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〜に

4944 「246」 福山雅治 15/07/03
A「HUMAN」(14/4/2)
 まだ雨のちらつく真夜中の国道で君とタクシーを待っている。なかなか止まってくれず「もうお家まで
歩こうよ」とつぶやく君。止まらないタクシーたちに不思議と苛立ちは感じない。それは君と僕にこの
何気ないやりとりをくれたからかな。君といるとマイナスなことが全部取っ払われた気になる。そこに妙
なぎこちなさも感じるけど。この何とも言い表せぬ心の機微を歌い上げる彼の歌声が、染みますね。
4605 「246」 フラワーカンパニーズ 14/07/29
A「ハッピーエンド」(12/10/3)
 普段全然気にならないのに、ふと我に返ったように不安になることがある。5年後10年後、自分を
取り巻く環境はいったいどうなっているだろうか?と。悲しい出来事はいっこうになくならない。その悲
しみの中にある数少ない笑いがせめてもの救いだ。そして未来はこれから来る。人生という道が続く
限りどんなに打ちのめされても進んでいかなきゃね。「にじむ」が「みじめ」と聴こえる。これって空耳?
2385 「似顔絵」 村下孝蔵 07/03/18
A「花ざかり」(84/12/8)
 愛したあなたに似ている人に会いました。確かにその人はあなたには似ているのだけど、あなたの
はずがありません。あなたが最後に私に話してくれたのは、私ではなく別の女性の話でしたね。見
知らぬ恋人たちが肩を寄せ合いながら横を通り過ぎてゆく姿をやりすごしながら、彼女は彼にこう
想う。「さよならの言葉をください」と。恋を終わらせることのできない女性の悲しみがここにあります。
1995 「2月というだけの夜」 SION 06/02/21
A「蛍」(92/9/23)
 空虚な心を持つ青年の心情を歌にした楽曲。青年は自分の子供の頃に想いを馳せる。今ここ
にある夜空もむなしさも心細さもあの頃と似ているのに、あの頃と決定的に違うのは、自分自身。
どんなことをしても”心のからっぽ”を取り除けない彼。そんな彼をとりまくのは、取り立てて何もない
からっぽな部屋とヒューヒュー鳴く壊れかけのヒーター、外を走る車の音、そして2月というだけの夜。
4801 「2月のセプテンバー」 GOOD ON THE REEL 15/02/10
A「シュレーディンガーの二人」(11/8/17)
 僕は君の記憶をたどりながら、君のいない今日に傘をさして、君が帰ってくるのを待っている。君
の記憶はまるで心に刺さったトゲのように僕を貫いている。帰ってくる根拠なんて何ひとつないのに
なぜか心のどこかで君が帰ってくるんじゃないかと思う僕はどうかしてるのかな。でもそれでもいいん
だ。今の僕にとって「君が帰ってくるんじゃないか」と思い続けることだけが救いになってるのだから。
297 「二軍選手」 さだまさし 01/04/08
A「夢の吹く頃」(89/1/25)
 違う分野で夢に向かって走り続ける若者が知り合い、お互いのチャンスをまるで自分のことのよう
に喜ぶ。いいですよね友情って。そんな感情を思い浮かばせてくれるアコースティックな名曲。たとえ
陽の目は見れなくても野球、歌、それぞれの道でがんばっている姿が美しく「自分もがんばらなきゃ
な」と思わせてくれる曲なのです。ホント、がんばらなくちゃな〜!「そう自分の事のようにね〜♪」
2423 「虹」 尾崎豊 07/04/25
A「BIRTH」(90/11/15)
 ”優しさだけなら素直になれるのに 嘘の痛みが僕の心を冷たくする”どんなことでも突き詰めて考
えてゆけば、おのずとどこかで必ず矛盾は発生する。それをそのまま流してしまえれば楽なのだけれ
ど、それを流すことができなかったっていう苦悩が当時の”尾崎豊”というアーティストを形成していた
気がします。アレンジ的には大人っぽい雰囲気が強過ぎて苦手な部類の曲なんですけどね(笑)。
3628 虹」 コブクロ 11/11/25
S(09/4/15)/A「CALLING」(09/8/5)
 人生は何かを生んでゆくゲーム、と言うよりは何かをできるだけ失わないように挑んでゆくゲームの
ように思える時がある。幼い頃に無限の可能性を感じたはずの自分の未来も、時が経つにつれて
その可能性の扉がひとつ、またひとつと閉じられてゆくような気がしてならない。でもそれは今ある常
識にとらわれ過ぎて、目の前にあるはずの開いている扉を勝手に見失ってるだけなのかもしれない。
2795 「虹」 斉藤和義 08/06/12
S(07/9/5)/A「I LOVE ME」(07/10/17)
 毎日が悲しみだけだったらこんなに救いのない状況もありません。そこにはいつもちょこっとした幸せ
もきっとあるはず。そのふたつがワンセットになってるから、人は何とか生きていけるんでしょうね。どう
せ人生はこの先もずっと迷路が続くって決まってるんだから、嘘でも何でもいいから笑っていこうぜ!
