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みき〜きみと

1171 「君住む街へ」 オフコース 03/09/19
A「STILL a long way to go」(88/6/1)
 どんなに苦しみ悩んだとしても、きっと君はまた自分の力で目の前の重い扉を開けてゆけるさ。
そんなメッセージがすごく優しく包みこんでくれるような楽曲。「君住む街まで飛んで行くよ」と歌わ
れている作品がラストアルバムの1曲目というのが逆に涙を誘います。人間は命ある限り何度で
もやり直しのきくものなんだ。ならばその命が途絶える時まで、精一杯生きていきたいですよね。
2407 「君すむ街へ」 村下孝蔵 07/04/09
A「かざぐるま」(86/7/2)
 君と一緒に暮らしていたあの時も、君が僕の前から去ってひとりぼっちで暮らしている今も、まあ
るい月はあの時と変わらず同じようにこの街を照らしているよ。確かに身のまわりの自然って、こっ
ちの状況がどうだろうとお構いなしに(笑)いつも同じようにそこにありますよね。ボクはそれが妙に
悲しかったりする時があります。「人間のエゴだ」と言ってしまえば、それまでなんですけどね(笑)。
100 「君だけを」 スピッツ 00/09/5
A「Crispy」(93/9/26)
 彼らの奏でるこの壮大なラブソングは、聴く者に安らぎにも似た悲しみを増幅させる。これは別
れの歌ではないんだけど、夕焼けを見ながらこの曲を聴くと、なんかとても切なくなってしまうんであ
る。なかなかうまく言葉にはできないんだけれど、何かとてつもなく大きなものに覆い尽くされてしま
うような、そんな感じがしてしまうんですけど。これはボクがおセンチ(死語?)だからなんだろうか?
4349 「君と歩いた季節」 いきものがかり 13/11/15
A「桜咲く街物語」(07/3/7)
 恋が終わろうとしている。想いはとうに消えてるはずなのに、心の奥からわき上がってくるこの痛
みにも似た感情は何だろう?君と過ごした日々が今頭の中を駆けめぐってる。たとえ離ればなれ
になったとしても、君にはいつも笑顔でいてほしい。それは本当だよ。そんなふたりの最後の瞬間
を切り取った作品。初期作品のせいか淡々としてるボーカルが逆に味わいを引き出してますね。
1396 「君と歩いた青春」 風 04/05/02
A「Windless Blue」(76/11/25)
 男の子グループの中で唯一の花だった君。仲間に抜けがけをして彼女と恋に落ちたけど、結局
僕は彼女を幸せにすることができなかったね。故郷に帰れば昔の仲間がきっと君を温かく迎えてく
れるだろう。と歌われていますが、彼は彼女を失ったと同時に昔のなつかしい仲間をも失ってしまっ
たのでしょう。「君がもし男に生まれて来ていてくれたら」聴けば聴くほど叶わぬ悲しき願いだよな。
3410 「君と歩いた道」 浜田省吾 10/04/21
A「MY FIRST LOVE」(05/7/6)
 今の精神を持ったまま、もう一度15歳の夏に戻れたら、きっと今の自分にはなっていないだろう
な。それは今の自分に不満を持っているからこそ、そういう境地になるんだろうけど。今まで出会っ
てきたすべての人たちとうまくやれたとしたら後悔はないのかもしれない。でもその後悔がなかったら
きっと人の心など理解しようとしない大人になっていただろう。後悔は成長の糧にもなるのです。
2911 「君という名の翼」 コブクロ 08/12/08
S(06/7/26)/A「5296」(07/12/19)
 どんなに悲しい恋の結末を迎えても、すべてが決してそこで終わるわけじゃなくて、それがこれから
生きていく糧になっていくんですよね。あの時君がいてくれたから、そしてあの時の走り抜けた末の悲
しみがあったからこそ、今の自分があるんですよね。悲しい思いが深ければ深いほど、その悲しみは
未来という空を飛ぶための翼になってくれる。この曲の爽やかさの裏側の悲しみが伝わってきます。
4873 「君という花」 アジアンカンフージェネレーション 15/04/23
S(03/10/16)/A「ソルファ」(04/10/20)
 僕らはいつも何かを失うことで今日という日を実感している。その何かが何なのかすらわからない
けど、確実に何かが失われてゆくのがわかる。なのにその何かが失われてゆくことで本当の自分に
近づけた気もする。君もきっと僕と同じように何かを失いながら今日を生きてるのだろう。このバンド
の作品はドライな中に若者しか感じえないであろう何かを感じるな(←説明になってない(笑))。
1630 「君と暮らせたら」 スピッツ 04/12/22
A「ハチミツ」(95/9/20)
 突き抜けるような疾走感が気持ちいい一曲。「可愛い歳月を 君と暮らせたら」という想いを描い
てるんですが「十五の頃のスキだらけの僕に笑われて」って表現してることから、それだけ無防備に
