パンケーキをひとつ”っていうくだりからの素の彼の歌声が、なんかいいのです。
3789 「理尽」 さだまさし 12/05/03
A「夢の吹く頃」(89/1/25)
 世の中は「理不尽」でできている。だから誰もがそうじゃないものを追い求めている。教科書
通りの世の中が広がっていたらどんなに素晴らしいだろう。でもそれが実現したら、誰かの優し
さを「優しい」と認識できるだろうか?すべての人が幸せになる世の中を望んでるのに、そうなれ
ば大切な何かが見失われてゆくような気もする。一番理不尽なのは「人間の心」なのかもね。
1714 「Replay」 Mr.Children 05/05/16
A「versus」(93/9/1))
 好きな人とずっと一緒にいることができたら、人はそのうちその人と一緒にいることさえ当たり
前のことと思い始め、初めて出会った頃の相手への想いを忘れてしまいがち。この曲の主人公
もそんな雰囲気になってきた恋人との仲を不安に思い、でもそれでも彼女への気持ちは変わ
らないと歌った、ポップなんだけれど実はかなり男らしい曲。耳に残るメロディーなんだよなあ。
3651 リフレイン」 moumoon 11/12/18
A「リフレイン」(10/3/24)
 どう生きてみたってやがてどうしても行きづまる時がやって来る。前に進むことすら怖くなり、
塞ぎ込んでしまうこともあるよね。そんな時に力になるのは素直に心から笑えたり泣いたりでき
たあの日の自分とその友人たちとの思い出。行きづまるのは自分だけじゃない。この先どんな
荒波の中に身を置こうと、あの頃素直な自分でいられた日々は決して変わらないんだよね。
38 「リフレインが叫んでる」 松任谷由実 00/05/26
A「Delight,Slight,Light Kiss」(88/11/26)
 16のとき、ボクの高校の野球部が甲子園に出て夜行バスで応援に行ったんだ。皆が寝静ま
っていてラジオをイヤホンで聴いていた、そのときかかってたのがこの曲。なんかもの悲しくて聴き
ながらシンミリしてしまった思い出がある。「どうしてどうして私たち出会ってしまったのだろう」とい
う歌い出しが強烈な印象を残す楽曲。今聴いてもやっぱり強烈であり、そしてメロディアスだ。
3626 revenge」 槇原敬之 11/11/23
A「UNDERWEAR」(96/10/25)
 「忘れられるのが一番つらい」そう言い残して僕から離れていった彼女。だから僕は忘れてや
るんだ。忘れたからって何がどうなるわけでも、君が帰ってくるわけでもない。もしかしたら僕のこ
となんてもう忘れてるかもしれない。でもそれでもいいんだ。ただ君を困らせること、それが僕な
りの君へのリベンジだから。だけど彼女の影は消えてはゆかない。忘れようとすればするほど。
2296 「り・ぼん」 MY LITTLE LOVER 06/12/19
S(06/11/8)
 「前向きな人生」って言葉があるけど、実践するにはえらいエネルギーを必要とします(←ボク
はね(笑))。ある程度自分の中でいろんな事を流していかなきゃ、あれこれ考えちゃってすぐに
歩くのをやめちゃうからな(笑)。かといって無視しようとすれば逆に考えなくていいことまで目に入
ってくるし。2年10ヶ月ぶりの新曲だというのに、彼女の詞も歌声も相変わらず魅力的ですね。

フェイバリット・ソングスへ