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〜み

1390 「耳かきの唄」 長渕剛 04/04/26
A「家族」(96/1/1)
 今ほど意志を貫くのに難しい時代はないのかもしれない。よく言えば質実剛健、悪く言えば柔軟
性がないとか言われるんですが。だけどどうせ一回しかない人生、できれば自分を通して生きてみた
い。けど彼ほど自分を通す自信はない(笑)。「信頼」「正直」「誠実」「友情」どの言葉も今の世で
はダサいクサいと言われるかもしれないけど、その中にこそ、大切なものはあるに違いないと強く思う。
3349 「身も心も」 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 10/02/19
S(77/9/5)
 浮き沈みの激しい人生の中で、言葉や記憶というのはとても曖昧なもの。だからどんなに強い想
いを持っていたとしても、いつしか移ろい消えていってしまう。でもその時に感じた温もりや安らぎは不
思議と残ってるし、心から信じられる気がするんですよね。個人的には松田優作主演のテレビドラ
マ『探偵物語』の哀しいラストシーンで流れてた曲として、いつまでも強烈に耳に残ってる作品です。
217 「都忘れ」 GLAY 01/01/17
A「BELOVED」(96/11/18)
 この曲は春に出逢った恋人達が、いろんな困難にあいながらも別れずに一年を通せたことを振り
かえっている曲。このアルバムの収録曲たちは全曲シングルにしても通用するであろうと思えるほど
キャッチーなメロディをもっていて、特にこの曲と「カーテンコール」というバラードがお気に入りなのであ
ります。この曲は、サビの部分の抑揚というか、これこそがポップだなあと思わせてくれる曲なのです。
4534 「ミュージック」 サカナクション 14/05/19
S(13/1/23)/A「サカナクション」(13/3/13)
 人間とは元来「弱さ」でできてると言っても過言じゃない。だから強くなりたいと思うのは当然のこ
と。でも強くなりたい理由だって「弱さによって傷つきたくない」という弱さから来るものなんだ。どうあ
がいたって弱い自分からは逃げ切れない。ならば少しでもその弱さに立ち向かってゆける自分にな
りたいよね。「ミュージック」はそんな自分を奮い立たせてくれる数少ない要素だと思えるんだよね。
3751 「MUSIC」 フジファブリック 12/03/27
A「MUSIC」(10/7/28)
 その時々によって「いやな季節だな」と思うことを差し引いても、それでも「四季」のある国に生まれ
てよかったな、と思う。気候って人の気分に多大な影響を与えますよね。雨はずっと降り続くわけじ
ゃなく、いつかあがる。寒い冬はいつまでも続くわけじゃなく、やがていつか暖かい春が来る。どんなに
落ち込んでいたって、いつかそこから抜ける時は来る。「四季」って人の感性を揺さぶるんだよなあ。
4327 「MUSIC」 吉井和哉 13/10/24
A「The Apples」(11/4/13)
 「音楽」は落ち込んだ心を癒してくれる最も身近で偉大なツールだと思う。本当、音楽なかったら
いったいどうなっていたんだろう?いや、どうにかなっていたのかな?でも今よりはもっとつらい暮らしを
強いられてたに違いない。きっと彼にとっても「なかったらゾッとする」ほど必要だったんだろう。あらゆる
ものにかんじがらめにされてる昨今、せめて音楽を聴いてる時ぐらいその何かから解放されたいよね。
3667 ミューズ」 山下達郎 12/01/03
S「僕らの夏の夢」カップリング曲(09/8/19)
 今日も世界のどこかで幼い命が犠牲になっている。自分たちが信じる神のために誰かと殺し合い
を行っている。そんな世界の片隅でいくら「愛」を叫ぼうとそれはただの気休めでしかない。自分の力
だけじゃどうすることもできないことが数多くある。いやほとんどがそうじゃないかな。だけどそこであきら
めてしまうのではなくそれに対しどう行動できたか。それがその人の生きた証になるような気がする。
2391 「未来」 小松未歩 07/03/24
A「未来」(98/12/19)
 誰かの存在が自分の生きてゆく力になる。その誰かがいてくれるから、これから起こるであろう悲し
みさえきっと乗り越えてゆけるだろう。そんな女性の心情を静かに誓うように歌ったバラード曲。この
