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〜ひ

136 「日なたの窓に憧れて」 スピッツ 00/10/16
A「惑星のかけら」(92/9/26)
 「魔女、旅に出る」の次のシングルでやっぱりこの曲もラジオで初めて聴いたんだけど、印象に
残ってるなあ。メロディー運びもスピッツらしいけど、スピッツには珍しく6分を超える大作。宙に浮
いてるような感じがする不思議な曲です。この何度も繰り返されるメロディーを聴いてると、とて
も暖かいようでいて、どこか別世界のことを歌っているような、そんなグルーブを感じる曲ですね。
971 「微熱」 さだまさし 03/03/01
A「夢の轍」(82/12/11)
 心臓の鼓動のような音で始まるラブソングです。まるで生まれる前からあなたを知っていたような
気がするほどあなたを心から愛している、というものなのですが、さださんが歌にすると全然厭味が
なくてどこか安心してしまうから不思議なんですよね。空も空気も、そしてこの大地も周りにある
すべてのものが、自分のこの胸の愛を祝福していてくれるような、そんな感覚に陥る一曲ですね。
3233 「陽のあたる坂道」 Do As Infinity 09/10/26
S(02/2/27)
 めざすのはかつての自分がいた場所。何の迷いもなく、ただひたすら自分の描いた夢に向かって
まっすぐ歩いていけたあの頃の自分がいる坂道。もう戻ることができないはずの場所だけど、どんな
に遠回りしても帰ろうとすることにこそ人生の意味はあるのかもしれない。迷った時や苦しい時の「
原点回帰」って重要なものなんですよね。だって、そこから今の自分のすべてが始まったんだから。
158 「陽のあたる場所」 浜田省吾 00/11/10
A「愛の世代の前に」(81/9/21)
 浜田省吾の数あるバラードの中でも代表格であるこの曲。「不倫の愛」を題材にしてると思う
んだけど、せつないなあ。歌の背景には家庭を持つ男の、その男を愛する女への気持ちがつま
っている。「もしもこの愛に形があれば伝えられるのに 偽りのかけらもなかったことを」女性からす
ればかなりムシのいい話になるのかもしれないけど(笑)。そんな自分の罪深さを歌い上げた曲。
2534 「日の当たる場所へ」 SION 07/08/14
A「ALIVE ON ARRIVAL」(03/6/25)
 夢を持つっていうことは、その夢に対して自分がどれだけ未熟かってことを思い知ること・・・なる
ほどな!と思わずうなってしまったロックチューン。その目標が高ければ高いほど、自分の努力が
どれだけ足りないのかを自覚してしまう。夢を持つのもある意味複雑ですね〜。けれどそれでも
何か夢がほしいな。夢がなければ自分の未熟さすら自分自身で知ることなどできないのだから。
3517 「陽の当たる場所へ」 千綿ヒデノリ 11/08/06
A「キセキ」(03/1/24)
 日々自分に嘘をついて生きてる。本能のままに生きてるのだとしたら、まず仕事なんて休んで
るしね(笑)。冗談はともかく、嘘をついてる自分の心が元気でいるはずがない。それが道理だと
言われりゃそれまでだけど、そんなガマンをしなきゃならないほど人生ってつまらないものなのでし
ょうか?彼はそれでも陽のあたる場所を探して歩く。それが残された最後の砦であるかのように。
2079 「陽は西から昇る」 森山直太朗 06/05/16
A「乾いた唄は魚の餌にちょうどいい」(02/10/2)
 毎日決められたように陽は西から昇る。たとえ昨日どんなにいやな目に遭ったとしても、すべて
をリセットしたかのようにまた一日は始まる。でも逆に今まで自分が何かに向かおうとして感じてき
た苦悩や悲しみもリセットされてすべてが無駄になってしまう気もする。人それぞれのとらえ方ひと
つなんだけど、一日の終わりと始まりっていつも希望に満ちているものだ、とは限らないんだよね。
4953 「陽はまた昇る」 高橋優 15/07/12
S(12/8/8)/A「BRAKE MY SILENCE」(13/7/10)
 自分の存在を否定されてる気がするのは、そう感じる余裕があるからなのだろうか?たとえば
この国が争いの絶えぬ国で明日自分の命があるかどうかも保証されない立場だったらもっとひた
むきに生きようとするだろうか?愛だ平和だと叫ばれてる割に愛も平和も感じない。感じるのは
疎外感だけだ。でも陽はまた昇る。陽が昇る間はまだ生きていてもいいという証だと、信じたい。
1000 「日はまた昇る」 浜田省吾 03/03/30
A「SAVE OUR SHIP」(01/8/22)
 自分がどうしていようと、明日という日はまた来る。今までもいろんな悩みに襲われてはきたけど
いざその時が来てみると案外大丈夫だったという経験がほとんどです。だから先のことをくよくよ考え
