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〜か

4198 「傘」 転校生 13/06/17
A「転校生」(12/5/2)
 世の中すべてが「本当」で固められたらきっと荒涼とした世界になってしまうだろう。誰もが「本
当」の気持ちを話す。誤解が減るわけだから今よりわかりあえることもあるだろう。でもそれ以上
に感情がぶつかり合うだろう。それがいいことなのか一概には言えないけど、もしかしたら今よりい
い世の中になるのかもしれない。でも知らない方がいいことも世の中にはたくさんあるからなあ。
1955 「傘いらんかん」 SION 06/01/12
A「UNTIMELY FLOWERING」(02/4/26)
 まるで爪を立てて襲いかかってくるような街を背景に、大丈夫、まだ笑えるぜ。だから傘はまだ
いらん。そんな主人公の意志を歌った楽曲。昔より、昨日よりも今日の自分は強くなることがで
きているんだろうか?それは来たる日々を生き抜いていくことで自然に身についているような気も
する。昨日打ちのめされたことだって今日は平気だ。でもそれは悲しいことなのかもしれないな。
3383 「風車」 アンダーグラフ 10/03/25
S「心の瞳」カップリング曲(09/4/15)
 子供の頃に当たり前に思えていたことやできたことが簡単にできなくなってきている。単に「歳
くったからだ」と言われてしまえばそれまでなんだけど(笑)特に「何が正しくて何がそうじゃないか
」って判断力はあの頃にもう追いつけない。いろんな事由が入り混じり、自分で答えを難しくし
てしまってる自分を感じるたびそう思うんですよね。本当はもっとシンプルで単純なはずなのに。
1422 「かざぐるま」 村下孝蔵 04/05/28
A「かざぐるま」(86/7/2)
 これは叶わぬ恋なんだ。そう自分で一線を引いたとしても、自分の心までは騙し通せない心
情を綴った曲。もしあなたの心が自分の思いのままになればもう何もいらない・・・そう思いなが
らも人の心の欲望には際限がない。だから人は何度も恋をする。だけど相手を思う気持ちの純
粋さって何ものにも変えがたい大切なものですよね。たとえそれが成就できぬ恋だったとしても。
4081 「重なり」 back number 13/02/20
A「逃した魚」(09/2/18)
 彼女とつないでいた手のぬくもりにだけ一縷の望みを抱いていた。彼女が僕から離れてゆくわ
けがない。彼女の口から聞きたくない言葉がこぼれるわけがない、と。確かに僕は君と出会った
頃とは変わってしまったかもしれない。君が思い描く理想の僕から遠のいてしまったのかもしれな
い。君を想う気持ちは変わっていないのに。そして次の瞬間彼女の口から発せられた言葉は。
2801 「風花」 森山直太朗 08/06/18
S(05/11/16)/A「風待ち交差点」(06/11/29)
 彼の歌には刹那的なものが多いような気がします。過去に傷を負い、あまり未来に明るさを期
待していないような、そんな切ない印象を受けます。人間はいつか必ず死んでしまう。今こうして
思い描いている想いだって、いずれはこの空や海に吸い込まれるようにして消えてゆく。人の存在
が永遠ではないからこそ、想いの儚さをこの曲からは感じます。スキャットも個性的だしね(笑)。
2970 「風見鶏」 コブクロ 09/02/05
S「蕾」カップリング曲(07/3/21)/A「5296」(07/12/19)
 流れの中に入って生きられればこれほど楽なことはない。でも僕はできれば困難な道を選んで
進んでいきたい。きっとそれが僕が進んでゆくべき道だから。時には悲しみ途方に暮れてしまうこ
ともあるけど、そんな時君の存在がその悲しみを歩き出す力に変えてくれたんだ。楽な人生から
はきっと何も生まれない。悲しみを経験したからこそ生まれてくるものってきっとあるはずだよね。