君に恋しているんだっていうことなのかもしれませんね。このアルバムの楽曲の中ではかなり明るい
イメージがあるんですけど、聴いた後にふっと突然淋しくなるような、そんな不思議な曲なのです。
1168 「君と淋しい風になる」 森田童子 03/09/16
A「a BOY」(77/12/10)
 イントロのストリングスが印象的な哀しい楽曲。この主人公は彼女とふたりでいた時も、そして別
れてひとりで朝を迎える時も、同じような淋しい風を感じてしまう。当たり前のことだけど「愛」っても
のに形はない。だから100人いれば100通りの「愛」ってものがあるはず。だけど自分の中にあるどの
想いを「愛」と言えばいいのか?彼はこれから先も街の中で淋しい風になり続けてゆくのだろうか。
2774 「君と出会う」 GOING UNDER GROUND 08/05/22
A「GOING UNDER GROUND」(00/10/24)
 彼らほど夕暮れ時が似合うバンドもそうはいないですが(笑)この曲もその背景にはオレンジ色
染まった「夕暮れ時」が広がってます。(物事を単純に悲しみたくないっていう意味も含め)人として
成長したいという思いは誰もが持っている素直な感情だと思うんですが、でも反対側で「このままで
いたい」って思いも少なからずある気がします。そんな少年の気持ちがすごくよく出た曲だと思うな。
2491 「君との思い出」 小田和正 07/07/02
A「LOOKING BACK」(96/2/1)
 もう目の前に愛しい君はいない。この広いどこかの空の下で君は今何を思って生きているのだろ
う?そんな思いにふける男の心情を描いた曲。「大切なものは失ってから気づく」というどうしようも
ない人間の摂理がとても切なく伝わってきます。大切なものをいつまでも自分の元に保存しておく
ことはできない。この非情な摂理は、人間が持たざるを得ない悲しい運命なのかもしれませんね。
2274 「君との約束」 平川地一丁目 06/11/27
A「えんぴつで作る歌」(04/7/28)
 ”生きてゆく”っていうことは一般的には当然”これから先を見据えて歩いてゆく”ってことをさすの
だろうけど、彼らの曲を聴いていると”過去にすがって生きてもいいんじゃないか?”って思えてしま
うから不思議なんです。過去の思い出がこれから生きてゆくための糧になる。たとえ”君”のいない
毎日を生きてゆくのはうんざりだと思っているとしても、すぐまた明日という日は来てしまうのだから。
2865 「君とパスタの日々」 森山直太朗 08/10/23
S「風花」カップリング曲(05/11/16)
 曲の始まりから終わりまで常にハッピーで幸せな気分にさせてくれる曲なんだけど、彼の作品だか
ら何か裏の意味が隠されているんじゃないかと詮索する自分が悲しい(笑)。「毎日いろんなことが
あるけど君とだったらいつまでも幸せでいられる気がする」と感じる男の日常が描かれています。パス
タの種類が羅列された珍しい詞ですが、中でも「和風」「鱈子」の部分がツボだったりします(笑)。
2584 「君と僕との間には」 千綿ヒデノリ 07/10/03
A「rule」(05/10/7)
 あの時僕がこうしていれば、彼女はまだ僕の横で笑っていてくれただろうか。そんな幻想が男を悔
恨の情に走らせる。お互いの身長差から、君が見ていたのはいつも僕の胸だった。もし僕がちょっと
でもしゃがんで君の目線に合わせていたら。彼の「自分の何がいけなかったのか?」っていう思いは
延々と続く。ただひとつだけ確実に言えることは、彼女はもう僕の横に戻らないということなのです。
1455 「君と僕の声で」 徳永英明 04/06/30
A「太陽の少年」(95/12/8)
 時代は狂っている。とても明るい未来がこれからやって来るとは到底思えない。だけどそんな時代
に生まれた自分という存在には何かの意味があるんだ。苦境の中で新しい光を生み出してゆくのは
僕と君の歌声なんだ。そんな優しくもありはかなげなイメージを持つバラード曲。一生懸命な人をあ
ざ笑う人の心だって本当は憂いに満ちている。ならばここで一緒に歌おうってメッセージを感じます。
2118 「キミドリ色の世界」 スキマスイッチ 06/06/24
A「夏雲ノイズ」(04/6/23)
 男は彼女が自分と出会う前にどんな男と付き合っていたかってことに対してえらく気にする生きも
のだ(笑)。この主人公も、彼女とは何を話しても二人の仲が壊れることはない!と信じながらも彼
女の部屋に残る前の彼氏の痕跡を執拗に気にしながら、怖くて聞けずじまいでいる(笑)。彼女に
したらつまらないことかもしれないけれど、男ってホント相手の過去にこだわっちゃう生きものなのね。

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