フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

〜も

2708 「MOTTAINAI」 さだまさし 08/03/17
A「とこしへ」(05/9/7)
 豊かな時代に生まれた僕らに衝撃を落とすフォーキーな楽曲。お国のために生命をいともたやすく
捧げさせられた戦前のこの国では、だからこそ生命の大切さを皆が知っていた。逆に平和ボケした今
のこの国では生命がいともたやすく扱われる。もちろん、戦前では考えられなかった悩みが今の現代
にはあるけど。どっちがいいと簡単には言えないけど何が大切なのかだけは間違えずに生きたいな。
4773 「モットー。」 阿部真央 15/01/13
S(11/5/18)/A「素。」(11/6/1)
 「生きてるだけで素晴らしい」その意見には賛否両論あるだろう。がんばっていないヤツに何かを与
えるなんて今の世の中からしたらおかしいって意見もある。生きていること自体が奇跡の連続なのだ
から、もっとありのままに生きてもいいんじゃないかって意見もある。答えはその当人がどちらを選ぶか
だけなんだよね。強いて言えば自分をとことん突きこめていくことにこそ答えは隠されているのかもね。
2039 「もっとそばにきて」 福山雅治 06/04/06
A「LION」(91/3/21)
 ストレートでアコースティックなラブソング。演奏時間も2分台ととてもストレート(笑)。こういうある程
度いい年なのに(笑)少年のような恋心を歌う彼の歌声がまたいいんですよね。そう、男はいつでも
恋に恋焦がれる生きものなのだ!(笑)こんなに荒んだ時代だからこそ余計に安らげる温もりを求め
てしまう。う〜む、男ってのは女性よりもずっと寂しさに弱い存在なんだよなと感じてしまう曲(笑)。
2682 「もっと近くに」 オフコース 08/02/20
A「as close as possible」87/3/28)
 オフコースの作品中五指に入るほどのポップさを持っているのに、この曲の内容はとてもドライで悲
しいものです。人の心や想いは、今目の前に君がいるという事実にかなわない。過去の思い出に
頼らざるを得ない恋愛は先が見えてる。つまり彼女に触れている時にだけしか愛している実感が生
まれない。だからもっと近くに来て、という新境地にたどり着いた男の心情を描いた、悲しい楽曲。
3528 「もっと強く抱きしめたなら」 WANDS 11/08/17
S(92/7/1)/A「時の扉」(93/4/17)
 「もっと強く君を抱きしめたなら もう二人迷うことはない」というフレーズはとても刹那的である意
味稚拙な感じもしちゃうけど、でもなぜかこれに勝るものもないなって説得力を感じてしまうのはボ
ーカル・上杉さんの歌唱力によるものも大きい気がする。どんなマイナス状況に置かれても君さえ
いればすべてプラス思考に転じてしまえるってことを考えると、全然稚拙なことではないんだけどね。
3094 「もっと遠くへ」 レミオロメン 09/06/09
S(08/7/30)/A「風のクロマ」(08/10/29)
 人生は何度だってやり直せると誰かが言う。だけど今という瞬間はもう二度と戻ってこないんですよ
ね。そのジレンマのはざまで迷う青年の想いを歌にした壮大なナンバー。この荒んだ時代を生き抜く
ことは実は奇跡に近いことなのかもしれない。でも僕らは「この世に生を受けた」っていう奇跡をすで
に体験してるわけだから、もし明日思いもよらないことが起こったって何の不思議もないんですよね。
3732 「元少年の歌」 フラワーカンパニーズ 12/03/08
S(10/3/31)/A「チェスト!チェスト!チェスト!」(10/11/3)
 幼いころ「大人は包容力があって我慢強くて、何より何でもできるんだ」と思っていた時期がありま
した。が、いざ大人になってみるとそれなりに経験してきたことを活かす以外、特別何も変わってない