173 「飾られた街」 柿島伸次 00/11/30
A「名前のついていない場所へ」(93/8/21)
 顔と声は若き頃の長渕剛、作風は浜田省吾を彷彿とさせる柿島伸次の1stミニアルバムに収
められていた一曲。「この街で生まれ この街で生きていく どこかで誰かが 悲しみかかえてる」と
いう一節から見ても尾崎豊っぽい気もする、というボクの好きなタイプのテイストが集約された名
曲。飾られた街っていうのは誰もが本当の心を隠して生きている街ってことなんだろうな、きっと。
1035 「かしこい僕達」 真島昌利 03/05/04
A「RAW LIFE」(92/11/1)
 ドライな子供たちの視点をマーシー独特のシニカル100%(笑)な表現で歌った曲。僕らのお兄
さんやお姉さんは理想を持ち、個性を主張し、人に優しくし、人を信じて損ばっかりしてきた。僕
らはそれを見て知っているから、同じ過ちは繰り返さず、人のことなんかどうでもいいから、カラッポ
で陽気で楽しい人生を送ろう。っていう未来のこの国へ警鐘を鳴らすメッセージソングなのです。
3278 「KASHIWAマイ・ラブ」 爆風スランプ 09/12/10
A「I.B.W」(89/11/1)
 春になればあなたは故郷へと帰ってしまう人。だから好きになっちゃいけないんだ、と思えば思う
ほどあなたへの想いが深くなってゆく。あなたにとって私はただの思い出になるのでしょう。だけど
私にとってあなたは・・・そんな、初めからいずれ別れなければならないとわかっていながら恋に落
ちていってしまう女性の心情を描いた歌謡曲。なぜ千葉県の柏が舞台なのかはいまだ謎(笑)。
4129 「微かなカオリ」 Perfume 13/04/09
S「レーザービーム」カップリング曲(11/5/18)
 君に恋してしまった。でも君はこの気持ちに気づいてくれているのかな?本当は君の本心を聞
きたい。でももしその気持ちが私に向いてなかったら、と思うだけでそこから踏み出せず結局いつ
もと同じ話で終っちゃう。二人でいる時間はすぐ過ぎるのに、一人でいる時間はなぜこんなにも
長く感じるんだろう?そんな希望と不安を抱えた女の子の気持ちを歌ったポップかつ切ない曲。
2898 「かすみ草」 斉藤和義 08/11/25
A「I LOVE ME」(07/10/17)
 ここにいるはずの君はもういない。それは君の心が変わってしまったわけじゃなく、きっと僕の心が
変われなかったせいなんだね。もしまだ君が僕を待ってくれているんなら、僕は君に向かって舟を
漕ぎ出すよ・・・思いっきり後ろ向きというか彼女ありきというか、じゃあなぜ別れる前に素直になれ
なかったんだよとでも言われそうな男ですが、この根拠のないプライドこそ、男たる由縁なのです。
2503 「かすみ草」 村下孝蔵 07/07/14
A「かざぐるま」(86/7/2)
 中学時代や高校時代を振り返るということはあっても、なかなか小学生時代を思い返すってい
うことがありません。って言う前にあんまり憶えてないからかな?(笑)。だけどそこで今の自分の基
盤みたいなものが創られてるのは事実。美しいものを美しいと思える心、悲しみを悲しいと思える
心・・・そんな少年時代を思い起こす曲。彼にとってきっと大切で素敵な時間だったんでしょうね。
2174 「霞んだ山の向こう」 平川地一丁目 06/08/19
A「海風は時を越えて」(05/7/27)
 僕には今何も望むものがない。できることなら君とこうして一緒に寄り添いあえる今日がそのま
ま明日も繰り返してほしい・・・あの頃はそう思ってた。でも時の流れっていうのは、いつまでも同
じように同じ場所には佇まわせてはくれない。だから思い出は、持つ者に事実以上に美しく愛
おしく感じさせ、そして今の自分の非力さを痛感させるんだろうな。ギターの音色が泣かせる歌。

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