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〜く

670 「COOKIE」 尾崎豊 02/04/25
A「誕生」(90/11/15)
 歌詞がヒジョーにフォークっぽいけど、尾崎豊のテイストを見事に保っている名曲。ミディアムテン
ポなメロディーに乗せて「団塊の世代」の子供たちの想いが詰め込まれている。決して貧しいわけ
じゃない。世界の国々からみればこの国の若者たちは裕福に見える。でも明らかに若者たちの心
には決定的な何かが欠けてるような気がする。それは当然この僕にも言えることなんですけどね。
4114 「靴下」 フラワーカンパニーズ 13/03/25
S(97/5/21)
 いつの間にか世間との間に微妙な距離をとっていた。世間で流行ってるものにはとんと無頓着。
あまりにも考えていない自分。これでいいのか?と自分に問いかけてみるけど、答えなんか出てき
やしない。ならばいっそのこと取り込み忘れた靴下みたいに風に逆らわず生きてみるのもひとつの
方法なんじゃないか。無理に答えを探し出す必要はないんじゃないか。そんな気にさせられる歌。
1789 「good times & bad times」 小田和正 05/07/30
A「Far East Cafe」(90/5/9)
 生きていれば自分にとって楽しい時もあれば苦しい時もある。この国で生まれて、この時代を生
て、世界中の人々の中で君と出会って、そして恋に落ちて、傷つけあって、それでも許し合って。
簡単に言えば、その繰り返しが人間の歴史を作ってきたような気がします。ひとりの人間が生きて
いる時間なんて歴史からすればほんの短いものなのかもしれないけど、それは壮大なものなのだ。
449 「Good Night」 福山雅治 01/09/08
A「BOOTS」(92/11/21)
 この曲で本格的に彼の作品を聴き出したんじゃなかったかな、確か。付き合い始めたばかりのア
ベック(死語?)いやカップル(これも死語?)のデートシーンも終わりに近づき彼氏は何かを切り出
そうとしてるんだけれどもなかなか言えないでいる。うーん、なんかみずみずしいです(笑)。この曲
の雰囲気がすごく好きなんです。「黒いパーカー」ってとこになぜか時代を感じてしまうんですよね。
2794 「GOOD MORNING YESTERDAY」 TMN 08/06/11
A「Rhythm Red」(90/10/25)
 この激しい転調は彼らの楽曲の中でも珍しいですね。静かに始まる前半部。その部屋には君が
いて僕と愛し合っている。でもいつしか君は微笑みながらこの部屋を去っていき、その日からこの部
屋は光を失い怒涛の後半部を迎える。静から動へのこの激しい転調は、過去としか生きられない
主人公の心模様を反映させたものかもしれない。そして激しさのあと再び迎える静寂さが悲しい。
3569 「Good luck my sister」 チャットモンチー 11/09/27
S「Last Love Letter」カップリング曲(09/2/4)
 ボクにはお姉ちゃんがいないから姉の結婚式に対する心情ってわからないのですが、きっとこの曲
のような感じなんでしょうね。「友達以上母未満」って言い得て妙だよな(笑)。まあこの曲は妹の
立場から歌ってるわけだからますます共感できるわけがないんだけど、でもうれしさと寂しさが同居
するって感じはすごくわかる気がします。まるで自分の手元から遠く離れていってしまうような、ね。
4631 「グッバイ」 小田和正 14/08/24
S(10/11/17)/A「どーも」(11/4/20)
 「ここから人生が変わっていく」そう自覚できる瞬間は人生のうちで何回ぐらいあるのだろう?その
回数が多いほどいいとも思えないし、少なければ少ないでそれはちょっと寂しい気がする。どんな道
を行こうと僕らがたどり着く最終地点は初めから決まっている。肝心なのはどんなルートを通って絶
えることなくやってくる幸せと悲しみの繰り返しを乗り越えながら、そこへ着くのかってことなのだろう。
676 「グッバイガール」 中島みゆき 02/05/01