よな。逆に子供だったころの自分の方が今の自分よりも数段上に思えてしまう時だってあるぐらい。
大人になったからって特別何かが変わるんじゃなく、誰もが子供の延長上にあるってことなんだよね。
3647 物語」 ゆず 11/12/14
S「いちご」カップリング曲(09/7/29)
 「生きる」ということはいくつもの物語を渡り歩いているようなものだろう。ひとつの物語が終わっても
そこで終焉となるわけじゃなく、次の物語が待っている。その物語たちを歩く主人公はいつも自分な
んだ。いつも同じだと思ってた風景も自分の置かれた状況が激変することによって、まったく新しい場
所に思えてくるから不思議。そうやって人は次の、それが終わればまた次の物語を歩いてゆくんだ。
1145 「もの悲しい風」 SION 03/08/24
A「Strange But True」(89/3/15)
 「もの悲しい風 どこに行けば吹くのやめる 何をすれば治まってくれる」誰といてもどこにいても、いつ
もそんな”もの悲しい風”を感じてしまう主人公。それは何もかもを諦めてしまっている人が感じる独
特の風なのでしょう。そんな風を感じなくなるにはただひとつ。それは自分が変わるしかない。人生に
光を見つけられれば何かが変わるかもしれない。でもそれすらも諦めてしまえば決して見つからない。
441 「モノクロームの虹」 浜田省吾 01/08/31
S(98/4/1)
 彼の歌に出てくる「未来」とは決して明るいものではないのかもしれない。しかし、どんな過酷な状
況下でも「君」が目の前にいてくれれば、どんな困難にも立ち向かっていけそうな気がする。そんな印
象を与えてくれる曲。前半からサビにかけての盛りあがりがまさに浜田省吾の王道!かつての彼の名
曲「家路」「On The Road」にも通じるそのメロディーはまさに彼自身のテーマ曲であるかのようです!
3469 「モバイルワールド」 チャットモンチー 11/06/19
A「生命力」(07/10/24)
 携帯電話って軽くて薄くて持ち運びにもすごく便利だし、いつでもどこでも自分と誰かを繋いでくれ
るモノ。だけどそれがあるから人と人との繋がりが軽くなってるってとこもあるよね。この曲はそんな薄っ
ぺらい電話に依存した女の子の気持ちを代弁するかのように皮肉を歌う。今すぐどこにでも電波に
乗って飛んで行ける携帯電話。もちろん功もたくさんあるんだろうけど、罪もかなり深い気がするね。
2619 「紅葉空」 辛島美登里 07/11/07
S「そばにいたい」カップリング曲(05/10/26)
 人はなぜ確かな明日を手に入れるために愛するものを手放してしまうのだろう。離れて初めてわ
かったあなたの存在の大きさ。あの時なぜ私はあなたの腕から手を離してしまったのだろう?そんな
女性の悲しみを温かい歌声とメロディーで綴った楽曲。彼とはもう二度と会えることはないのだろう
けど、この同じ空の下でいつまでも元気でいてほしい。あなたのためにも。そして・・・私のためにも。
4350 「紅葉の下で逢いましょう」 ほたる日和 13/11/16
A「センチメンタル マインド」(11/11/2)
 知らない君をひとつずつ知ってゆくたびに僕は心を色めかせていた。そんな物語の幕が今閉じよ
うとしている。紅葉の散りゆく姿がまるでこれからのふたりの行く末を暗示しているようで悲しい。出
会った時から今までの間、僕の心の中にはいつも君がいた。紅葉がすべて散ってしまった時にふた
りのすべてが終わるというのなら、いっそいつまでも散り続けてほしい。そんな男の心情が染みます。
3709 「桃」 槇原敬之 12/02/14
S(01/4/25)/A「Home Sweet Home」」(01/11/21)
 いつも損得ぬきの感情で僕の心を包み込んでくれる君を見ていると、何かにつけ駆け引きに持ち
