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〜き

2349 「気になる木」 ゆず 07/02/10
A「トビラ」(00/11/1)
 昔「この木何の木気になる木〜♪」という歌がありましたが、その曲からインスパイアされたであ
ろう曲。矢継ぎ早な岩沢くんのボーカルとメロディーが印象的なこの曲は普段見逃していたどこ
にでもあるような一本の枯れた木をテーマに歌にしたもの。人生の先はまだまだ見えないけど前
へ進もうと歌う岩沢くん自体もこの曲を作った時はきっと現実という壁にぶつかってたんだろうな。
289 「木根川橋」 さだまさし 01/03/31
A「夢供養」(79/7/10)
 彼の歌の魅力のひとつに「過去を美しくふりかえる」ことができるという点があると思う。その代表
的なものがこの曲。同窓会で先生に語りかけるところからスタートするこの曲が何とも好きなので
す。そういやボクも好きな娘の名前に自分の苗字をかぶせたり、お使いでわざと彼女の家の前を
通ったりしたな。でも面と向かうとついソッポ向いちゃったり。あの頃の思いが蘇ってくるようですね。
3730 「記念樹」 さだまさし 12/03/06
A「ADVANTAGE」(85/6/12)
 「最初で最後の恋」に”最強”を感じてしまいます(笑)。人の心は移ろいやすいもの。たった一
度好きになった人を最後まで愛し通すことができることってある意味幸せだし、逆を言えば一度
きりの人生なのにもったいないなとも思う。でもそういう一度きりの恋に自分の人生のすべてを費
やせるってまさしく最強だよね。ただその恋は成就せず、はかなくも二人は別れてゆくのだけど。
2763 「昨日・京・奈良、飛鳥・明後日。」 さだまさし 08/05/11
A「夢の吹く頃」(89/1/25)
 学生時代の修学旅行の思い出がおもしろおかしくコミカルに描かれた曲。次々と飛び出してく
るクラスメートたちのエピソードの数々に「そういやいたいた、そんなヤツ」って感想が浮かぶのと同
時にその当時の自分の面影がよみがえってくるから不思議。取り戻そうとしても取り戻せない学
生時代。今にして思えばあの頃かなりの時間を無駄に浪費してたなって気がしてしまいます。
3575 「昨日の君と今日の僕」 森山直太朗 11/10/03
A「あらゆるものの真ん中で」(10/6/9)
 世の中が便利になっていけばいくほど、なんだかぼんやりと暗い方へ向かってゆく気がします。
便利になるっていいことのはずなんだけど要はそうそう虫のいい話はないってことなんでしょうね。
何かを手に入れれば何かを失わざるを得ない。それはすべてに当てはまる気がする。なぜ昨日
の君とは仲良くできるのに今日の君とはそうできないんだろう?そこがこの曲のツボなんだよな。
4809 「昨日のジョー」 馬場俊英 15/02/18
A「キャンディー工場」(13/10/9)
 きっと明日こそは。と、そう思えたのはいつまでだったろう。今では明日が今日の繰り返しで終
われたら幸せだ、なんて思い始めている。自分にとっては今を生き抜くのはそれぐらい難しいって
ことなのかもしれないな。今日も夕陽が沈む。そしてまた明日が来る。明日が来ることに挑戦者
のような面持ちでいられたあの頃からはもう遠い。守るべきものを持ってしまった今の自分には。
4874 「昨日の涙と、今日のハミング」 高橋優 15/04/24
A「僕らの平成ロックンロールA」(12/12/26)
 「答えを探してる」と歌手は唄う。そもそもどんな答えを探したらいいのかすらわからない暮らし
の中で右往左往しながら今日もまた日が暮れてゆく。「幸せか?」と問われればキッパリそうとは
言い切れない。「なら不幸せか?」と聞かれればそれほど最悪な状況でもない。どの瞬間も最
高!なんて生き方はない。最高だと思える花を咲かせるため今日もその糧となる道を行こう。
3790 昨日の音色」 ほたる日和 12/05/05
S(09/3/11)/A「elementary」(10/2/17)
 まったく違った環境で育った仲間が集まりひとつのハーモニーを奏でてゆく。てんでバラバラなの
は当たり前。なのにいざ散らなきゃない分岐点に来ると、バラバラだったはずのハーモニーが不思
議と統一感にあふれ愛おしくなる。人との繋がりっていうのは、きっとこんな風に広がってゆくもの
なんだろう。不自然でぎこちなく感じたメロディーもいつしかなくてはならなかったものになるんだ。
233 「きのうのレジスタンス」 爆風スランプ 01/02/02
S(88/4/8)
 思春期になると、息子と父親の関係というのはそれまでとは微妙に変わってくる。なぜか息子
は父に対し「敵意」のようなものを抱くようになり、父もまた息子の対してその位置から一歩置い
たところに視点を持つようになったりする・・・はず。きっと大人の男になるために、誰もが通るステ
ップなのかなあ。そうだよなあ、友達だったらきっと、ざっくばらんに話し合えることもできたよなあ。
2882 「昨日への手紙」 オフコース 08/11/09
A「ワインの匂い」(75/12/20)
 いつまでもその場にたたずんでいたいと思ってみても、人は時の流れの中でうずくまっていること
などできない。「時間よとまれ」と思ってみても、無情にも刻一刻と時は刻まれてゆく。楽しかった
昨日もいつしか思い出となり、時はまた次の思い出を生み出すために進んでゆく。もちろんそこ
には楽しいことばかりが待っているはずもないんだけどね。この曲の優しい雰囲気が好きですね。
979 「昨日見た夢」 オフコース 03/03/09
A「STILL a long way to go」(88/6/1)
 オフコースのラストアルバムのラストに収録されている楽曲。まさにこの楽曲こそオフコースという
バンドの存在を表現した名曲だと思います。昨日見た夢の中で、ボクは大きな自由に包まれて
いた頃に戻ったけれど、なぜかそれがすごくむなしくて、やっぱり君のいるこの世界で生きていたい
という男の心情。やはり「愛」というものをとことん追いかけたバンドだったんだなと、改めて実感!

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