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「片おしどり」 さだまさし |
13/05/10 |
| A「夢の轍」(82/12/11) |
| 人は「女手ひとつでよく子供たちをここまで育てたね」と言うけれど、私はただ「よく頑張ったな」とあ |
| なたに褒めてもらいたかっただけ。あなたはずるいわ。だっておばあちゃんになった私が思い起こすあ |
| なたはいつまでも若いままなんですもの。愛した人が戦争によって命を奪われてしまった女性の想い |
| を歌った名曲『フレディもしくは三教街』のその後を歌っているんじゃないかと個人的に思ってる曲。 |
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| 3177 |
「片想」 中島みゆき |
09/08/31 |
| A「親愛なる者へ」(79/3/21) |
| 真っ向から「片想」を斜め視線で見てるこの姿勢。どうせこの先私が泣くのは目に見えてるんだ |
| から、どんなに両想いになれそうな雰囲気を感じたとしても今のうちにその人から手を引いておけ、 |
| というどこまでもマイナス思考なこの歌ですが、ここまで突き放した考え方を歌にするっていうのもま |
| た彼女の個性なんでしょうね。それだけ、今まで裏切られ続けてきたっていうことなんでしょうけど。 |
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「片想い」 浜田省吾 |
00/05/17 |
| A「イルミネーション」(78/9/21) |
| 「もうひとつの土曜日」とならぶ浜田省吾のバラードにおける代表曲。とにかくヒジョーに切ない。 |
| どうせ届かぬ恋ならば、いっそ彼女の前から姿を消してしまえばよかった。しかしそれはできなかっ |
| た。友達のままでいいと思ったのに、愛を求めてしまった男。そのメロディーも悲しい。またアルバム |
| 「Sand Castle」ではオリエンタルなサウンドにアレンジされており、こちらもまた心に響いてきます。 |
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| 1100 |
「肩に降る雨」 中島みゆき |
03/07/08 |
| A「Miss M.」(85/11/7) |
| 肩に降る雨に対して今まであまり関心を持ったことはないのですが、この曲を聴いてから雨の感 |
| じ方が変わったような気がします。うっとおしいはずの雨が、実は自分に対していろんなメッセージ |
| を放ってくれていたっていうこの曲の持つ雰囲気に何か救われたような気がします。雨の冷たさを |
| 知らずに生きてきたけど、その冷たさを知ったからこそその先を歩いてゆけるような気がする名曲! |
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| 3519 |
「片道切符」 チャットモンチー |
11/08/08 |
| S「Last Love Letter」カップリング曲(09/2/4) |
| 「あの頃に戻りたい」と思うのは今が望ましくない状況だからなんだろうけど、あの頃の自分に戻 |
| れたって、結局は今みたいな感情を抱いてしまうんだろうな。ふざけあえたあの日々は今も大切 |
| な宝物。そう思える日々が心の中にあることこそ恵まれてるといえるのかもしれない。今抱えてるこ |
| の望ましくない状況だって、数年後には自分の生きる糧になっていることだってありうるんだしね。 |
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| 4256 |
「花鳥風月」 世界の終わり |
13/08/14 |
| A「ENTERTAINMENT」(12/7/18) |
| 子供の頃、いつも夜空に広がる星たちを眺めていた。でもいつからかそんな星たちに気づけなく |
| なった。誰もが悲しみのない世界を望む。でも愛することで悲しみが消えてゆくのなら、悲しみのな |
| ない世界で誰かに愛を注ぐことなどできるのでしょうか。すべてが丸く収まる世の中など来るはずは |
| ない。それでも誰もが悲しみのない世界を求める。そこにたどり着くことなどできないと知りながら。 |
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| 4526 |
「門出」 鶴 |
14/05/11 |
| A「浪漫CD」(06/9/13) |
| 別れは僕の大切な人たちをすべて連れ去ってゆく。でもこの別れが君にとって新しい希望に向か |
| う門出になるのなら、僕は笑顔で手を振ろう。君と過ごした日々は僕の中で忘れることのできない |
| 身体の一部になってる。離ればなれになってしまうのはとてもつらいことだけど、今は涙を流したくな |
| い。僕も君のいなくなった日々をこれからひとり生きていかなきゃならないんだから強くならなきゃね。 |
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| 1198 |
「悲しい愛を終らせて」 オフコース |
03/10/16 |
| A「STILL a long way
to go」(88/6/1) |
| 愛する君だけに開いた心。でもその愛が終わりを告げた瞬間、僕の心は再び誰にも開くことは |
| ないだろう。そんな男の心情を綴った曲。愛が終わる瞬間っていうのは確かに自暴自棄というか、 |
| もうどうなってもかまわないって思ってしまうのは、言いかえればそれだけその愛に対して真剣だっ |
| たってことの表れのような気がします。熱い心もいっそ凍りついてしまえばいい。本音なんだろうな。 |
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| 65 |
