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〜こ

2355 「粉雪」 レミオロメン 07/02/16
S(05/11/16)
 相手を理解する。口で言うのは簡単だ。だけど口に出してしまえばこれほど軽率なことはない。
手を繋ぐ、ただそれだけのことでふたりは分かり合えていたはずなのに。そんな青年の心情を静か
に降りゆく粉雪になぞらえて歌われたバラード曲。確かに想いは口に出さなければ相手には伝わ
らない。でも”本当の気持ち”とは「口に出して言う」ものではなくて元々「感じる」ものなのかもね。
489 「この愛は始まってもいない」 真心ブラザーズ 01/10/18
A「真心」(01/7/4)
 当初女性ボーカルとのデュエットの予定だったらしいけど、急遽YO-KINGの意向によりYO-KING
のみのボーカルとなった。失った愛を忘れきれない主人公はその愛を求めて「今度こそは」と一歩を
踏み出す。「たとえ200年生きれても意味なんかないのさ」なんて潔いセリフを言えるだろうか(笑)。
まったくの余談ですが、この曲のコーラスはあの名曲「木綿のハンカチーフ」を歌った、あの人である。
4147 「この傘をたためば」 槇原敬之 13/04/27
A「Cicada」(99/7/7)
 いい時は君のどんなことだって受け入れられる。だけど悪いことが重なった時それでも僕は君のす
べてを受け入れられるだろうか?僕の本当の気持ちを告げようとするたび、変なプライドがその告白
の邪魔をした。僕は弱い。自分でもいやというほどわかっているはずなのに、それをなぜか君にぶつ
けていたよね。君が僕の元を去る。そんな時まで強がっていた僕を今君はどう思っているだろうか?
966 「この国に生まれてよかった」 村下孝蔵 03/02/24
A「名もない星」(92/11/21)
 村下孝蔵版『いい日旅立ち』ともいえるのがこの名曲!もっと有名になっていいのにと思えるほど
この曲は美しいこの国を歌ってくれている。日本ってとても小さな国だけど、実にさまざまな魅力を
持ってる国だよなってこの曲から感じます。だからこの曲を聴くと「もっと緑の豊かな遠い街へ行きた
いな」って正直思ってしまいいます。誰かカバーしてくれ〜!じゃなければ僕がカバーします(笑)。
4659 「この声」 高橋優 14/09/21
A「この声」(12/3/14)
 僕が生まれてから今になるまで、いったいどれぐらいの人が僕の存在を憶えていてくれるのだろう
か。僕の存在を憶えていてくれるということは、いくらかでもその人の人生に影響したということにな
るし、その数だけ僕がこの世に生まれた意味にもつながると思う。僕の存在のおかげで悲しむ人が
いたとしても、それはそれで仕方のないことだけど、それだってこの世に生きた証にはなるんだよね。
4545 「この世界に生まれたわけ」 ファンキーモンキーベイビーズ 14/05/30
S(12/2/15)
 あなたに出会えていなかったら、僕は人生の意味を見い出せていなかっただろう。あなたをすぐ
に笑顔にはできないかもしれないけど、何十年かかってでもあなたが微笑むことができるように僕は
生きていきたい。そんな思いっ切り真っ直ぐな「あなたなら100%オールオッケー」な歌なんですけど
その裏側にあるこの主人公「僕」のそれまで過ごしてきた孤独な日々が痛いほど伝わってきます。
34 「この空を飛べたら」 中島みゆき 00/05/22
A「おかえりなさい」(79/11/21)
 中島みゆきが加藤登紀子に提供した曲を本人が歌いなおしたもの。この曲でもやっぱり男に捨
てられてしまった女性の心情を歌っているんだけど、それでも詞のアプローチによってこんなにも曲の
表情が豊かで、悲しいんだけど壮大さすら感じさせられるんだな。「ああ人は昔々 鳥だったのかも
しれないね♪」僕にも恋が破れたときにはこんな空想が浮かぶのもわかるような気がします(笑)。
4646 「この時が、ずっと」 森山直太朗 14/09/08
A「とある物語」(13/4/24)
 人生も含め「物語」はやがて終わってしまう。「この瞬間がいつまでも続いてほしい」そう思えるこ
とをいくつ感じることができるかで、その価値が決まってくるんじゃないかな。もちろん時はいつまでも
そこにとどまっていてはくれない。だからその時々に価値を見出すことができるんだけどね。そして物
語は終わったと思えるところから、その続きがまた始まってゆく。そう考えれば「永久」なのかもね。
4882 「この街」 小田和正 15/05/02
A「小田日和」(14/7/2)
 人生があまりにも厳しく思える時がある。何をやってもうまくいかず、思い描いていた未来像にち
っとも追いつけずにいる。そんな時は夢を描き始めたあの頃に戻ってみよう。そんなメッセージを放
つ曲。初心に帰ることって簡単なようで結構難しい。経験の積み重ねが当たり前だと思えること
をできなくさせてる。だけど限りあるこの人生。「いい年して」と思われたっていいじゃないか(笑)。
