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〜な

1375 「七色の花」 徳永英明 04/04/11
A「honesto」(99/6/2)
 自分の前に現れてくれた彼女に七色の花を贈るこの楽曲。「花言葉」っていうのはあまり詳し
くはないんですけれど、ひとつひとつの花にはそれぞれ意味がある。この主人公が七色の花束を
贈ったのには、自分を見つめてくれている彼女を大事にするということ以上に、彼女に対する自
分の願いもこめられているような気がします。聴いていてすごく優しくなれるメロディーですよね。
2547 「ナナへの気持ち」 スピッツ 07/08/27
A「インディゴ地平線」(96/10/23)
 おそらく日本ポップス史上で初めて「ロイホ(「ロイヤルホスト」というレストランの略)」が歌詞にの
った楽曲(←大げさじゃない?(笑))。しかも街道沿いってとこが妙にリアル。手短に言えばナナ
という(当時の)今どきの女の子と一緒に生きていこうと決めた男の決意の物語みたいですけど、
サビ部分のマサムネさんの伸びやかなボーカルはまるで清涼飲料だ(←あくまでイメージ(笑))。
2290 「何かいいことないかな」 河島英五 06/12/13
S(75/4/25)
 がなるようにまくし立てるボーカル。だけどそこには心の底からのリアルな叫びを感じます。「何か
いいことないかな」いくつになっても人間はこの10文字に尽きるのだと思う。何かに熱中したり何
かを全うしたとしても、それでも人間はもっといい「何か」を探そうとする。そんな、できれば誰もが
誰にも知られたくない心情の裏側をこうもストレートに表現した彼のデビュー曲に圧巻されます。
1123 「何も言えなくて・・・夏」 J-WALK 03/07/31
A「心の鐘を叩いてくれ」(91/11/21)
 愛が終わった後に、いかに自分にとって彼女が大切な人だったのかを思い知る男の心情を歌
った切ないラブソング。「私にはスタートだったの あなたにはゴールでも」という一節が染みますね。
男ってのは手に入れた瞬間の後のことまでは何も考えていない非現実的な生き物なのかもしれ
ない。それが男のいいところでもあり悪いところでもある、と誰かが言ってます(←お前だろ(笑))。
1028 「なにもない」 ゆず 03/04/27
A「ゆずマン」(98/2/21)
 ボーカル+アコースティックギター+ハーモニカ。この組み合わせはまさにフォーク!(笑)彼らの繰り
出す楽曲たちは、初めて聴いたにもかかわらず心の裏側にどことなく懐かしさを感じさせてくれる
ものが多いのです。この曲からは悲しみをうまく言葉にできなくてもいいじゃないか。涙を流すとい
うただそれだけの行為が、次の何かへのステップになってくれるよ、というメッセージを感じるのです。
1996 「何もないテーブルに」 斉藤和義 06/02/22
A「素敵な匂いの世界」(94/3/24)
 何ともメランコリックな楽曲です。詞だけを読むとまるでスピッツの楽曲のようですが(笑)正真正
銘斉藤さんの曲。何もないテーブルの上に想いをのせたら何が見えるんだろう?そこからこの歌の
物語は始まるのですが、そういえば最近現実的なことばかり見ちゃって想像とか夢想なんて言葉
はとんと無縁になっちまったな(←そうか?(笑))。でもすべては想像から始まるものなんだよね。
1133 「何もない僕等」 竹内めぐみ 03/08/10
S(03/5/28)
 いったい「自由」とはどういうことだろう?世界には今日生きていくことさえ難しいって人々がた
くさんいる。それに比べ確かにこの国は自由に満ち溢れているかもしれない。でもだからこそ生き
てゆくことが難しい場合もある。見栄やプライド、余計なものがあるからこそ、その国々にはない
苦しみがあるような気がする。この曲には僕と君と空以外、何も風景が浮かんでこないのです。
2438 「何もなかったように」 荒井由実 07/05/10
A「The 14th Moon」(76/11/20)
 ”人は失くしたものを胸に美しく刻めるから いつもいつも 何もなかったように明日をむかえる”