「悲しいうわさ」 ザ・ブルーハーツ |
00/06/25 |
| A「Bust Waste Hip」(90/2/10) |
| あんまり有名じゃないかもしれないけど、ブルーハーツ中期の名曲だと思う。しばらく会っていな |
| い友人の悪いウワサを聞いて歌われた曲(かな?)。心に突きつけらブルース風の泣きのギターと |
| 繰り返させる単調なメロディーが、逆に心の奥の何かを伝えている。。マーシーの作る曲には日 |
| 常に感じる取りとめもない物事が歌にされているものが多いが、この曲もそのうちのひとつですね。 |
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| 4231 |
「悲しい気持ち」 桑田佳祐 |
13/07/20 |
| S(87/10/6) |
| なぜ君と離れてしまったのだろう。今もこの胸に泣きじゃくる君の姿が居座ったままだ。この先誰 |
| と恋におちようと、君はずっと僕の心から消えては行かないだろう。もう一度出逢えたら、その時は |
| 二度と離しはしない。そんな男のひと夏の恋の終わりを歌った作品。ずっとサザンの曲だと思って |
| いたけど、これソロ作品だったんですね。イントロの何とも言えぬ喪失感漂うメロディーが響く曲。 |
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| 1885 |
「哀しいくらい」 オフコース |
05/11/03 |
| A「Over」(81/12/1) |
| どんなに自分の想いを伝えても、彼女はいつも僕の心を疑っておびえている。僕の言葉の少な |
| さが彼女に不安を抱かせている原因なのかもしれない。また彼女の「今さえよければそれで」って |
| いう考え方がそんな猜疑心を呼び起こしているのかもしれない。だけど僕らは今ふたりでいるのだ |
| から、その事実を飲み込んで明日を迎えようよ。う〜ん、聴くほどに小田さんらしい曲だな(笑)。 |
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| 1451 |
「悲しいくらいほんとの話」 原田知世 |
04/06/26 |
| S(82/7/2) |
| 彼女のデビュー曲であり、彼女の主演したテレビドラマ「セーラー服と機関銃」の主題歌なんで |
| すけど、歌われている内容は思いっきり「時をかける少女」なんですよね、これが(笑)。ボクはこの |
| 頃まだ年端も行かぬ小僧だったんですけど(笑)この曲にはなぜか不思議な印象を持ったのを覚 |
| えています。誰にもわかってもらえない、彼女にしかわからない、悲しいくらいほんとの話がそこに。 |
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| 2998 |
「哀しい恋」 小松未歩 |
09/03/05 |
| A「A thousand feelings」(01/3/7) |
| 久しぶりに会ったあなたと私。ふたりの恋はこれから終わりへ向かおうとしている。でもきっとカフェ |
| で笑いながら話すふたりは、周りの人からは仲のいい恋人同士に見えるんだろうな。ひとつのボタ |
| ンのかけ違いから元に戻れなくなった恋人たちの描写が切ない楽曲。なぜか優しく映り出す彼と |
| の思い出と明るめのメロディーが、彼女の「哀しい恋」をさらに切ないものへと変えてゆくのです。 |
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| 12 |
「悲しいね」 渡辺美里 |
00/04/30 |
| S(87/12/9)/A「ribbon」(88/5/28) |
| 小室哲哉が渡辺美里に提供した楽曲の中では「My
Revolution」や「Believe」が有名ですが |
| ボクはこの「悲しいね」が飛びぬけて好きなんです。切なげなイントロにはじまり「一番の勇気は
い |
| つの日も自分らしく
素直に生きること〜」という少年の観点から恋や自分の生き方、感性につい |
| て歌われています。街の中や踏み切りの前で立ちすくむ少年の像が浮かび上がってくるんですよ。 |
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| 4308 |
「悲しいほどピカソ」 森山直太朗 |
13/10/05 |
| A「素敵なサムシング」(12/4/11) |
| 無垢で居続けることほど難しいことはない。無垢でいるということは常に自分に素直であり続け |
| るということ。社会に身を置いて生きるうえでそれを続けてゆくのは難しいし、そんな状態で周りの |
| 人たちとうまくやってゆけるわけがない。でも本来自分の心に素直であり続けるというのは最も自 |
| 然な生き方のような気もする。ということは生きることはそのまま罪へつながる、ということだろうか。 |
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| 3297 |
「悲しい夜」 浜田省吾 |
09/12/29 |
| A「生まれたところを遠く離れて」(76/4/21)/A「WASTED
TEARS」(89/9/1) |
| 彼の1stアルバム中、唯一プロフェッショナルな部分を感じさせる、そのアルバム色に似つかわしく |
| ない(笑)作品なのです。あのアルバムの中で妙にこの曲だけアーティスティックなキャリアを感じる |
| 気がしてしまうのはボクだけなんでしょうかね?『愛という名のもとに』や『行かないで』に見られる彼 |
| が得意とする”この夜が明けると君は行ってしまうんだね”系の元祖と言っても過言ではない曲。 |
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