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1920 「FLY」 真心ブラザーズ 05/12/08
S(01/8/8)
 心通わせた唯一の人は今はもう夜空の星の上。そんなやるせない男の心情が綴られた楽曲。大切
な人を失ってからふさぎ込んで人生を送ってきた男がついに腰を上げた。この流れのなかで力尽きるの
か、それとも泳ぎきれるのか。これからが勝負の時だ!生きてゆく力とは実はすごいものなのだ。そして
てサビ部分でのYO-KINGの盛り上げ方がまたすごい。それが彼らの真髄のひとつでもあるんだけどね。
2915 「FLY 〜愛の続きはボンジュール!〜」 斉藤和義 08/12/12
S(05/10/19)/A「俺たちのロックンロール」(06/6/21)
 この人の作る曲を聴くたびに「本当に定規で線引きできないような男の感情を、なんでこうも巧みに
表現できるのかなあ」って感心してしまうんですよね。”アレ”をたとえて「エッフェル塔」とかって歌ってるし
(笑)。だけどその奥に潜む男の弱さもキッチリ描いてるところが共感もてるんですよね。確かにこの先も
愛しい人と一緒にいれるのかって不安になる。だけど実はそれぐらいが丁度いい、って潔さもあるしね。
1849 「FRIDAY MIDNIGHT BLUE」 B'z 05/09/28
A「RISKY」(90/11/7)
 アルバイトでタクシーの運転手をしている売れない絵描きの物語。この『RISKY』というアルバムはボク
の中でも群を抜いて印象に残っているんですけど、なんだか聴いているだけでどこかの外国のひなびた
アパートの一室にいるかのような気分になってしまいます(笑)。この絵描きは何とか今の状況から脱
出しようとしてる。だけど「現実を乗車拒否できないのがつらいところ」確かにそれは言えるかもね(笑)。
4775 「pride」 GReeeeN 15/01/15
A「歌うたいが歌うたいに来て歌うたえと言うが歌うたいが歌うたうだけうたい切れば
 歌うたうけれども歌うたいだけ歌うたい切れないから歌うたわぬ?」(12/6/27)
 この先にどんな未来が待っているかなんてわからない。頼れるのは今日まで生きてきた自分だけなん
だ。そして今日までの経験がきっと明日以降を生きる自分の糧になってくれるはずさ。何かを信じて今
まで生きてきた人がその何かをあきらめることほど悔しいことはないだろう。だから限界なんてないんだと
信じよう。そう感じても歯を食いしばろう。その先にきっと今は見えない何かが待っているはずだからさ。
1043 「PRIDE」 チャゲ&飛鳥 03/05/12
A「PRIDE」(89/8/25)
 「プライド」っていう言葉はどちらかというと悪い意味にとられることが多い。「プライドが高い」とかってい
うと「高慢ちきなヤツ」とかってとられがち。でも本当は「プライドを持つ」ってすごく大切なことだ。自分の
柱となる信念を持っているということ。どんなに心を揺さぶられたとしても譲れないものがひとつだけある。
それが自分の中の柱となってゆく。そんな「プライド」を持てる人になれたら。いや、ならなくちゃね(笑)。
4763 「PRIDE -close to you-」 Favorite Blue 15/01/03
S(99/3/31)/A「solitude」(99/6/16)
 今よりもっと強い自分にならなきゃいけない。そう思って今までを生きてきたけど、過去を振り返らず
前だけを向いて生きることにちょっとだけ疲れを感じていた自分がそこにいた。自分の魅力なんて自分
自身ではわからない。誰かに言ってもらわなきゃ今持っているはずの魅力すら失ってしまいそう。だから
誰かの力になりたい。私だけが与えられる力を持つ私になりたい。そんな女性の願いがこめられた曲。
1337 「プライマル。」 the yellow monkey 04/03/04
S(01/1/31)
 グラムロックの気持ちよさっていうのが凝縮されたような一曲。小刻みのいいメロディーとアレンジが一
日も早くこのバンドの復活を!と願わせる爽快なロックチューン。イエローモンキーの楽曲の魅力はど
んなに明るく爽快なイメージのある曲の中にも、必ずといっていいほどそこに裏打ちされた悲しみが隠
されているということ。最後の「さようなら きっと好きだった」の一節がなぜか切なく響いてくるのです。
3818 「フライング蝉」 野狐禅 12/06/03
A「東京23区推奨オモイデ収集袋」(04/11/17)