ってメッセージがすごく響いてくるロックチューン。このダイナミックなメロディーもアレンジも痛快ですね。
3845 「虹」 フジファブリック 12/06/29
S(05/6/1)/A「FAB BOX」(05/11/19)
 叙情的なものから奇抜なものまで、デビューから4枚のシングルはどちらかといえば心情的に沈ん
だものが多かった気がする彼らの個性が一気に弾けた爽快な5枚目のシングル。降り続いた雨がや
っとあがって空には虹が出ている。なんだか自分さえも生まれ変わった気がする。気がするだけなん
だけど。そして飛び抜け方は宇宙規模(笑)。裏腹に淡々と歌いこなしていくボーカルがまた魅力。
3333 「虹」 ゆず 10/02/03
S(09/9/2)/A「FURUSATO」(09/10/7)
 人それぞれに道があり、どの道にもその途中に必ず障害があるようにできている。それを越えられる
かどうかはその人次第。同じような障害でも、ある人には簡単に越えられたり、またある人にはなか
なか越えられなかったりする。たとえ遠回りしようと結局はそれを越えていくしか生きていく道はないん
だよね。どんなに遠回りしようと、それはまぎれもなくその人の歩いてきた「道」=「答え」なんだから。
3962 「虹色の戦争」 世界の終わり 12/10/24
A「EARTH」(10/4/7)
 「生命を慈しむことは美しい」僕らは子供のころからそう教えられてきたし今もそう思う。そう思う裏
側で今日も世界各地で失われている生命を見殺しにしている。この歌では「戦争」という言葉が使
われてるけど生物たちの「生存競争」はまさに戦争そのものだ。僕らが生きるためには何かを犠牲に
しなくちゃならないようにできている。「生きる」ということが、いかに残酷であるかをわからせるために。
1433 「ニシエヒガシエ」 Mr.Children 04/06/08
S(98/2/11)
 彼らの2年間の沈黙の間に発表された唯一の作品。かなりハードなアレンジがされてて聴いた当
初はかなり辟易してしまったんですけど、やはり聴き続けていくうちに好きになってしまった一曲なの
です。いろんな障害や不満や悩みが自分の行く道を閉ざしたって、結局は生きるために僕らは猛
ダッシュしていくしかないんだよっていう、ある意味腹をくくった、悟りが開けたような作品なのです!
2815 「虹ヶ丘」 GOING UNDER GROUND 08/07/02
A「ハートビート」(03/10/22)
 あえて先を見ずにとにかくひたすら前に向かって走ることって、若者にだけ許された特権のような気
がするな。でもそこでほとんどの若者は自分の進むべき道の途中で迷ってしまう。第一、しっかりとし
た夢なんて持ってる人の方が特別で、大多数の人はどこへ行きたいのかもわからずにさまよい歩い
てるのだから。今さらながら思うけど、ボクも足元のワナなんか気にしない生き物になりたいな(笑)。
4265 「虹が消えるまで」 斉藤和義 13/08/23
A「45 STONES」(11/10/19)
 始まりがあれば終わりは来る。終わってしまうことは多くの悲しみを連れてくる。でもちょっと視点を
変えて「大切なのは始まったことなんだ」と思うことで、終わりを予感させる不安をちょっとだけ和らげ
ることができそうな気がする。この星の上で出会えただけで、それは奇跡的なことなんだ。終わること
なんて大したことじゃない。その奇跡が起きなければ今あるこの感情だって芽生えなかったのだから。
626 「西新宿の親父の唄」 長渕剛 02/03/12
A「JEEP」(90/8/25)
 この曲を聴くたびに、ドラマ「しゃぼん玉」を思い出す。西新宿に店を構えるガンコ親父のシーンに
必ず流れていたメロディー。そして「やるなら今しかねえ」というワンフレーズは、今もボクの心に染み
ついてる。でもこの「やるなら今しかねえ」という想いとは裏腹に身体が言う事を聞いてくれないのも
また事実(笑)。考えに考えを重ねすぎて、逃した魚は大きいなんてことにならないように!(笑)
1682 「虹の彼方へ」 Mr.Children 05/02/12
A「Kind of Love」(92/12/1)
 10代の終わり頃ふと夜になると、なんだか自分ひとりが世の中から取り残されたような、そんなこと
ばかり考えてた日々がありました。さすがに今は考える前に寝てますが(笑)。きっと当時は今の自