S「あした」カップリング曲(89/3/15)
 最初このタイトルを目にした時、少女が恋によって大人の女性へと生まれ変わる歌だと思ってい
た。が、さすがはみゆきさん、やはりそうではなかった(笑)。「グッバイガール」とは別れやすい、遊ぶ
にはもってこいって女性のあだ名だったとは、絶句!しかもそんなひどい男性にもかかわらず一途
に愛する女性の心情とメロディーがズシンと胸に響く。河の流れのような旋律が絶品な一曲です。
2860 「GOOD-BYE 青春」 長渕剛 08/10/18
S(83/9/1)
 この曲のイントロが流れてくるたびに背筋に何かピンとしたものを感じてしまうのです。青春を謳歌
するはずだった時代に若者らしい青春を送れなかったこの主人公の悔恨には、すごく共感する部
分があったりします。思えばその時間のほとんどを何かで悩んでたような気がする。しかもあの頃思
い描いていたような熱い想いを、今はもう手に入れることができない。そこがまたつらいんですよね。
3724 「Goodbye Happiness」 宇多田ヒカル 12/02/29
A「SINGLE COLLECTION VOL.2」(10/11/24)
 ある程度人生を重ねてくると「何も知らなかったあの頃が一番幸せだったな」と思い返すもの。も
ちろんその当時は「この先に今よりもっといいことが待ってる」と信じ込んでいるんだけど。そして人は
様々なものを吸収し知識をまとったと同時に何かを失ってゆく。懐かしさと切なさがこみあげてくるよ
うなイントロのコーラスが始まったとたん曲世界にグッと引き込まれていくような錯覚を起こす作品。
104 「GOOD-BYE BLUE SKY」 エコーズ 00/09/13
A「GOOD-BYE GENTLE LAND」(87/5/21)
 この曲を聴くたびになぜかジーンときてしまう。何故だかわからないけど数ある楽曲の中でうまく言
葉にはできないけど心の琴線に触れてくる曲が数多くある。ノスタルジーというか初めて聴いたとして
もなぜか懐かしい気持ちにさせてくれる歌。それを紹介するのがこの「アポロ・フェイバリットソング」な
なのである(←これって宣伝か?)。みんながみんな何とか世の中を生きぬこうとしているんだよね。
3048 「グッバイベイビー」 GOING UNDER GROUND 09/04/24
A「TUTTI」(06/2/22)
 彼らの楽曲に登場する多くの「さよなら」は「もうこれっきり会わない」という意味のものはほとんどな
くて「またいつの日か会おう」という意味合いの強いものが多い。いつまでもそこにうずくまってはいられ
ない。少し怖いけど、そこから飛び出していかなくちゃいけないんだよね。だから今、自分が成長する
ための「さよなら」。悲しく淋しいけど、でも生きていく上では避けては通れない道でもあるんだよね。
4448 「GOODBYE LONELY」 吉井和哉 14/02/22
A「The Apples」(11/4/13)
 「孤独」といっても人それぞれ。「君の孤独がわかる」なんて、そんなわけがない。だって孤独なんて
当の本人にしかわからないものだもの。でも孤独を抱えた者同士が出会ってわかりあえた時点でそ
の孤独はうすめられてゆく気がする。「君はそんな孤独を抱えていたのか」「僕はこんな孤独を抱えて
いたんだ」理解できなくても伝わってくるものがある。そんな時は共に歌おう。『Goodbye Lonely』と。
4082 「靴紐」 高橋優 13/02/21
A「リアルタイム・シンガーソングライター.」(11/4/20)
 僕らはこれから実に様々な悲しみや嬉しさに遭遇するだろう。できれば嬉しいことばかりであってほ
しいし、悲しいことは避けて通りたい。でも選り好みしてゆくことはできないんだ。ひとりぼっちじゃない
と教えてくれた君はもういない。君と出会えたから、いろんなことを知った。そして君と別れてさらにい
ろんなことを知ることができた。もう会えないだろうけど、君と僕はこれからも同じ時を生きてゆくんだ。

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