 6月上旬に聞こえてきた蝉の声。確かに早過ぎる。でも「蝉の声が聞こえるのは真夏だ」と言うのは
今までの「常識」にすぎない。真夏に桜が咲こうが雪が降ろうが、そうなってしまえば「時にはそれもあ
る」となり、それがいつか常識になるのかもしれない。もちろんその声は近所の家の洗濯機の音を聞き
間違えたにすぎなかったのだが(笑)「常識」は生きていくのに時に一番邪魔になるものかもしれない。
4174 「BLlND」 槇原敬之 13/05/24
A「Cicada」(99/7/7)
 いつも想っていた人がいざ自分の方を向いてくれると、なぜ人はその有難さを忘れてしまうのだろう。
いや、忘れたというよりは見えていたものを見失ったと言う方がいいのかもしれない。僕は一目で君に
夢中になった。でも君が僕に振り向いてくれた時、その最初の気持ちに戻れなくなってしまったんだ。
だから今僕は「僕」という目隠しを君から外すよ。君が僕のことなど気にせず、幸せに向かえるように。
876 「fragile」 相川七瀬 02/11/25
A「Crimson」(98/7/8)
 愛すべき人と愛し合う瞬間というのは、きっとつらかった昨日のことや、これから苦しみが待っているで
あろう明日のことなど忘れてしまうものなのかもしれません。そんな女心を歌った彼女の隠れた名曲。
でもこの楽曲の作詞したの織田哲郎さんなんですよね(笑)。さすがかの名曲『おどるポンポコリン』の
作曲者だ(←作詞じゃないじゃん(笑))。とにかくジーンと来るメロディーと歌詞、そして歌唱なのだ。
413 「fragile」 Every Little Thing 01/08/03
S(01/01/01)
 「愛を口にする」人間は言葉をしゃべる動物である。そしてその人が考えていることを相手に伝える
手段として「言葉」はあると思うんだけど「愛してる」「好き」って何度も口にするのって何か安っぽく思
えてしまうんですよね。軽々しい感じがして。でも「言葉」があるからこそ人を好きになったりもできるん
だけど。言葉は確かに必要なんだけど、でも不必要みたいな。この曲聴いてそんなこと考えました。
1394 「fragile」 TM Revolution 04/04/30
A「progress」(00/10/12)
 ユーロビートを思い起こさせるゴージャスなアレンジと、どこはかとなく切ないメロディーが合い舞ったT
M レボリューションの一曲。歌詞の内容も言葉少なでちょっと破滅的でもの悲しい雰囲気を醸し出
しているものですが、それ以上に少しはかなげなメロディーとダイナミックなアレンジの融合がたまらなく
心地いいのです。やはりそれは90年代の音楽ばかりを聴いてきた人だからなのかもしれないな(笑)。
3040 「Fragile Mind」 コブクロ 09/04/16
A「5296」(07/12/19)
 自分の行く手を阻む最大の敵は、実は自分なのかもしれない。何もかもを自分の中で自分に都
合のいいように否定して結局はどこにも行けずじまいになってる最大の原因。その凝り固まった心を
打ち崩すことから始めるしか進むべき道はない。それができるのも自分をおいて他にはいないんです
よね。簡単にはいかないだろうけどまずはそこから。それを後押ししてくれるかのような力強い歌です。
4084 「プラズマ」 チャットモンチー 13/02/23
A「耳鳴り」(06/7/5)
 あなたはまるでデジタルのように情報に敏感で何でもかんでもキチッとしていていつまで経っても退屈
な人。まるでアナログな私にはついていけないところがある。でも彼女はそんな彼から目を離せない。
憎まれ口は言ってみれば愛情の裏返し。恋愛模様がことごとくビデオの機能に例えて歌われてるとこ
ろがおもしろい。確かに人生キレイなとこだけ編集したい。けどそんなドラマ、やっぱり味気ないよね。
1424 「BLACK OR WHITE?」 TM Revolution 04/05/30
A「MAKES REVOLUTION」(96/8/12)
 今自分がやっていることははたして正義なのか?悪なのか?実はそれは自分ではよくわからないも
のなのかもしれない。今まで自分が”正義”もしくは”正しい”と思ってきたことも、よくよく考えたり周り
から見てみれば100%正しいものじゃなく、へたすれば”悪”なのかも。「必要悪」って言葉があるよう
に、世の中”正義””悪”と分けられるほど簡単なものじゃない。もちろん信念は大事だとは思うけど。
771 「BLOOD LINE」 浜田省吾 02/08/05
A「Father's Sun」(88/3/16)