分が将来やってけるのかっていう不安を感じていたんでしょうね。この曲の青年とその頃の自分がな
んだかダブって聴こえたりします。虹の彼方。いまだにそんなところにゃ辿り着いていませんが(笑)。
4134 「虹と記念日」 高橋優 13/04/14
A「リアルタイム・シンガーソングライター」(11/4/20)
 僕らは形のないものの大切さを知っているはずなのに、いつも形あるものばかりを探して触れたが
ってしまう。形あるものの中に大切なものも確かにあるけど、それだって形なきものを求めるための手
段にすぎないんだよね。雨の降り始める瞬間は心にも暗雲をたちこめさせる。でも僕らはその雨が
止んだあとに訪れる青空と虹の美しさも知ってる。雨宿りも悪くないなと思える自分でいたいよね。
4928 「虹の雨あがり」 フラワーカンパニーズ 15/06/17
A「マンモスフラワー」(98/4/22)
 世の中うまくいかないことばっかり。でもここで言う「うなくいかないこと」ってどんなことだろうか?普
通に考えれば「自分の思い通りにいかないこと」ってことになるんだろうけど、じゃあ逆に自分の思い
通りにいってることは?と聞かれると頭を抱えてしまう。うまくいってることってうまくいかなくなるまでわ
からないんだよね、きっと。だからうまくいかないってことはうまくいくためのヒントなんだろうな、きっと。
1093 「虹の木」 さだまさし 03/07/01
A「Glass Age」(84/12/12)
 ハワイでの恋の終焉を歌った一曲。男って生き物はいつも女性に何かを求めてばっかりで、自分
から何かを与えようとすることには無頓着な生き物かもしれないなあ。ある意味ひとりよがりな生き
物なのかも?(笑)「逢わなければ」という男の弱さに対して、「逢えたから」という女の強さ。やっぱ
り男はどうひっくり返っても女性には勝てない生き物なのかもしれないなあと思ってしまった一曲。
690 「虹の地球(ほし)」 辛島美登里 02/05/15
A「12K」(98/3/25)
 ひとりの人とめぐり逢っただけで、個人の中の「世界」は今までとは全く変わるものなのかもしれま
せん。「何故だろう あなた初めて逢ったのに 懐かしい気がした」時々そんな感情を持つことがあ
る。それは時には友人にだったり異性にだったり。逢ったばかりの人なのに波長が合う人って、もし
かしたら前世では家族や恋人だった人なのかもしれない。そんな想いまでも巡らせちゃう曲(笑)。
3737 「虹の見える明日へ」 奥華子 12/03/13
A「うたかた」(10/8/18)
 今の自分があるのは今までいろんな場所で迷い転んで、そのたびに立ち上がって来たから。今ま
で経験してきたことの中にムダなことなんて何ひとつなくて、すべての出来事が今の自分を創ってき
たんだ。あなたに出会えたことだって、今までの何かひとつが欠けていても成し得なかった。もちろん
ここに来るまでに失ってしまったものもたくさんある。でもそうやって人は前へと進んでいくんだよね。
4210 「西日と影法師」 ファンキーモンキーベイビーズ 13/06/29
A「ファンキーモンキーベイビーズ」(06/7/19)
 子供の頃に毎日見ていた夕暮れの風景を今また目にする。そこにこれ以上ない郷愁を感じる
のは何も考えなくても明日がやって来て何があっても無邪気に笑っていられたあの頃に戻りたいと
思う自分と、でも過去ばかり振り返っていては前へは進めないとわかっている自分に板挟みにされ
るからかもしれない。思い出は時が経つほど愛おしくなる。だけど今は、明日と向き合わなきゃね。
1604 「西陽のあたる部屋」 村下孝蔵 04/11/26
A「恋文」(88/10/21)
 貧しさのなかで暮らす。余計なものが身の周りにないからこそ、真実がより鮮明に見えてくること
がある。この歌はそんな貧しい暮らしのなかで愛しあっていた主人公と彼女との別れが綴られてい
ます。彼の作品には貧しさのなかだからこそ見えてくる「幸せ」を歌ったものが数多くあるのですがど
の歌もどこか悲しい感じがします。これは彼の歌のもつ個性なんだろうけど、そこがまたいい(笑)。
4385 「西藤公園」 back number 13/12/21
A「逃した魚」(09/2/18)
 「冬が好き」と言った君の隣に僕はいる。僕が君を好きだってこと、わかってくれてるのかな?ただ