ていたとしても、いざ時が来てみれば悩んでいた時間が惜しくなるほどチッポケなことだったりする。
どうすれば笑ってその時を迎えられるのかという前向きな考え方をしようと教えられた気がする曲。
2996 「陽はまた昇る」 ゆず 09/03/03
S「超特急」カップリング曲(05/11/9)/A「リボン」(06/1/18)
 生きてゆく上でやっかいな出来事はできることなら避けて通りたいもの。でもその乗り越えてきた数
だけ自分を強くしてくれているとも言えるんですよね。それにたとえその時は逃げきれたとしてもいつ
かまた自分の上にのしかかってくるんだろうし。目の前に立ちはだかる試練をただ単に「イヤだ」と思
うか、ステップアップのための試金石と思えるかどうかで、人生ってすごく変わってくる気がしますよね。
619 「ヒバリのこころ」 スピッツ 02/03/05
A「スピッツ」(91/3/25)
 彼らのデビューシングルにして、極上のポップスである。生きていく上でこれから何十、何百の壁が
立ちふさがってくるだろう。でもそれらの壁を乗り越えて生きてゆこうとする若者の意気込みや決意
が伝わってくる。自分が「ここにいれば大丈夫」だと思ってた場所が、実は自分が前に進むことを阻
んでいたことに気づくって、最近よくあることなんだよね。それをぶち破るのにも勇気が要るんだけど。
4430 「日々」 森山直太朗 14/02/04
S(13/3/27)/A「とある物語」(13/4/24)
 一見どこにでもあるありふれた日々。できれば昨日と違う今日、今日とは違う明日を過ごしたい。
でもそんな日々を続けられていることがいかに恵まれているかを知らなくてはならないよね。本当なら
毎日大変なことが起こったっておかしくはない。まるで同じ日々を繰り返すかのような毎日を続ける
ことの方が奇跡に近い気もする。さあ今日も「ありふれた日」というありがたい時間が始まるのです。
4697 「響」 徳永英明 14/10/29
S「名前のないこの愛のために」カップリング曲(12/11/21)
 前へ進むためには昨日よりも今日、今日より明日と自分を成長させていかなくちゃならない。だけ
ど「そのままでいてほしい」と思える人もいる。あなたはそのままのあなたでただそこにいるだけでいい。
僕がそこに加わるだけでひとつのメロディが生まれる。今この場所に来るまでに様々な夢や希望をあ
なたは捨ててきたことだろう。でもそれがなければ今ここにあるメロディは生まれてはいないのだから。
1897 「日々精進」 染谷俊 05/11/15
A「愛にあいたかった」(93/4/21)
 己を磨く。人はそれを歳をとればとるほど怠ってしまうような気がする。まあある程度の年齢まで生
きた時点で大多数の人たちは自分の想い描いているものが世で可能か不可能かが判り、言わば
諦めの境地に陥ってしまう。だけどホントは人は死ぬまで自分を磨き続けなきゃいけないんだよな。
それがこの世に生を受けた者の使命でもある。なんて言いつつ今日もどこかに逃げ道を探してる。
4273 「日々のあぶく」 フラワーカンパニーズ 13/08/31
A「チェスト!チェスト!チェスト!」(10/11/3)
 これから起こることすべてを消してもいいから、今まで通ってきたすべての出来事を記憶に残してほ
しい。そう思うからには、今置かれている状況から逃げ出したいとこの主人公は願っているのだろう。
頭は過去の出来事をすべて美化するようにできている。その時はその時でいろんな悩みを抱えてた
はずなのにね。そんな今この瞬間もいつか過去になってゆく。頭のどこかで勝手に美化されながら。
4182 「日々、割れた日々」 野狐禅 13/06/01
A「ガリバー」(06/6/21)
 淡々とした朗読。そこから荒々しく変化する矢継ぎ早に言葉が詰め込まれ、それをドラマティック
に彩るギターとピアノ。まさに野狐禅の真骨頂。そこに普段の何気ない風景が挿入され完成する。
いや、日常の自分の稚拙さを「これでもか」と露呈する彼らの作品に「完成」という言葉は似合わな
い。どちらかといえば「感性」が研ぎ澄まされているといった感じだ。思わず頷く、ひび割れた日々。
4571 「hypnosis」 Mr.Children 14/06/25
A「[(an imitation)blood orange]」(12/11/28)
 すべてが思い通りにいくわけがない。そんなことはわかってる。それでも思う方向へ動かしてゆこうと
思うのは日々を生きているからなんだ。もちろん現実は厳しい。でも起こりえないことを起こしていか
なければそこへたどり着くことはできない。だから夢を見るって必要なんだよね。その現実を前にあき
らめてしまっている声たちを聞き流しそこへたどり着けると思い込んで今日も手を伸ばし続けるんだ。

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