 1945年にアメリカに2個の原子爆弾によって強姦されたこの国は「日本」という名前はそのままにま
ったく別の国に作りかえられた。そしてその延長上に今の「日本」がある気がする。この曲ではあたか
も米兵の男性と日本人の女性の間に生まれた男の苦悩が歌われているように思えますが実は今も
なお混迷を続けるこの国自身を歌ってるんじゃなかろうか?しかもその想いは年々強くなっています。
3121 「プラネタリウム」 いきものがかり 09/07/06
S(08/10/15)/A「My song Your song」(08/12/24)
 満点の夜空を見るたびに、君と見ていたあの時の夜空を思い出す。今にも消えそうな星を指さして
「あの消えそうな星、今の私たちの希望に似てるね」と言っていた君は今はもう僕の横にはいない。こ
の街にいればいつまでも君の優しさに触れていられるような気もするけれど、でもやっぱりここから先に
進まなきゃ。だから僕もこの街から旅立つよ。そんな青年の思いがひしひしと伝わってくるんですよね。
2754 「PLANET」 GOING UNDER GROUND 08/05/02
A「おやすみモンスター」(07/11/7)
 人の世で生きていくってことは道端の草花を踏みつけてゆくように誰かの心を踏みつけてゆくことだ。
どんな綺麗ごとを並べたって生きてゆくってそういうことだとボクも思います。だけどそれでも道端の花を
踏まないように避けて通れる優しさを持とうとする心がほしい。そんな想いがこの曲からは伝わってきま
すね。そんな心を探すことが、この荒んだ世界を生きてゆくせめてもの救いだと信じていたいですよね。
4449 「フラフラ」 森山直太朗 14/02/23
A「素敵なサムシング」(12/4/11)
 この道の先にゴールがあるのならできるだけ手っ取り早くゴールに着きたい。もちろん連想するゴール
なわけだからその人にとって「いい場所」と考えてしまいがちだけど得てしてそんな都合よくできてはい
ないはず。今いる場所よりも劣悪な環境かもしれない。でもどっちにせよそこへ行かなきゃならないの
なら、その道程をどう切り抜けるかよりどう楽しむか。お気楽風なサンバだけど考えさせられる曲だな。
1888 「フラ フラ フラ」 SION 05/11/06
A「フラ フラ フラ」(97/3/21)
 ワルツにのせて淡々とトラック運転手の悲哀が綴られる楽曲。隣に乗ってる若いバイトはやる気が
あるのかないのか話していることがさっぱりわからない。荷物の到着時間が遅れれば日頃のうっぷん晴
らしとばかりに怒りをぶつけてくるバカな客。時間ばかりが過ぎてゆき彼女との約束なんか守れたため
しがない。でも約束のひとつでもしないことにゃ、存在意義すらこの世から消されそうで。染みますね。
2487 「フラリ」 ゆず 07/06/28
A「すみれ」(03/3/19)
 そりゃあ大好きな君の相談事だからさ。君から話しかけてくれば相談に乗るけどさ。だけどよりによ
って君が片思いしてる男についての相談なんて、そりゃないよ。これだけ君を思ってるのにそれを悟ら
れないように相談に乗ってる俺っていったい何なんだろう?できれば君のことなんかあきらめてしまい
たい。でも君にとってよき相談相手でもいいからそばにいたい。く〜っ!つらい立場だな〜この男!
3774 「FLOWER」 吉井和哉 12/04/19
A「The Apples」(11/4/13)
 人は過去の記憶に左右される生きものだ。人生観はどう育ってきたかで大きく変わる。自分の血
筋を愛せない人間に他人は愛せない。自分を認められない限り他人を認めることはできない、とい
うことなのだろう。それは別の目で自分を見てみるということなのだろう。「こういう人でありたい」そう思
って生きてゆけばおのずとそうなって、ゆくのかな?(笑)なにせ人生は一回こっきりしかないもんね。
1657 「ブランコ」 Do As Infinity 05/01/18
A「GATES OF HEAVEN」(03/11/27)
 自分の夢をかなえるために田舎から旅立ったけど、都会に来て日毎に夢が削られてゆく女性の心
情が綴られています。旅立つ日まで上京を反対した父親と自分は生き方が違うと思ってた。だけど
今思い返す幼き日に、ブランコに乗った自分の背中を押してくれたのは他の誰でもない、父だった
忘れていた幼き日に置き去りにしてきた何かを、今だからこそ思い出させてくれるような曲なのです。

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