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〜な

392 「名もなき詩」 Mr.Children 01/07/13
A「深海」(96/6/24)
 このめまぐるしく変調を迎えるメロディーがたまらなく好きなのだ。そしてサビからラストへの盛り上
がり方が。これを歌うには一にも二にもあの「早口言葉」をマスターできるか否かにかかっている。
それはそれとして、この歌を聴くたびに人の心って弱いものなんだなってことに気づかされる。わか
りあえた人とでも、考え方の違いは容赦なくやってくる。自分の檻の中でもがいてるうちは・・・ね。
4390 「名もなき花の向こうに(仮)」 森山直太朗 13/12/26
A「素敵なサムシング」(12/4/11)
 前向きに生きるかどうかはその人次第。考え出せばきりがない。でもあまりに考えないとあとで
泣きを見る。今こうしてあれこれ悩んでいることだって明日になればどうでもよくなってしまうことも
あるし、逆に明日考えてもいなかったことが重くのしかかってくることもある。人の気も知らないで
空は今日もいつもと同じようにそこに広がっている。まるで空が僕の人生を試しているかのように。
2042 「名もなき星」 徳永英明 06/04/09
A「MY LIFE」(04/9/29)
 夜空に散らばる星たちが光りだす空の下で、今はもう自分の隣にはいない”君”に想いを馳せ
る男の心情を綴ったバラード曲。君を想うほど君は遠くなる。一緒にいたときはさほどに思わな
かった些細なことが実は自分にとってこれだけ大きかったと、男はそれをいやというほど思い知らさ
れます。君も今どこかでこの星を眺めているのだろうか?男の届かない想いが切ない歌ですね。
3801 「名もなき夢」 GOING UNDER GROUND 12/05/16
A「稲川くん」(11/4/27)
 イメージ通りに進む夢なんて、はたしてそれを夢と呼べるのだろうか?たくさんの障害があって
それでも自分の意志を貫いて生きてゆく。その障害とは周りにある環境じゃなくて「こんな風に
なるわけがない」とあきらめてしまう自分自身なのかもしれない。いかにあきらめずにその夢に向
かってゆけるか。大人げないほどに懲りない人こそ最も夢を掴む可能性がある人なのかもね。
4846 「奈落をぶち破れ」 SION 15/03/27
A「Kind of Mind」(12/7/25)
 ふと、どうしようもなく気弱になる時がある。「俺は無敵じゃないか」と自信に満ちあふれていた
こともあったのに。あいつはどうしようもない傷を抱えてる。痛みを抱えてる。なのに余所見もせ
ずに、ただ信じるがままに闘っている。それなのに俺がこんなちっぽけなことに躓いて下を向いて
いてどうするんだ。俺より窮地に立たされている人はたくさんいる。まだ上を向いて歩けるだろ?