何を言っても君に肩透かしをくらいそうで、もし受け入れられなかった時のことを考えると気軽に気
持ちを伝えるのが怖い。「僕がいい」って君が言ってくれないかな。それとも僕が気持ちを伝えない
かぎり君の気持ちを知ることはできないのかな。そんな青年の揺れる気持ち、わかりすぎる(笑)。
1840 「21」 エムラミノル 05/09/19
S「恋花火」カップリング曲(04/6/30)
 21歳まで生きてきて、別にたいしたものを何も残してるわけでもないのに、言い訳ばっかりうまくな
った。これからの道しるべなんて、まだどこにあるのかさえわからないけれど自分の信じた道を歩き続
けることが今の僕にとっての「生きること」、と歌う若き彼の信条を綴った楽曲。「どこかの民族の雨
乞いは絶対雨が降る だって雨が降るまで祈り続けるから」という一節がすごく胸に響いてくる歌。
1787 「25番目の夢」 浜田省吾 05/07/28
A「イルミネーション」(78/9/21)
 何で25番目なのかは彼のみぞ知るところなのでしょうが(笑)このあまりにも短い楽曲のメロディー
と詞が好きなんですよね。そこにはかなわぬ夢に手を延ばす男がひとり。もしかしたら未完成の作品
なのかもしれない。ある試作曲の一部分を切り取ったものなのかも。だとしたらその完成品をぜひと
も聴いてみたい!でもそんな想像が楽しいのだから、この曲はこの短さで十分なのかもしれないな。
44 「22才の別れ」 風 00/06/01
A「風 ファーストアルバム」(76/6/5)
 この曲にはねえ、かなり思い入れがある。男は彼女と5年の月日をかけて愛を育んできた。しかし
女は目の前にあった将来を選んでしまう。青春という残酷さとはかなさが、わずか3分強の曲の中
につめこまれています。「ひとつだけ こんな私のわがまま聞いてくれるなら あなたはあなたのままで
変わらずにいてください そのままで」男からしたらムシのいい話なんだけどそれもまた現実なのです。
3659 二十年後の恋」 馬場俊英 11/12/26
A「延長戦を続ける大人たちへ」(09/7/1)
 君と二人きりで出かけるなんてここ数年なかったから、何を話していいのかわからないな。さすが
にお互い歳をとったね。若い頃はぼんやりこうなってるんじゃないかな?って思ってたけど、まさか実
際にまだこんな風に一緒にいるなんて、時の流れって不思議だな。そんなお父さんとお母さんのデ
ートシーンを歌にしたこの曲を聴くたび、馬場さんってホント優しくてあったかいんだなって思うなあ。
4708 「24時間」 GOOD ON THE REEL 14/11/09
A「マリヴロンの四季」(13/8/21)
 僕は君が着ていたその赤いカーディガンを似合っていると思ったけど、君は「大きすぎる」とふくれて
いたね。アイスクリームを食べている時の君の唇はすごくセクシーで、僕はそのアイスを分けてくれなく
てもいいからその唇だけが欲しいとねだったね。もうあの時には戻れない。君が涙で濡らした君お気
に入りの花柄のシーツの上で僕は今日も眠る。戻ることのない時間に「さよなら」を繰り返しながら。
90 「24時間の神話」 Voice 00/08/26
S(93/7/28)
 美しい旋律に乗る双子のデュオ・Voiceのデビューシングル。曲の内容は別れた愛しい人を忘れ
られない女性の気持ちを歌っているが、この曲のビデオクリップは、中島みゆきの「あした」という曲に
通ずるように、女の子が泣いてるのが印象的だった。確か昼のドラマの主題歌にもなっていたっけ
なあ。とにもかくにも女性の繊細かつ悲しみの淵を歌い上げたこの曲は、名曲に値すると強く思う。
2875 「虹を越えて」 スピッツ 08/11/02
A「インディゴ地平線」(96/10/23)
 主旋律となるはずのイントロのメロディーが歌として出てくるのが最後の最後、という変わった構成
を持つ曲です。「早く出て来い、出て来い」とやきもきさせといて、出てきたと思ったら曲が終わるとい
う「してヤラれた曲」です(笑)。「虹の向こう」とはいったいどこをさしているんでしょう。そこはきっと今
心に抱いている不安をすべて満たしてくれるような場所なんだろうな。あるのかはわからないけど。

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