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548 「QUATRE SAISONS」 チェッカーズ 01/12/18
A「GO」(87/5/2)
 青空の下で流れゆく雲たちを見ながらこの曲を聴きたいな、と思う今日この頃なのです。今ま
で他の作家による作品を歌ってきた彼らが、自分たちの作った楽曲で勝負しはじめた頃のバラ
ードの名曲。人には決して悲しみだけではなく、喜びも巡ってくるさと歌われてるこの曲をぜひお
試しいただきたい。広大な草原の中にいるような気がして心の中が掃除されるようです(笑)。
1054 「空港日誌」 中島みゆき 03/05/23
S「涙 -made in tears-」カップリング曲(88/10/21)
 きっとこの女性は愛する男性に嘘をつかれていたのでしょうね。でも彼が行くと言っていた行き
先にことごとく彼は行っていない。だけどきっと何かの間違いだと、彼の足取りを追う彼女の切な
い心のうちが伝わってくるようです。メロディー、アレンジ、歌詞ともにすごく優しさに満ちているの
ですが、だからこそ逆にそれらがすべて心の激しい波となって襲いかかってくるようです。名曲!
3984 「空想無宿」 フラワーカンパニーズ 12/11/15
A「世田谷夜明け前」(04/11/25)
 世界で一番でっかいものって何だろう?それは頭の中。世界で一番強いものって何だろう?
それは想像力。言われてみれば確かにそうだよね。どんな大きなものを作ったって頭の中では
それより大きなものを作れるし、どれだけ強い力を持っていたってそれ以上の力を想像すること
ができるもんね。結局、一番大切なものって人間の頭の中につまっているってことなんだよね。
4021 「空中のダンス」 転校生 12/12/22
A「転校生」(12/5/2)
 「バランス感覚って大事だな」とこの頃考える。あまりにも考えのない行動も問題だけど、考
えすぎちゃうのもまた問題だったりする。ちょうどいい場所を模索しながら人々は生きている。か
といって「平均的な大多数」の中に放り込まれてしまのもヤだったりする。人って自己顕示欲
の塊なのかもね。人によって違うのだろうけど、少なくとも僕にはそんなところがある気がする。
3977 「?」 KOKIA 12/11/08
A「Remember me」(03/11/12)
 目の前には気の遠くなるような数の人々。私はこんなに多くの人間の中に入ってうまく生きて
ゆけるのだろうか?自分自身に自信が持てない。確固とした「自分」を持ってはいない。でも多
くの人々がそんな気持ちを抱えているはず。中にはそんな悩みを悩みと思ってはいない人もいる
んだろうな。でも避けては通れない「自分」との対峙。決して誤魔化せる相手じゃないもんね。
807 「9月には帰らない」 松任谷由実 02/09/10
A「紅雀」(78/3/5)
 9月の海はクラゲが大量発生するので、泳ぐのは危険・・・じゃあなくって!(笑)9月の海ってい
うのは、夏が残していった落し物のような気がします。このはかない海に、「もう負けない!」と誓
うひとりの女性を歌った短編ですが、夏が過ぎてゆく淋しさを感じる時に聴くのがこの曲を聴く一
番いい瞬間なのではないでしょうか?まさにジワ〜っと胸に染みこんでくる楽曲だと思いますね。
1181 「9月のストレンジャー」 徳永英明 03/09/29
A「radio」(86/8/21)
 こんな包容力もなにもない自分でも一緒にいてほしいと言ってくれた彼女を突き放した自分。
そんな彼女を偶然再び駅で見かけた時、見違えるほどきれいになった彼女がこの男の心のキズ
になっているんだろうなあ。新しい生活の中で忘れかけていた”さよなら”がこの男の中で大きくな
っていきます。まるで突き放したはずの自分のほうが置いてけぼりをくったような感情が今ここに。
1160 「9月の蝉しぐれ」 松任谷由実 03/09/08
A「DAWN PURPLE」(91/11/22)
 人は若い頃にどんなに心に傷を負ったとしても、どんなに悲しい出来事に遭遇したとしてもい
い思い出にしてしまえるもの、それが大人になることだと歌われています。それはもしかしたら、そ
の当時は自分の視点からしか見ることができなかったことが、時が経つにつれ、まるで自分がその
シーンの映像を見ている第三者のようになれるからなのかも?大人になるって複雑なことです。

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