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みだな〜なみん

3303 「涙2」 爆風スランプ 10/01/04
S(92/3/1)
 しかし彼らはなぜこうも「失恋ソング」を歌うのが似合うのでしょう。逆に彼らの愛の歌を聴いて
もあまりピンと来ないのはなぜでしょう?(笑二人が別れるのは次にまた出会うため、というのは
女性側のいい口実のようにも思えてしまうんだけど、それをこの力強い演奏とボーカルが救ってる
気がする。が、その強さも単なる強がりに聴こえなくもないところが彼らの作品のいいところ(笑)。
2840 「涙のあとに」 小松未歩 08/07/27
A「a piece of cake」(06/4/26)
 自分はダメな人間だと思いながら生きてきた。このままじゃいけないと思いながら生きてきた。だ
けどあなたと出逢ったことで、生まれて初めて自分という存在を受け入れられた気がする。そんな
女性の切ない心情を綴った曲。彼女が今まで涙を流し続けてきたのは彼に出逢うためだったの
かもしれない。そう考えると、すべての悲しみの涙もいつかは報われるのかな?そう信じたいけど。
3523 「涙の海で抱かれたい」 サザンオールスターズ 11/08/12
S(03/7/23)
 ポップで明るい曲調にこのほろ苦い恋の終わりはないでしょう?という彼ら独特の18番。「夏限
定の恋」というテーマはたくさん歌われてるけど、彼らほどビシッと決まっちゃうバンドもなかなかいな
い。「僕だけの天使でいて」という願いむなしく彼女は去ってしまうけど、決して恨むのではなく
も君を追いかけたいという未練がましさに爽やかさを感じてしまうのは彼らのみがなせる業(笑)。
4998 「涙の温度」 高橋優 15/08/26
A「BRAKE MY SILENCE」(13/7/10)
 この世の水にはすべてに「温度」がある。「涙」や「雨」、「川」そして「海」。それらは時には包み
込んでくれるような大らかさを、またある時には牙をむいて襲ってくるような怖ろしさを見せてくる。
温かく感じるのか冷たく感じるのかは、その人が今まで生きてきた道のりによるところが大きいのだ
ろうけど、こういう些細なんだけど「人間」として重要な部分って、大切にしていきたいですよね。
3258 「涙の数、大人になれたら」 南野陽子 09/11/20
A「GAUCHE」(89/7/12)
 今の自分があの時の自分だったら、破れてしまった恋もうまくいっていたかもしれない。人は歳
を重ねていくたび、若き頃の自分の選択を悔やみ、そして愛おしく思うようになるんですよね。こ
の曲はある休日にふと今までの経験を思い返す女の子の想いが綴られています。もし今の自分
があの頃の自分だったら。そう思うほど、戻らない季節になぜか悲しみをおぼえてしまうのです。
2713 「涙のキセツ」 やなわらばー 08/03/22
S「夢を見た」カップリング曲(07/5/23)
 「春は出会いと別れの季節」って言葉をよく目にしますけど、ホントは「涙の季節」がふさわしい
んじゃないかなって思います。それがうれしいにしろ悲しいにしろ、春は人が心の振幅にもっとも
敏感になる季節。その振幅が涙となってつたってくるような気がします。簡単に説明はつかない
んですけどね。明るいメロディーに別れと再会への誓いをのせたその歌唱が、心に響いてきます。
414 「涙のセレナーデ」 長渕剛 01/08/04
A「アコースティック 俺の太陽」(99/12/22)
 男に泣かされ続けて来た女の情念を歌った曲なのだけれど、「巡恋歌」といい、この曲といい、
この人はどうしてこうも「女の情」を理解できるんだろう(・・・彼が理解してると思うのはボクだけか
もしれないが(笑))。そしてそれでも気丈に立ち直ろうとする女の強さを、この曲からは感じとれ
るのです。きっと忘れることなどできないのだろうけど。それにしてもメロディーがセンチメンタルだ!
