フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

~ひとも

938 「ピストル」 黒夢 03/01/27
A「FAKE STAR」(96/5/29)
 破滅的な愛を描いた黒夢のハイスピード・ロックンロール。彼らの楽曲には耳に聞こえてくる切
迫した激しさの裏側に、どうしようもない悲しみや淋しさが散りばめられてるような気がして、きっと
そこにボクも心惹かれるものがあったんでしょうね。その悲しみや淋しさをクセのあるボーカルや、激
しいサウンドで包み隠しているような、そんな気がするのです。そこがまた彼らの魅力ですけどね。
2835 「ビターズ」 GOING UNDER GROUND 08/07/22
A「ハートビート」(03/10/22)
 青春のほろ苦さっていうのは、ひとえに「経験の無さ」から来るものなんじゃないのかな。すべてが
初めて体験することだから、大人からしたら些細なことでもすぐにすべてに迷ってしまう。その時に
は「早く大人になりたい」なんて思うんだけど、いざ歳をとってくると「あの頃に戻りたい」なんて郷愁
感も芽生えてきたりする。あの若き日のほろ苦さを経験することは、もう二度とできないんだよな。
1535 「Bitter Memories」 爆風スランプ 04/09/18
A「ハイランダー」(88/11/2)
 大好きな彼女が好きだったのは自分の友達だった!こういうシチュエーションは学生時代に誰も
が一度は経験しているはず、え?ボクだけ?(笑)その時にはどんなに苦しんだり、つらく思ったり
していたとしても、時が経てば苦いけどなぜか甘酸っぱい想い出となる。今では確かにそう思える
けど、でもその当時の僕にはまさに生きるか死ぬかっていうぐらい重大な事件だったんだよな(笑)。
4844 「ひだまり」 ゆず 15/03/25
A「新世界」(14/2/19)
 ありふれた日々が今日も訪れる。それが格段素晴らしいとは思えないとるに足らない日々のよう
に思えても実はそれが素晴らしいんだと思えるようになるには、今あるありふれた日々を失うしかな
いのかもしれない。朝起きてから夜寝るまでの何気ないそのひとつひとつの物事がかけがえのないも
のなんだよね。今足りていないものを探してる。その探してる瞬間こそが実は大切な時間なんだ。
1702 「日だまりにて」 ゆず 05/05/03
A「トビラ」(00/11/1)
 少年の頃によく来てた公園。あれから何年経っただろう?街もすっかり変わってしまったし、僕を
取り巻く環境もあの頃とは比べものにならないほど変わってしまった。でも今まで抱えていた悩みも
懐かしい場所に来たら空の向こうに吹っ飛んでってしまったな。そんな青年の気持ちがすごく伝わ
ってくるポップチューン。若き日によく過ごしていた場所に来ると、気持ちだけは若返れるんだよな。
4326 「ひだまりの詩」 ル・クプル 13/10/23
S(97/5/16)
 聴いただけでドラマ『ひとつ屋根の下』を思い起こしてしまいますが、それは挿入歌として成功し
ているってことなんでしょうね。私を精いっぱい愛してくれた彼に宛てた手紙はいつもポストに戻って
きてしまう。会いたい。でもそれは叶わないことなのでしょう。それでも私はこの広い空の下を生きて
ゆく。これからあなたとは別の誰かを愛することになっても、あのひだまりのような優しさを忘れない。
4487 「左と右へ」 SION 14/04/02
A「Naked Tracks 4 ”同じ空の下、違う屋根の下で”」(11/8/27)
 ひとつだったはずのふたりが左と右へ離れてゆく。当たり前だったはずの楽しいひととき。それをこん
んな別れる瞬間になるまで思い出せない自分を悔やむ。なのに街は人の気も知らないで、つらい
心を蔑むかのように笑顔で満ちあふれている。人々は俺がこんな思いをしているのも知らないでベ
ルトコンベアーのように流されてゆく。そして「違う」と思っていた俺もいつの間にかその流れの中へ。
3180 「BIG TREE」 チャゲ&飛鳥 09/09/03
A「TREE」(91/10/10)
 新しい一歩を踏み出すことがどれほど勇気の要ることか。こういう場合ためらいを捨てて行動しち
ゃう方がいい結果になる確率は高い、とわかってはいてもついつい小さなことが気になって前に進め
なくなりがちな私です(笑)。どんな障壁にも揺るがない大きな木を誰もが自分の中に持っているん
だというドでかいスケールのメッセージを放つ、ボクには同時期の『SAY YES』よりも響いてきた曲。
3662 BIG BOY BLUES」 浜田省吾 11/12/29
S(85/12/8)/A「J.BOY」(86/9/4)
 人生の中での「成功」とはどんなことをさすのだろうか?有名になってお金持ちになってでかい家
に住むことなのだろうか?見た目には裕福で成功したかに見えるだろう。だけどそれで心まで満た
されるか?と問われれば答えはグレーだと言わざるを得ない。心が豊かでいるためには大金は必要
ないのです。心の拠り所になる人さえいてくれればいいのです。でもやっぱりお金も(←おい(笑))。
3585 「羊、吠える」 Mr.Children 11/10/13
A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/10)
 自己嫌悪に陥らない日の方が少ない気がする。自分の中には少なからず理想があって「こうあ
れたらいいな」っていう理想像と実際の自分とのギャップに沈む毎日が続いている。そしてそれはき