4395 「ならば、友よ」 野狐禅 13/12/31
A「ガリバー」(06/6/21)
 「夢」って言葉はあきらめた人が発明したのだろう。だってそれを叶えていたのならそれを「夢」
とは呼ばなかっただろうだから。「青春」って言葉は立ち止まってしまった人が発明したのだろう。
だってどんなに歳をとったって「今が青春」って人もいるのだから。今をしっかりと生きる。「今さえ
よければ」じゃなく「今を悔いなく生きる」ってこと。それがいろんなものにつながってゆくんだよね。
3566 「なるようにしかならないが」 SION 11/09/24
A「Naked Tracks 〜光へ〜」(08/11/14)
 「生きる」というのはジタバタすることだ。何もしないでただ過ぎてゆくのを待つことを、生きている
といえるだろうか?と、口で言うのは簡単だけど実際何をどうジタバタしたらいいのかわからない
それがわかっちゃえば一目散にジタバタし始めるんだろうけどね(笑)。ただ、なるようにしかならな
いのならとにかく目の前にある停滞をぶっ壊すことから始めるってことがいいような気がする(笑)。
4568 「なれのはて」 フラワーカンパニーズ 14/06/22
A「ハッピーエンド」(12/10/3)
 いつか終わりが来るとわかっているなら、そこまでしてがんばる必要もないんじゃない?それでも人
はがんばってしまうのです。いや、がんばらなきゃならないんじゃない?過去のためでも未来のため
でもなく。あ、未来のためってのはちょっとはあるか。とにかく今を生きているんだから今一生懸命に
生きなきゃいつ生きるのよ。周りがどうなろうと何言われようと結局は自分がやるしかないんだぜ。
3964 「ナロウカーヴ」 スネオヘアー 12/10/26
A「SUN!NEO!AIR!」(99/2/17)
 あの頃の僕は退屈な日々と戦ってた。そしていずれ来るであろう輝かしい日々を夢見ながら。と
ころが最近の僕はあの退屈でしかなかったはずの日々に想いをはせ、その日々をいかに無駄に過
ごしていたかを思い知らされている。まあ歳を重ねなきゃわからないことってたくさんあるよね。もちろ
ん、その当時はその時にしかわからない悩みを抱えていたんだろうけど。時の流れって無情だね。
4645 「なんで」 いきものがかり 14/09/07
A「I」(13/7/24)
 ずっと友達だと思ってた。だけどあなたが好きな人の話をしたとたん、私の中のあなたの存在が
友達として語れないほど大きくなってたことに気づいてしまった。今さら好きだなんて言えない。今
のこの関係も壊したくない。なんで私はあなたに恋しちゃったんだろう?こんな気持ちに気づかな
い方がよかった。でもあなたと離れたくない。そんな女の子の揺れる想いが切なく、甘酸っぱいな。
3527 「なんでぼくらは」 GOING UNDER GROUND 11/08/16
A「LUCKY STAR」(09/3/4)
 人間が生きていく力ってきっと単純なんだと思う。自分以外の愛しい誰かがいてくれさえすれ
ば、その人のために持ってる以上の力でがんばれちゃったりするんですよね。そしてその人が純粋
な想いを向けてくれるたび、自分がいかにずるくて暗い心の持ち主なのかが見透かされてしまう
気がする。なぜそこまで僕を想ってくれるの?僕なんて、君に対し何にもしてあげられないのに。
4825 「なんでもっと」 奥田民生 15/03/06
A「Fantastic OT9」(08/1/16)
 自分で言うのもなんだが、すべてのことにおいてなんでこう、もっとサラッとできないのだろうか。
頭では何をすればいいかはっきりわかっているのに、それがうまく身体に伝わっていかない。現実
を甘く見ていると言われればそれまで。でも現実なんて常に頭の中で描く幻想を体現した姿の
はずなんだよね。良くも悪くも現実になるその時が来るまでは、それは現実じゃないんだからさ。
3929 「なんという幸せ」 B'z 12/09/21
A「ACTION」(07/12/5)
 夢がある。それだけで夢を半分以上手にしたと言えるんじゃないかな。だってあとはその夢に向
かってどうしていくかだけなんだから。今の僕は夢どころか数年後の自分がどうなっているかさえ想
像できないし、想像するのも怖い。今を精一杯生きることが未来につながるとしか、この先の未
来を見出せないでいる。それがいいのか悪いのか、その答えを知るのはまだまだ先なんだろうな。
3299 「なんとかしなきゃ」 SION 09/12/31
A「I DON'T LIKE MYSELF」(93/10/21)