愛を離したくないと思う一方、いつか彼とは離れなければならない日が来るのかもという不安も詞か
らではなく、曲の雰囲気の中に随所に見え隠れしているところが妙にリアルなラブソングなのです。
3476 「未来」 さだまさし 11/06/26
A「ほのぼの」(92/11/10)
 ”多分僕らは超高速の乗り物に うしろ向きに座らされ 過去という名の風景と うしろから来る未来
と呼ばれる希望との間でうろたえている”これってすごい表現だな。まさにこんな感じで毎日を生きて
いる気がする。そんな節操のない日々の中で「君」という存在に出逢えたことが僕にとってどんなこと
とよりも「生きがい」につながっている。「君」がこの暗く閉ざされた道に光を照らしてくれているんだ。
2695 「未来」 Mr.Children 08/03/04
S「四次元 Four Dimensions」(05/6/29)
 今までの自分の人生をヒッチハイカーにたとえて歌われたアッパーなれどメロディアスな楽曲。幼い
頃は未来がどうなるかわからないほど果てしないものだったから、何も考えずに笑っていられたけど
その未来の先がうすうす知れてきた今、まるで目を閉じながら光を探してるようなもんだって一節が
すごくよくわかる。その未来さえ変えることができる唯一の存在がある。それが今の自分なんだよな。
2827 「未来 〜風の強い午後に生まれたソネット〜」 森山直太朗 08/07/14
S(07/5/9)
 聴いているだけで心が温まってゆくような優しい楽曲。彼独特のへそ曲がりな部分が影を潜めて
るせいか(笑)「君への想い」がすごくストレートに伝わってきます。でももちろん彼の作品ですからそ
の行間からは悲しみも感じとれるのです。「いつまでも君とこうして一緒にいられるのだろうか?」と
いう未来への不安がそう感じさせるのかも。ここら辺はやはり見事な直太朗ワールドですよね〜。
4640 「みらい」 ゆず 14/09/02
A「FURUSATO」(09/10/7)
 幼い頃に見た景色はいつまでも胸に残っているものです。逆にある程度物心がついた頃に見た
景色はなぜかかなり記憶が薄く朧げです。幼い頃は見るものすべてが初めてで心が純粋無垢だ
だったからこそ強烈に残っているのかもしれないな。本当の「ふるさと」とはいつも心の中に眠ってい
て事あるごとに蘇る。そしていつでも帰れるその場所がやがて来る「未来」へとつながってゆくんだ。
4542 「未来コオロギ」 スピッツ 14/05/27
A「小さな生き物」(13/9/11)
 心が弱かろうと強かろうと、目立っていようといまいと「未来」を選んでいくのは自分でしかない。ど
んな未来が待ち受けていようと「自分」という船の舵をとるのは自分なんだ。しかし相変わらずリス
ナーが思うがまま思え的作風は、彼らの味(笑)。ただ1曲目がこの作品というのは頷けます。だっ
ってイントロからいきなり引き込まれたもの。この引力は『三日月ロック』の『夜を駆ける』以来だな。
3809 「みらい小説」 ほたる日和 12/05/24
A「みらい小説e.p.」(10/8/11)
 人生はいつまでもそこで踏みとどまっているか、後先考えずに飛び込めるかで大きく変わってくる
だろう。どちらがいいのかは言えない。ただどちらに転んでもおのずと結果はついてきてしまうのだか
ら、どちらにしても自分の責任だしその結果を誰かのせいになどできない。飛び出してしまえば「何
てことなかった」と思えることも多い。でも世の中には知らない方がいいことも、確かにあるんだよね。
4934 「未来地図」 奥華子 15/06/23
A「君と僕の道」(14/3/19)
 未来を思い描く。厳しい現状からはなかなか想像つかないけど、その未来像を描けてさえいれば
今何をしなきゃいけないかがおのずとわかってくるものだよね。今目の前にあるピンチも、乗り越えら
れれば貴重な経験になる。乗り越えられるかどうかじゃなく、乗り越えていくしかないんだ。そしてま
た目の前のことしか見えなくなってしまいがちだけど、その時こそなんとか描こう。未来への地図を。
4282 「未来の君へ」 ファンキーモンキーベイビーズ 13/09/09
A「ファンキーモンキーベイビーズ4」(11/12/21)
 目の前に広がる世界は大人である僕らだけのものじゃない。これから育ってゆく子供たちのもので