っとこれからも続いて行くのだろう。無難に過ごしてこその毎日。腫れ物に触らずに過ごせるならそ
の方が楽でいい。でもその反対側で「そうじゃないだろう」と叫んでいる自分がいるのもまた事実。
3056 「人」 GReeeeN 09/05/02
S(07/11/14)
 若き日の金八先生のジャケットが衝撃的な作品ですが、中身はまるっきり関係ありませんから
ってなくはないか(笑)。「人」という字は支えあって成り立ってるわけですが、この曲の主人公の男
に関して言えば彼女の存在が彼をなんとか奮い立たせてる気がしますね。たとえそれぞれの方向
を向き離れていった存在だとしても、彼の進む力になってるところに「人」の素晴らしさを感じます。
3926 「人買」 さだまさし 12/09/18
A「夢の轍」(82/12/11)
 夢のために都会へ出て行った君。久しぶりにここへ帰ってきた君の目は都会に出てゆくまで持
っていた「何か」を欠落していた。幸せとは今あるものだとは感じにくい。今よりもっと大きな幸せが
あるに違いない。そう思い多くの人が都会に旅立っては何かを失くして帰ってくる。言い方を変え
れば田舎での垢を落としたともいえる。でも待つ者からすれば心を売り渡したとも思えるのだろう。
1477 「ひどく暑かった日のラブソング」 爆風スランプ 04/07/22
A「ハイランダー」(88/11/2)
 誰でも忘れられない恋はあると思います。たとえその人とは別の人と愛し合っているとしても「あ
の恋は今でも忘れられないなあ」って経験はきっとあるはずです(注:アポロさんのようにずーっと片
想いだったって経験も可(笑))。この歌は生まれて初めてデートした時のドキドキ感とワクワク感
を懐かしく思い起こす楽曲なのですが、いや~どこか哀しくて甘酸っぱくて、いいですなあ(笑)。
2519 「一雫」 ZONE 07/07/30
S(02/7/17)
 あなたの存在が私の心を救ってくれた。ずっとそばにいたいと思えた人に出逢えたのに、なぜか
悲しみがこみあげてくるこの感情。それが恋なのかもしれませんね。最初は戸惑っていた。でもだ
んだんあなたに触れてゆくうちに持っていた迷いも不安も消えていった。恋してハッピー!みたい
な感情ってはたして本当の恋と言えるでしょうか?あくまで個人差があるんでしょうけどね(笑)。
4098 「ひとしずくのアナタ」 B'z 13/03/09
A「C'mon」(11/7/27)
 僕は君という存在がそこにいてくれるだけでこんなにも変わってしまうんだ。何も足りないところを
埋めてもらおうなんて思っちゃいない。恋とはお互いの心を奪うか奪われるかの熾烈な争い。だか
ら苦しいこともあるけど独りでいる時より大きな喜びを感じることもある。そしてどんなに想い合お
うとやがて必ず別れの時は来る。その切なさをはらみながら君への想いはまた膨れ上がってゆく。
1415 「ひとすじになれない」 米米クラブ 04/05/21
S(91/9/21)
 愛にひとすじになれない男の想いをこめた米米風歌謡曲(笑)。いつも隣にいてくれた彼女が
ふいにいなくなった時、男は”もっとああしてやれたんじゃないだろうか?こうしてやれたんじゃない
だろうか?”と思いを巡らせる。ただ「軽く”愛しているよ”なんて言えないから」のフレーズはかなり
カールスモーキー氏の個人的とも言える情感がこもってますね(笑)。素直になれない男の曲!
2431 「人それぞれのマイウェイ」 吉井和哉 07/05/03
A「39108」(06/10/4)
 毎日を過ごしてると、ふとどうでもいいことに気づいたりする時があります。仕事や生活に直結
するようなことじゃなくて、ホント他人にとってはどうでもいいようなこと(笑)。でもそのどうでもいい
ようなことがけっこう重要だなって思ったりする時もありますよね。たまには自分のことだけ考えて
自分のためだけに行動するってことも生きる上では大切なことだったりする・・・気がします(笑)。
2962 「ひとつだけ」 馬場俊英 09/01/28
A「青春映画が好きだった」(07/9/19)
 誰もが失くした心のかけらを探して歩いてる。「今すべてのことが楽しい!」と”生きてる満足度
100%”の人はさて置くとしても、たいていの人は思い通りに生きれていないんじゃないかな。そし
て心のどこかを少しずつ失くしながら生きてるんじゃないかな。その原因が人と人との関係にある
のなら、実はその欠けた心のかけらを埋めてくれるのも・・・温かい人の心だったりするんですよね。
4625 「ひとつだけ」 フラワーカンパニーズ 14/08/18
A「ハッピーエンド」(12/10/3)
 どう見積もってもすばらしい未来など来そうにない。できれば今手にしてるすべてを放り出して
逃げ出してしまいたい。でもせっかくこの世に生まれたんだもの。なにかひとつでもいいから自分を
苦しめるものの正体をつきとめたい。そしてそれを後世の人たちに遺したい。そんな大それた話じ
ゃない。ただ自分がいいと思ったもの、美しいと思ったものを残したい。ただそれだけのことなんだ。
3337 「一粒の種」 砂川恵理歌 10/02/07
S(09/2/18)
 「ちっちゃくてもいいから一粒の種になってでもいいから生き続けたい」不治の病に冒されたある
男性の最期の言葉をモチーフに作られたラジオから何気なく流れてきたこの歌に出会った時、忘
れかけていた「生きること」について久々に考えました。限られた時間の中で僕にできることはいっ
たいいくつあるのだろう。そしてたどりついた答えは「生きることとは誰かを喜ばせること」・・・かな?