 始まったものはすべて終わるようにできている。だからいつかすべては終わってしまう。だけど終
わってしまうからこそまた始めることができるんだよね。生まれてこないなら何とかして生み出そうと
しなきゃ何も生まれてこない。足りないものがあるからこそ人は何かを生み出そうとする。だから足
りないものが多すぎるほど実は生み出すチャンスがあるってことなんだよね、と思いたいよね(笑)。
4386 「なんにもいらない」 GOING UNDER GROUND 13/12/22
A「Roots & Routes」(12/11/14)
 いろんな物事が渦巻くこの世界。最終的に大切なのは心の中をすっからかんにすることなのか
もしれない。どんなに正しいことだと思ってもある人には悪に映ることもある。絶対正しいと思える
ものにすがりつくことで本来体験できるはずの成功した喜びや失敗した悲しみを奪われてしまうこ
ともある。「ホントのこと以外なんにもいらない」実際には、そうなることが一番難しいんだけどね。
2720 「なんにもないへや」 森山直太朗 08/03/29
A「新たなる香辛料を求めて」(04/5/26)
 しかしこの歌の歌詞、ひらがなとカタカナだけで構成されているので読みづらいこと読みづらいこ
と(笑)。いや、これもこの曲のねらいの一部なんでしょうけどね。「生きる意味」というとりとめのな
いテーマに対する答えなんかないのかもしれない。困難な日々に立ち向かってゆく。それは答え
を見つける手段ではなくて、立ち向かってゆくことこそが、その答えそのものなのかもしれないな。
2071 「何の変哲もないLove Song」 KAN 06/05/08
A「何の変哲もないLove Songs」(05/8/1)
 タイトル通り、シンプルな言葉とメロディ展開で綴られた彼らしいラブソング。特別なことが幸せ
なのではなくて、別に何てことないんだけどふっと自然に笑みがこぼれてくるような、そんな関係に
こそ、実は究極の幸せはあるのかもしれない。ま、それは人それぞれの幸せへの価値観にもよる
んでしょうけど(笑)。特別なものじゃない”何の変哲もないラブソング”が心に染み入ってきます。
760 「何の矛盾もない」 長渕剛 02/07/25
A「LICENSE」(87/8/5)
 ピアノ演奏とボーカルが前面という構成ですごく神聖なイメージがします。「愛する」っていうこと
って「矛盾」だとか「矛盾じゃない」だとかいう議論を完全に超越していて、理屈じゃない、心の底
からの信号によって動かされているような気がします。「社会」という自分を削る戦場の中に毎日
出てゆく男にとって女は「港」のようなものなのでしょう。そんな印象をこの楽曲には持っています。
3562 「No.1」 ザ・ハイロウズ 11/09/20
A「Relaxin’WITH THE HIGH-LOWS」(00/6/9)
 当たり前なことを当たり前だと思わない。人間らしく?僕らしく?そう思うことじたいが不自然じ
ゃないのか?そんなどうでもいいように思えることを考えることが問題の突破口になる気がするな。
今まで最大の難問を何度も越えてきた。「最大を何度も」って表現もおかしいけど、その時点じ
ゃ最大だったものを何度も越えてきたから、ちょっとのことじゃこたえない今の自分があるんだよね。
2072 「No.1」 槇原敬之 06/05/09
A「SELF PORTRAIT」(93/10/31)
 世界で一番素敵な恋・・・そりゃいったいどんな恋なんでしょうね。ただそれは人それぞれの感じ
方で、恋をしている人の数だけあるんじゃないかなって思うなあ。君をできるだけ笑わせて、いず
れ年寄りになったら、そのしわは僕のせいだって言わせたい!って表現がいかにも彼らしいな。自
分の好きな人がそばで笑ってくれること。それが、自分を幸せにする最も近い方法なのかもね。
1466 「難破船」 中島みゆき 04/07/11
DVD「夜会Vol.10『海嘯』」(00/1/19)/A「日-WINGS」(99/11/3)
 「思い出なんか邪魔な荷物 急いで捨てることさ 傾いた船べりから」というまたも強烈なフレー
ーズを歌う反面、重厚さも感じるロックチューン。この夜会の主人公・水上まゆは、ある復讐心だ
けを胸に生きている女性ですが、一方でそんな生き方に後悔もしている。復讐だけが生きがいと
確信してる裏側で心のどこかでそこに到達したくないと苦しむ彼女の心情を表現した悲しい曲。

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