込もうとする自分が嫌になる。ダメなところがたくさんあるのに君はいつでも温かく迎えてくれる。「そん
なあなたが好き」と言われるほど、ますます自分がダメな男に思えてくる。でも男は彼女を幸せにす
ることが自分が幸せになれる道なんだと気づいて・・・確かに幼い打算ばかりしてるよな、男は(笑)。
1088 「もらい泣き」 一青窈(ひととよう) 03/06/26
S(02/10/30)
 「ええいああ」というフレーズが歌詞の中に組みこまれてるところが「変わってる曲だなあ」っていうのが
この曲の第一印象(笑)。主人公はきっと世間と上手く付き合ってゆくのが苦手な人なんでしょうね
(ボクも苦手な部類ですが(笑))。だからほんの小さな優しさに出会うことで人の何倍も感動できる
ってことなのかも。誰かに聞いてもらいたいけど話せない、そんなやるせなさがよく出た曲だと思うな。
601 「MORALITY SLAVE」 the yellow monkey 02/02/15
A「未公開のエクスペリエンス・ムービー」(93/3/1)
 ベートーベン作曲の名曲「月光」から一転、そこに広がるのはとてつもなくサイケな世界。歌詞を見
るかぎりではちょっと近寄りがたい雰囲気を醸し出すこの曲ではありますが(笑)そのグルービーなサウン
ドと妖しげな雰囲気により、その世界にグイグイと引き込まれていってしまう不思議な一曲。「改造ペ
ニスのロボトミー」とは、いやはや別世界(笑)。半裸の女性を踊らせていた今作のライブも印象的。
2637 「モルダウの流れ」 斉藤和義 07/11/25
A「俺たちのロックンロール」(06/6/21)
 「モルダウ」を歌詞つきでカバーするのはさだまさしさんだけだろう、と思っていたら、この方もやってくれ
ました(笑)。さださんの方は人生を川や海にたとえて歌っていましたけど、この斉藤さんの”モルダウ”
はおそらく曲のできた原風景に近いものじゃないかな。『俺たちのロックンロール』というタイトルのこの盤
だからこその重みが感じられ、そしてやはりいつ聴いてもこのメロディーには荘厳さを感じてしまうなあ。
3147 「モンスター」 GOING UNDER GROUND 09/08/01
A「おやすみモンスター」(07/11/7)
 自分が生きてる意味を知るってすごく難しいこと。思うことといえば、自分の人生を他人のと比べて
どうなのかってことぐらい。そう考えると、僕らは誰かの悲しみを食べて成長するモンスターを自分の中
に飼っているようなものかもしれない。ここからさらにどこかへ行かなくちゃいけない。それはわかっては
いるんだけど・・・このメロディー運びのセンチメンタルさ、彼らにはいつまでも持っていてもらいたいな。
3668 モンタージュ」 槇原敬之 12/01/04
S(97/10/29)/A「Such a Lovely Place」(97/11/27)
 恋は探そうと思っているうちにはやってこないもの。そう、まるで不意をつかれたかのように無防備な
自分に突然襲いかかってくるのだ。気にすればするほどその気持ちは高ぶってくる。自分を受け入れ
てくれるのか否かなんて、そんなのは小さい問題なのだ。という自分本位で恋をできていたのはいった
いいつくらいまでだったかな(笑)。自分じゃ冷静な判断がつかなくなる。それが本当の恋なのかもね。
2922 「モンテ」 ゆず 08/12/19
A「WONDERFUL WORLD」(08/4/16)
 どんなにメジャーになっても、子供の頃のこういう何気ない微笑ましい思い出を歌にして発表できる
彼らのスタンスってすごく好きなんですよね。確かにコワいおばちゃんと優しいおじさんのいる床屋ってボ
クの住んでる町にもあったよなあ。妙な髪形にされちゃうと学校へ行くのがイヤになったり「早く生えてく
れ〜」とか一生懸命お祈りしたりして。大して気にもされてないのに自意識過剰になっちゃって(笑)。

フェイバリット・ソングスへ