3558 「ひとつ前の赤い糸」 南野陽子 11/09/16
S「秋のIndication」カップリング曲(89/9/23)
 あなたには以前付き合っていた人がいた。当然それは私にも言えること。だけどその糸たちは
本当の赤い糸じゃない。今あなたと私を繫いでる糸こそが本当の赤い糸なの!という曲(笑)。
彼女の色恋曲に出てくる「彼」のイメージってテレやでぶっきらぼうで、なのにやきもちやきっていう
パターンがだいたい一貫してる気がしますが、作詞家さんに注文つけていたんでしょうか?(笑)
983 「人として」 海援隊 03/03/13
S(80/11/5)
 「3年B組金八先生」第2シリーズ主題歌。「遠くまで見える道で 君の手を握りしめた」それは
森のような場所をさまよってた主人公の心が、人との出逢いによって道の先までスーっと見せる
ようになったってことなのだろう。「それでも人しか愛せない」いくら理想を並べても、結局は様々
な人の中で生きていく。大地をしっかり踏んで歩いていかなきゃならないことを教えてくれる歌。
1865 「ひとときの別れ」 南こうせつ 05/10/14
S(84/10/5)
 昔こうせつさんが教師として主役を演じたドラマ『東中学3年5組』の主題歌。確か自宅アパ
ートに無数の水槽を持ってて、実にたくさんの生き物を飼ってる生物の先生役だった気が。敵
対する教師・萩原流行さんも実ににくたらしかった(笑)。歌は旅に出ると言って別れた女性に
語りかけるように歌われたものなんですけど、なんでだか印象に強く残っている歌なんですよね。
4782 「HITO-TO-HITO」 高橋優 15/01/22
S「卒業」カップリング曲(12/1/18)
 人に関することにはいつも相反する答えがある。だから答えはひとつだけじゃなくて、どちらにも
転がっていく可能性があるわけだ。それらを生み出すのはいつも人。どんな悩みが襲ってきたとし
てもきっとどこかにその悩みを倒す、もしくはすり抜ける道があるはずだ。だから可能性が少しでも
残されているのなら、どこかに道はあるはずだと信じてみよう。それをできるのが”人”なのだから。
2790 「人待ち歌」 中島みゆき 08/06/07
A「10 WINGS」(95/10/20)
 「来る、来ない」「待つ、待たない」とただ独り言のように繰り返すこの曲を聴いた時、正直「な
んだこの曲は」と思いました(笑)。でも聴きつづけるうちに一言で言い尽くせないその広い世界
観に圧倒されるようになりました。おそらくこの歌の舞台はいくつも時代をまたいでいるのでしょう。
生まれ変わってもまたあなたに逢いたい。そんな願いが最後の「逢う」に込められてるのでしょう。
1982 「瞳・元気 ~都会のひまわり~」 辛島美登里 06/02/08
A「BEAUTIFUL」(93/1/27)
 永井真理子さんへの提供曲をセルフカバ。女性がひとりで生きていくって、想像もつかないよ
うな淋しさやつらさがあるんだろうな。けれどこの女性は、いつか必ず叶えたいと思う夢に向かっ
って、常に笑顔で、常に瞳を輝かせてがんばろうとしてる。この曲を聴くたび思うのは、やっぱり
女性ってのは、男なんかよりもよっぽどしっかりしてるし、強いんだなってことなんですよね(笑)。
401 「瞳そらさないで」 DEEN 01/07/22
A「DEEN」(94/9/14)
 男ってのは淋しがりやな生き物であるのです。だから彼女が自分の知らないところで「夢」を持
ったっていうだけでその「夢」に対し嫉妬してしまう。そんな男の心情をさわやかに歌ったのがこの
曲なのです。男は彼女に対し、きっとこれからも隣りにいてくれるはずと信じています、が。この楽
曲では結末が最後まで解からないのですが、この切なさ、わかるようなわからないような(笑)。

フェイバリット・ソングスへ