もあるんだ。僕らの先輩たちはこの世にたくさんの種をまいてくれていた。中には招かれざる種も入っ
てはいたけどね。だから僕らは未来を背負って立つ子たちの役に立つような種をいっぱいまいておこ
う。そしていつか大人になった彼らにもこの歌を歌ってほしい。そうやって歴史はつくられてゆくんだ。
1087 「未来のために」 DEEN 03/06/25
S(95/6/19)
 「未来」のことを思うと決して希望的観測ができない時代ですよね。バクチ的というか「え?先の
ことなんか出たとこ勝負よ!」てな感じになりがちです(笑)。科学や文明の進化で以前よりも住み
やすい世の中にはなったけど逆にわからないことが多かったからこそ夢を持てた時代もあったはず。
前向きな曲だけど、これから訪れる未来のためにやはりそれなりの苦労が必要なのかもしれない。
4793 「未来の破片」 アジアンカンフージェネレーション 15/02/02
S(03/8/6)
 今抱いている想いはいつまでもこの手の中に置いておくことはできない。いつしか僕の中から消え
去っていってしまう運命にある。だから少しでもその想いをつなぎ止めておきたい。塞ぎ止めておき
たい。反対にいつまでもその想いにすがっていては先に行けないっていうこともうっすらとわかってる。
かといってそのすべてを忘れ去っていくのも何か違う気がする。未来はこの手の中にしかないんだ。
4512 「未来のミュージアム」 Perfume 14/04/27
S(13/2/27)/A「LEVEL 3」(13/10/2)
 彼女たちの作品にしては音的にこれといった派手さはないのですが、その分ボーカルの映える曲
になっています。感情が抑えられている歌声が彼女たちの作風が「未来へ希望をつなぐ」というテ
ーマに寄与している気がします。ドラえもんの映画の主題歌にもなったそうですが、子供にもすごく
聴きやすい仕上がり。しかもこういうシンプルなアレンジでもPerfumeの個性は損なわれていない。
2242 「未来は霧の中に」 松任谷由実 06/10/26
A「OLIVE」(79/7/20)
 なんだかすごく無機質というか、すごくクールな雰囲気が漂っている曲ですが、この文字通り霧の
中にいるような印象こそが彼女の真骨頂のような気がします。突き抜けた曲にももちろんいい曲は
ありますが、こういう不安と希望が織り交ざったような曲にリアルさを感じるし、すごく懐かしい気持
ちにさせてくれるんです。今も未来は霧の中。そんなやるせなさが、この曲から伝わってきますね。
2041 「未来は僕等の手の中」 ザ・ブルーハーツ 06/04/08
A「THE BLUE HEARTS」(87/5/21)
 矢継ぎ早に歌われてゆく歌詞と疾走感あふれるメロディー。日本ロック史上に輝く彼らのデビュー
盤のスタートを飾る曲。そう、僕らは泣くためや負けるために生まれてきたわけじゃない。この歌には
大人たちに決めつけられた枠の中で生きることを強要された少年たちの想いが詰まってる気がしま
す。”生きること”って勝ち負けで簡単に決められるような、そんなちっぽけなものじゃないんだよね。
1363 「未来飛行」 徳永英明 04/03/30
A「太陽の少年」(95/12/8)
 確かに大人になって、いつまでもその場所に立ち止まってはいられないのだけれど、逆に真上に見
える青空を素直に「きれい」と言えなくなってる感じがします。「のん気に空なんか見てる余裕なんか
ないよ」と答えてしまうのは簡単だけど「青空がきれい」と素直に思える心の余裕って実は生きてゆく
上でいつまでも大切に持ちつづけていかなくちゃならないのでは?とこの曲を聴くたび、そう思います。
566 「未来へ」 Kiroro 02/01/11
S(98/6/24)
 沖縄が生んだ天然ユニット、じゃなく天才ユニット(笑)・キロロの2ndシングル。子供の頃って子供の
ために親が良かれと思ってやってることに対していちいちいらだちを覚えるもんです。実際ボクもそう感
じた事がありました。でも社会に出て働くようになって、親のしていてくれた事にホントに感謝を感じる
ようになったのです。全国の少年少女よ!まずは親に文句を言う前に、この曲を聴きなさい!(笑)
3096 「未来色(ミライロ)プロポーズ」 河口恭吾 09/06/11
A「HORIZONT」(08/11/26)
 君との出会いは突然だった。そしてふたりが恋に落ちるまでそう時間はかからなかったね。だから会
