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〜き

4175 「ギヴ・アンド・テイク」 中島みゆき 13/05/25
A「荒野より」(11/11/16)
 何かを与えられることは時に申し訳なくて心苦しくて、返しきれないその何かに自分がみじめに思え
てしまうことがある。もちろん与えている側は与えられている側がそこまで考えているとはつゆ知らず与
えた自分の気が済んだとほとんどの場合そう思う。実はこの関係はイーブンなのではないか。もらった
人も与えた人も相手の気持ちまでわからない。何かを与えるとは、自分のためなのかもしれないな。
1081 「ギブス」 椎名林檎 03/06/19
S(00/1/26)
 男っていう生き物はいつまでも思い出をとっておきたいと思うものなのかもしれない。女っていう生き
物は今この瞬間に燃えていたいって思う生き物なのかもしれない。この曲を聴いてそんなことが浮か
びました。そしてこのサビ部分での変調の仕方がたまらなくいいんですよね。写真を撮ったら私が古く
なるじゃない。「絶対」という言葉は嘘になるからイヤ。そんな表現がすごいなって思えるんですよね。
2745 「gift」 小松未歩 08/04/23
A「source」(02/9/25)
 星の数のようにあるすべてのものにはそれぞれに願いがあったはず。でもその願いのほとんどは流れ
星のように一瞬で燃え尽きていってしまう・・・願いが簡単に成就しないからこそ人は願いに向かって
努力してゆくんだろうけど、いくら努力したとしてもそれが受け入れられる確率はほぼ皆無に等しい。
「悩みない世界に行けるとしたらすべてを差し出してもいい」独特の世界観が広がってる曲ですね。
3627 GIFT」 Mr.Children 11/11/24
S(08/7/30)/A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/10)
 数学が苦手だ。それはその答えがひとつだけしかないからかもしれない。人生でもひとつしか許さ
れない答えを要求される時が何度かある。でも答えなんてひとつじゃなくて数限りなく存在している
んじゃないだろうか。それが誰かの目にとっては「きれいなモノ」に映っても、他の誰かの目にはそうは
映らないかもしれない。ひとつ言えるのは誰かの心が温かくなるなら、それが正解じゃないだろうか。
4100 「希望という名の光」 山下達郎 13/03/11
S(10/4/14)/A「Ray Of Hope」(11/8/10)
 誰もが楽に笑って生きたいと思う。でもそれにはそれ相応の努力や涙も必要なんじゃないかな。
ちいさな自分にはとてもじゃないが手に負えない大きな問題が立ちはだかる。それを放棄し逃げ
るのは簡単だ。でもね、これは「自分は試されている」と思えるかどうかなんだよね。すべてから見
離されたわけじゃない。希望の光は必ずどこかにある。それを探せるかどうかは自分次第なんだ。
3973 「希望の歌」 高橋優 12/11/04
A「リアルタイム・シンガーソングライター」(11/4/20)
 周りを見渡しても「希望」なんてなかなか見つからない。そう思えたものもただの気休めにしか思
えない。でもそれでも人は「希望の歌」を歌う。今ここに存在しないものを生み出してゆく力こそが
「希望」なんじゃないかな。周りは「そんなことできるわけがない」と揶揄するだろう。でも今在るもの
じゃ満足できないから希望が生まれるんだよね。妥協して生きられるほど人生甘くはないんだから。
3441 「希望の唄」 ファンキーモンキーベイビーズ 11/05/22
S(08/11/5)/A「ファンキーモンキーベイビーズ3」(09/3/4)
 この世に愛しい誰かがいるからこそ僕は生きてゆける。誰かの存在に頼って生きることって、一見
なよなよっとした頼りない感じに思えてしまうかもしれないけど、突き詰めて考えていけば実はこれ
に尽きるんじゃないかって思える。私利私欲に走って生きてみたって結局はむなしさしか残らないん
じゃないかな。誰かを支え誰かに支えられているから、だからこそ生きていられる気が・・・するなあ。
4413 「希望の道」 サンボマスター 14/01/18
S(11/2/23)
 「騙された方が悪い」そんな言葉を聞きますが、本当のところはどうでしょうか?その人の生き方
の問題だろうけど裏切り続ける生き方が幸せをもたらすとは思えない。裏切るのはたやすい。裏切
られても自分は裏切らない。そう生きるには雨風に打たれてゆく覚悟が必要です。その覚悟の代
償が「幸せ」なのかもしれない。「希望の道」は気づかないだけでそこらじゅうに転がってるのかもね。
1296 「希望の轍」 サザンオールスターズ 04/01/23
A「稲村ジェーン」(90/9/1)
 どこまでも続く海岸線をひた走るようなイメージを抱いてしまう一曲。こういう疾走感の中に悲しみ
を押しこもうとしてるような雰囲気に弱いのです(笑)。このアルバムは学生時代によく海沿いを走り
ながら聴いたなあ。この映画観たことないけど(笑)。「希望」とタイトルに冠せられてるけど、もしかし
たらそれは若き日に感じた、今となってはもう手に入らない未来への”希望”なのかもしれないな。
4594 「気ままなラブソング」 高橋優 14/07/18
A「この声」(12/3/14)
 先を見据えて今をがんばるのか、今一生懸命やった結果が未来につながるのか。どちらが正しい
のかなんてわからない。ただわかってるのは変えられるのは今より先のことだけってこと。それが若い時
なのか年老いてからかわからないが、人は人生のどこかで必ず苦労するなんてこと言う人がよくいる
けど苦労しなくたって幸せは手に入る。人から苦労に見えることをそう思わなきゃいいだけだもんね。
899 「きまり」 橘いずみ 02/12/18
S「サルの歌」カップリング曲(93/11/21)
 アコースティックギターと歌声。ボクにとってはこの最小限度の組み合わせが、実は最も人の心を震
わせる組み合わせなんじゃないか?って思う時があります。まさにこの歌はそんな曲。世間や流行に
影響されたわけではなくて、自分自身の心だけで「この人を愛していこう」と決めた女性の頑なな意
志がこの歌声から伝わってきます。「いつか消える存在だから意地を張って生き」ていきたいですね。

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