291 「涙の夕焼け」 KAN 01/04/02
A「MAN」(96/5/27)
 彼女に「別れ」を宣告される寸前の男のどうしようもない気持ちを描いた一曲。この男の「自分
がどんなにみじめな目にあっても、彼女とは別れたくはない」という意地らしさがストレートに伝わっ
てくるし、「夕焼け」というシチュエーションが余計心に染みてくるのだ。しかもこの曲の最大の焦点
は、それが比較的明るい曲調で歌われている点で、それが大きく印象に残っている曲なのです。
4414 「涙の行方」 チャットモンチー 14/01/19
A「YOU MORE」(11/4/6)
 なぜ涙の味はしょっぱいのだろう。もし甘かったら涙を流しても少しは幸せになれるのに。もとよ
りなぜ感情が昂ぶると涙が流れるのだろう。涙は私の分身。だから涙した理由を忘れないように
わざとしょっぱく設定されているのかもしれない。涙を流すことはどちらかといえばタブー視される。
だからそこに正味な話が隠されてる。「笑顔」が美徳とされるこの世の中の本当の姿なのだろう。
967 「涙の行方」 吉岡秀隆 03/02/25
A「つづく」(96/3/21)
 今生まれた時代を憂いてみても何も始まらない。人は望む場所、環境、親ってものを自分で
選んで生まれて来ることはできないけれど、自分ってものを持つのは自分自身だからそれだけで
もしっかり持っていきたいなって思います。そしてその時に涙を流したとしたら、その涙はきっと自分
の財産なんだ。この国に生まれただけでも幸せだよなって、最近ではそう思えるようになりました。
4458 「涙のらぶれたあ」 ふきのとう 14/03/04
S(82/5/21)
 霧雨の降る交差点で見かけたあの人は僕を振ったあなたによく似ていました。忘れかけていた
片想いが急によみがえってきて、懐かしく美しいはずだった思い出が急につらく思えてきたのです。
歌詞のひらがなの部分がカタカナになってるこの曲の歌詞は正直言って読みづらいのです。そして
タイトルにもある「ラブレター」だけがひらがな。これはきっと何かをねらってのことなのでしょうけどね。
507 「涙のリフレイン」 辛島美登里 01/11/05
A「Green」(91/2/27)
 若い頃の恋って本当にキレイな想い出になるのです。この物語に登場する二人も若い頃に恋
に落ち結局は別れてしまったのですが、大人になった今彼が結婚したと聞いて彼女は・・・今のボ
クぐらいの年代にはけっこうあるようなハナシです。まだ今でも彼への想いを抱き続けてる彼女。で
もこんなシチュエーションになぜか相手に対して優しくなれてしまうから時間って不思議ですよね。
4156 「泪橋」 野狐禅 13/05/06
A「東京23区推奨オモイデ収集袋」(04/11/17)
 ”泪橋 逆さに渡ろう”とは名作『あしたのジョー』の有名なフレーズ。もう失うものはないと人生を
投げ捨てる覚悟があるなら、もう一度やり直そうって覚悟も持てるはずだよね。すべてを諦めたか
らって楽になれるはずもない。どのみち楽になれないのなら、たとえ茨の道が待っていようと前に進
む方へ持って行こう。たとえ夜中の窓ガラスに映る自分のファイティングポーズがビール腹でも(笑)。
370 「涙は大切な君の友達だから」 長渕剛 01/06/21
A「ふざけんじゃねえ」(97/9/3)
 これまたアルバムタイトルからは考えられないほど(笑)、この曲は優しく包み込んでくれる名曲。
人は誰でも悲しみに暮れて涙を流すときがある。たとえ孤独であっても君のその頬を伝う涙は大
切な自分の友達だ・・・と歌っている。そう、人は孤独になりたくない生き物だけど、決してひとり
じゃないんだ。その涙が頬をつたう限り、友達はそこにいるんだよってメッセージが温かい曲です。
89 「涙はどこへいったの」 南野陽子 00/08/25
S(89/3/1)
 この曲にはかなりの思い入れがあるんです。とはいっても自分のことではなくて、彼女のラジオ番
組でこの曲が発売される直前、曲を題材にしたドラマをやったんですが、それがとてもよくて。明る
い曲調の中に、「もうあの愛し合っていた頃のふたりには戻れない」ということが盛り込まれていて、
明るい曲調なんだけど悲しい曲。こういうシチュエーションにこそ、ボクの涙腺は弱いのです(笑)。
817 「波の上」 中島みゆき 02/09/20
S「あの娘」カップリング曲(83/10/21)
 恋を失って帰る場所を失った女性の心情を歌にしています。この曲はオリジナルよりもむしろ情
感たっぷりに歌われているライブアルバム『歌暦』の方が胸にキます。昨日、つまり彼と別れた日
のことを忘れようとすればするほど、よけいに記憶の脳裏によみがえってくる女性の切なさが十二
分に描かれています。でも「エデン」って単語が彼女から出てくるっていうのはちょっと意外ですね。
1493 「波乗りジョニー」 桑田佳祐 04/08/07
S(01/7/4)
 イントロを聴くだけで「夏だな」と思えてしまうところがすごい。だけど軽快なメロディーに乗ってるこ
の詞が悲しいなあ。サビ部分の「だから好きだと言って天使になって そして笑ってもう一度」「いつか
君をさらって 彼氏になって 口づけ合って愛まかせ」これは彼の見た幻なんですよね。そうしたかった
けどできなかった気弱さを嘆いてると同時にその恋をもう一度蘇えらせたい切なさが響いてくるな。

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