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〜く

3010 「くだらない言葉 はしゃぎすぎた場所」 スネオヘアー 09/03/17
A「フォーク」(04/12/15)
 心のどこかに過去の後悔を抱えつつ、その反対側で何かを失いながらも生きてゆく青年の空虚
感がすごく伝わってくる曲なんですよね。スッキリと言葉にはできない引っかかってる何かを詞に乗せ
ようとしてる彼にすごく共感が持てます。障害を迎え立ち止まった時、人は初めて流れていた風が
止まってしまったことに気づく・・・哀しいんだけど、でもどこか踏み出す力強さを感じさせる楽曲。
3516 「口がすべって」 Mr.Children 11/08/05
A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/10)
 すべての人が自分なりの人生観を持って生きている。そうやって生きているから、解りあえること
なんて皆無に等しいのかもしれない。お互いの意見をすり合わせて妥協点を見つけてやっとそこ
で一緒に暮らしていける。だから「口がすべって」何かを言ったって、それは決して悪いことじゃな
い。だってそれはいつも思ってたのに我慢してたことなんだから。それがその人の本心なんだから。
3196 「くちづけ」 いきものがかり 09/09/19
A「My song Your song」(08/12/24)
 あなたが私の中にいると信じていた私の心は壊れ、ここにいると思っていたあなたの心はもうここ
にはいない。いつまでも続くのが愛だとは限らない。たとえ途絶えてしまっても、そこに生まれた以
上はそれは愛だったんだと信じたい。この曲の不安定ななし崩しのメロディ進行がそのままこの女
の子の心情を表しているようでいて心をギュッと締めつけられます。哀しい余韻を残す歌ですね。
1376 「くちづけ」 黒夢 04/04/12
A「feminism」(95/5/10)
 ビジュアル系の雄であった黒夢。が、ギターの臣の脱退により二人組になった最初のこのアルバ
ムは、1stとは裏腹にすごくポップなイメージなのです。その中で、妖艶な雰囲気とともに綴られた
この楽曲は全編もの悲しさにあふれています。出会った頃はささいなことでも笑いあえていたのに
今ではどんなことでも打ち消しあっている。あの頃へ戻れたらきっと・・・その想いに心刺されます。
1119 「くちづけ」 長渕剛 03/07/27
A「SAMURAI」(98/10/14)
 人間社会の中にいると、やれ名声だ、やれ名誉だという言葉が飛び交っている。でも大自然と
いうものはどんな生き物にも平等に朝になれば陽の光を提供し、夜になれば月の光や夜空の星
々を提供してくれる。だから人の世で勝ち誇っているような邪悪なものは実はちっぽけなものなの
だからそれに負けないように生きていかなくてはいけないっていうメッセージが読み取れる。このアレ
ンジもさることながら、導入されているこの岩清水が流れるような音から静かな力を感じる一曲。
2254 「くちづけの予感」 辛島美登里 06/11/07
A「NIGHT & DAY」(94/3/9)
 あなたが彼女の恋人だということはわかってる。でもそんなあなたをだんだん好きになってゆく気持
ちに嘘はつけない・・・そんな女性の心情を綴った楽曲。確かにすべての人が幸せなら、人は恋な
どしないかもしれません。そしてどこかに淋しさを抱えているからこそ、それを埋めるために恋をする
のかも。許されぬ恋だけど自分の心はごまかせない・・・そんな女性の葛藤が描かれています。
492 「くちづけは永遠に終わらない」 辛島美登里 01/10/21
A「恋愛事情」(96/1/31)
 恋人と別れたばかりの女性の切ない心情を歌ったポップな楽曲なんですけど、彼女が描く女性
にしては、とても芯が強いというか、あなたは自分以外の女性とは幸せにはなれないとまで言いき
ってしまうような、そんなちょっとコワサさえ感じる女性を描いています。それは作詞を他人に委ねて
いるせい(作詞:松井五郎氏)かもしれないんですけど・・・ホントのところはどうなんだろ?(笑)
1401 「唇をかみしめて」 吉田拓郎 04/05/07
S(82/3/21)
 全編広島弁で綴られている一曲。小学生の時に観た映画『刑事物語』の多大な影響からか
いつしかボクの頭の中では『刑事物語』=ヌンチャクハンガー=吉田拓郎という変な等式が成り
立ってるんですが(笑)、この『刑事物語』の悲しみとこの楽曲がすごくマッチしてるんです。「人が
そこにおるんよね」・・・シンプルだけどこれ以上生きてゆくことを表現してる言葉はないですよね。
たとえ器用に生きてるように見えても、人は生きることに不器用にできてる・・・そう思います。
1342 「口笛」 Mr.Children 04/03/09
A「Q」(00/9/27)
 聴いてるだけで暖かくなってくるラブソング。いつもは辟易するような街の風景さえも、君と一緒
に歩いてるだけですべてが輝いてるような気さえするよっていうメッセージが染みてきます。そんな
時にふいに出る口笛こそ、この世界を優しく包んでくれる・・・人間っていうのは気持ちひとつでい
くらでも明日を生きることのできる生き物なんだって思える瞬間ですね。たとえ気持ちだけでも。
3168 「口笛どろぼう」 GOING UNDER GROUND 09/08/22
A「TUTTI」(06/2/22)
 もうすぐ僕らの夏は終わる。「今」という時間はこの一瞬にしかない。身のまわりのありのままを馬
鹿正直に受け止めたら、辛辣な言葉が返ってきた。だから僕はありのままの自分を晒せない。だ
けどその経験ってまったく役に立たないわけではなくて、いずれ何かに直面した時に必ず役に立つ
はずなんだよね・・・って言えるのも、実はある程度歳を重ねたから言えることなんだけどね(笑)。

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