3336 「この街で」 馬場俊英 10/02/06
S「今日も君が好き」カップリング曲(05/2/23)
 時代と共に街も人の心も姿を変えてゆく。だからみんな「昔はよかった」とか言うけど、それは今
そこにないからそう思うわけで、当時は当時でやっぱり「昔はよかった」なんてみんな言ってたんだ
ろうな。だけど古きよき日をどんなに懐かしんでも、実際に生きているのは「今」なんだ。僕らは今
しか知らない。きっとこの「今」のことも遠い未来に「昔はよかったなあ」なんて懐かしむんだろうな。
2266 「この街の二人」 吉岡秀隆 06/11/19
A「分岐点」(94/5/20)
 自分の生まれた街であきらめかけた思いで何となく生きる少年と、故郷から遠く離れたその街
をにらみつけながら生きる少女。灰色に光るそんな街の中で、少年はそんな冷め切ってしまった
少女を温かく抱きしめられるような自分になることを生きがいに生きていこうとする。吉岡さんの
イメージにピッタリというか(笑)心のどこかに影を持ってる若者たちを描いた、染みる作品ですね。
2027 「このままが」 SION 06/03/25
A「春夏秋冬」(87/1/21)
 待ちくたびれて眠ってしまったお前の表情を見て男は思う「なによりも このままが」。誰にでも「
時間よ、もうこれ以上進まないでくれ」と願ってしまう時ってありますよね。特に喜ばしいことがあっ
たとかそんなはっきりした時ではなくて、実は日常の何気ない瞬間にこそそれを感じうるような気
がします。彼の擦り切れたようなボーカルとメロディが、その思いにさらに拍車をかけるんですよね。
956 「このまま君だけを奪い去りたい」 DEEN 03/02/14
A「DEEN」(94/9/14)
 以前愛していた女性と街でばったり会ってしまう偶然。でも彼女の瞳には自分に対する想い
を感じられなくて自分の想いのゆくえをどこかに探している男の心情を綴った彼らのデビュー曲。
作詞の上杉昇は当時WANDSのボーカルだったので、WANDSのアルバム『時の扉』でもセルフカ
バーされてましたね。何にせよ、ボクの中ではいまだに強く悲しい印象が残っている名曲ですね。
3783 「この胸の中だけ」 フラワーカンパニーズ 12/04/28
S(08/4/1)/A「たましいによろしく」(08/11/26)
 懐かしさに夜な夜な小学校に忍び込んだ男。卒業した当時のまんまの校庭でいろんなことを
思い出しては浸っていた時、目の前に少年が現れる。「僕は30年前の君だよ」と言うその少年
はあまりにも疲れきった30年後の自分を見て「もっとしっかりしろよ」と叱咤激励して消えた。それ
は今の自分の心が投影された姿だったのかも。何しろ年齢がジャストフィットしてて沁みる(笑)。
701 「この世に二人だけ」 中島みゆき 02/05/26
A「予感」(83/3/5)
 たとえこの世が彼と私のふたりきりになったとしても、彼は私を選ぶことはないだろう。という女性
の悲しい心情を綴った楽曲。歌詞を見てて気づいたのですが、もしかしたらこの楽曲はアルバム
『愛してると云ってくれ』の「元気ですか」「怜子」のその後を歌ってるような気がしてきます。そう考
えると、やはり・・・いろんな意味で深いな、彼女の作品は。ミディアムなテンポが妙に哀しい曲。
4822 「琥珀色の日々」 菅原進 15/03/03
S(81/6/5)
 夕方お寺の鐘が鳴り、一匹の仔犬が階段を駆け下りてゆく。雨が降り始め信号を渡る人々
の足元をトコトコ歩き、木の下で雨宿り。自転車に轢かれそうになりながら橋を渡り住宅のひさ
しの下をどこへでもなく歩いてゆく仔犬のそのCMは幼かった僕の心に焼きついていました。昔の
CMって本当に心に残るものが多かったな。「いろんな命が生きてるんだな」ってナレーションもね。
4046 「こぼれ落ちて」 back number 13/01/16
A「スーパースター」(11/10/26)
 努力に見合う結果を得られれば、僕はきっと望むものを手に入れられるのだろう。でもいくらや
っても得られないから、僕は自分を変えていかざるを得なくなる。時に「あきらめる」のも大人と呼
ばれるためのステップなのかもしれない。でも本当は大きな変化など望めそうにもない努力をコツ
コツできないから手放しただけなんだ。悩んでもがいたその先に望むものが待ってるとも知らずに。
140 「こぼれおちるもの」 橘いずみ 00/10/20
A「こぼれおちるもの」(94/6/22)
 先に紹介した彼女の名曲「太陽」も収録されているアルバム「太陽が見てるから」からわずか
半年後に発売され、そのアルバムとは対を成すアルバム「こぼれおちるもの」のタイトル曲。すくっ
てもすくってもこぼれおちてしまう想いが歌われた壮大なバラードで、最後の「また、会えるでしょ
?」と言う彼女のつぶやきが聴くものに余韻を残す、すべてを包み込むような壮大な楽曲です。

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