確かにそうかもしれない。哀しい思い出も、時が過ぎればいい思い出として残る場合もある。で
もそれは単に記憶が薄れているのにすぎないことなのかも。過去を引きずって生きていけるほど
「明日」は優しくはない。ってことは幸せになるためには忘れっぽくなるのが前提なのか?(笑)
4776 「nani o naiteruno」 スネオヘアー 15/01/16
A「8」(13/5/22)
 気ぜわしい毎日にうんざりすることがある。というよりも、うんざりしない日を見つけることの方が
難しかったりする。世の中は奪い合い。野生動物たちはすべての時間をほぼそれに費やしてこ
の世から消えてゆくのに人間だけが安定した時間の中で人生を送れるってことの方がおかしい
ことなのかもしれない。頭ではそうわかっているんだけどやっぱり安定を望んでしまう。つらいね。
1352 「Navigation」 徳永英明 04/03/19
A「Nostalgia」(93/12/10)
 時代に流されない生き方に魅力を感じると同時に、時代に流されながらもその流れの中で
どうやって生きていくかを考えるっていうのも大事じゃないかと思う自分もいます。確かに今の時
代に背を向けて、自分の生き方を貫き通すのもひとつの生き方。だけど今目の前にある現実
に対峙して、その中で自分の道を決めて生きてゆくっていうのもひとつの生き方なんですよね。
2760 「ナビゲーター」 ザ・ブルーハーツ 08/05/08
A「Bust Waste Hip」(90/2/10)
 「のたれ死んだところで 本当のふるさと」って一節がすごく心に残ってる曲です。まあ人間生
きてりゃ悩むことや苦しむこともそりゃありますよ。でもそんな時こそ自分が生きて今ここにいるっ
ていう現実を考えた時それだけで奇跡に近いことなわけだから、それぐらい潔くなって考えても
いいんじゃない?ってメッセージを感じます。吹奏楽部みたいなエンディングがまたいい(笑)。
3055 「生意気なパートナー」 長渕剛 09/05/01
A「HUNGRY」(85/8/22)
 ”俺を涙でかなしばりにさせちまったのはお前だけ”男って女に頼られてるように感じがちだけ
ど実際は逆のような気もする。実は男って見た目ほど内面は強くないのかもしれない。強くな
いからこそ強がってるように見せてるきらいもあるし(笑)。目の前から消えた女に向かった”やっ
とお前の事を嫌いになれそうなんだ”って最後の一節は男の精一杯の強がりなんでしょうね。
1154 「名前のない鳥」 山崎まさよし 03/09/02
A「HOME」(97/5/21)
 この淋しい世界で生きる僕は、まるで目的の場所を失った鳥みたいなものだ。でも裏切り裏
切られるこの世界で心に影を持つぐらいなら、いっそ名もない鳥になってさまよっていたい。う〜
む、できたらそんな鳥になってみたくなる日もありますが(笑)でもいざそう思ったとしてもこの場か
ら自分の存在など消せるはずもない。男は今日もそんな幻想を抱きながら生きてゆくのです。
372 「名前をつけてやる」 スピッツ 01/06/23
A「名前をつけてやる」(91/11/25)
 彼らのセカンドアルバムの表題曲であるが、そのポップさはもう彼ら独特の世界。彼らの楽曲
にはめずらしくちょっとエロティックな詞が印象的。考えてみればブレイクする前もブレイクした後
も、彼らの楽曲というのは一貫して変わらずに自分たちのオリジナリティーを保ち続けているのが
「たいしたものだなあ」と思うし、それが人気の秘密だとも思う。ネコのジャケットが印象的だね。
3837 「名前を呼んで」 斉藤和義 12/06/21
A「ARE YOU READY?」(10/10/27)
 あなたに会えない。本当は寂しさに涙したい。でもそうなったらあなたが困るだろうから私は笑
顔でいる。もし会いたくなったら私の名を呼んでほしい。私の名を呼んでいてくれると思えるだけ
で何とかやっていけそうだから。そんな女性の寂しい心情を綴った曲。私は「あなた」だけを見て
います。「あなた」は私だけを見てくれていますか?その葛藤が彼女の心に今夜も影を落とす。

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