えない時は君の存在の大きさが僕の心を押しつぶしそうになるくらいに寂しくなる。そんな青年の淡い
思いを綴った、聴いてるとなんだか「藤子・F・不二雄」チックな世界に包まれたような気になるラブソ
ング(笑)。このサビ部分のメロディー運びに思わず「ヤラれた〜!」と思ってしまった曲なんですよね。
3775 「未来惑星」 いきものがかり 12/04/20
A「ハジマリノウタ」(09/12/23)
 たくさんの人に囲まれてたって所詮人間はひとり。誰もがその孤独を受け入れて生きてる。でも矛
盾するけど人はひとりじゃ生きていけないんだよね。「未来」は時空の向こうからこちらを見て微笑み
ながら待っている。いったいどうやってここまでたどり着けるのかを。「希望にあふれる未来」なんてそん
なものはないかもしれない。でもそうなるように今何をすべきか?大切なものはそこにある気がする。
2192 「Million Films」 コブクロ 06/09/06
A「MUSIC MAN SHIP」(04/11/3)
 それが何度目かの恋ならば当然彼女に昔彼がいたわけで。主人公は彼女のアルバムに隠され
た昔の彼と笑ってる写真をこっそり見つけて切なくなってしまうわけですが、それだけ彼女のことを思
ってるってことなんですよね。終わったとはいえそりゃ気が気じゃないよ。だからこそ100万枚撮りのフ
ィルムでも撮りきれないほどの思い出を刻んでゆこうとするふたりの優しさが十分に伝わってきます。
3138 「MILK」 槇原敬之 09/07/23
A「SELF PORTRAIT」(93/10/31)
 ひとりの力で生きてゆけるほど世の中は甘くない。時にはすべてを投げ出したくなってしまう時もあ
る。だから自分をわかってくれる誰かに寄りかかりたいと思うことありますよね。そんな寄りかかれる存
在を歌にしたこの作品はとにかく暖かい。忙しさに自分を忘れてる時はいいけどふっと我に返りなん
だかとてつもなく怖くなる時、暖かいミルクを飲ませてくれる存在ってきっと誰もが求めるものだよね。
3690 「ミルク」 ユニコーン 12/01/26
A「服部」(89/6/1)
 遊園地のようにありとあらゆる楽曲が詰め込まれた傑作アルバムの最後を飾るのは意外にもアコ
ースティックギターとハーモニカだけで構成されたシンプルな温かいこの曲。今生まれたばかりの小さな
命。いつまでも疲れを知らずに泣き続けるこの赤ちゃんの姿にこそ、底知れぬ生命力を感じますね。
いずれ生きてることがどうでもよくなっちゃう「大人」への警鐘ともとれる。ホント不思議なバンドだな。
3445 「milk tea」 福山雅治 11/05/26
S(06/5/24)/A「5年モノ」(06/12/6)
 どちらかというと悲劇的系な曲が好きな(笑)ボクが「ラブソング」を好きになる条件(ってな大げさな
ものでもないですけど)に「その裏側に必ずカナシミが隠れされている」というのがあります。哀しい恋を
経験した彼女だからこそ、その想いが悲しいほど伝わってくるのです。福山さんもきっとこういう女性に
憧れてるんじゃないかな。そんな彼の理想像を歌った作品のように思えます(実際は知らないけど)。
669 「身をすててこそ」 長渕剛 02/04/24
A「家族」(96/1/1))
 このアルバムの最後を飾るバラード曲。強がるのではなく、男にだって泣きたい夜があるっていう部
分にとても共感が持てるし、もしかしたら男って女性よりも弱い生き物なんじゃないかなとすら思えま
す。以前行った福岡でのライブでこの楽曲が最後に流れたとき目頭に熱いものを感じたのを今でも
覚えてます。傘を捨てて濡れた土の上を歩いていこうと決めた♪静かに感情が昂ぶってきますね。
593 「みんないるよ」 mawari 02/02/07
A「ひまわり」(00/3/1)
 イラストレーター326(「みつる」と読むらしい)による詞をmawariという女の子の優しいメロディーに乗
せて歌われた曲。自分ひとりが抱えてたと思ってた悩みや不安。でも実はそれは世の中の誰もが持
っているものだと知った時、この主人公は誰かの悩みを共有して考えていきたいと初めて思う。数年
前にTBSのテーマにもなった名曲。もっともっと多くの人に聴いてほしくなるような暖かい曲なのです。

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