フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

〜はなそ

3080 「花」 オレンジレンジ 09/05/26
S(04/10/20)
 人はいつまでもそこにとどまることはできない。時を止めたいと思っても、時間は誰にも止められ
ることなく無情にもはかなく過ぎ去ってゆく。そしていつか愛しい人に見送られる時が来る。もしく
はその人を見送る時が来る。花が何も言わずに散ってゆくように、人もいつかは散ってゆく。だけ
どその想いはいつまでも散ることはないと信じたい。その想いの中にこそ「永遠」はあると信じたい。
4643 「花」 GOOD ON THE REEL 14/09/05
A「マリヴロンの四季」(13/8/21)
 「ずっと一緒にいよう」無責任に思えてしまうその一言が言えなくて男はいつもどこかおびえてい
た。「ずっと一緒だよね」そのことばかり繰り返し男に尋ねる彼女もまた「いつか別れなければなら
ない」というつらい現実におびえていた。同じ怖れを感じているはずなのにお互いなぜにこうも違う
のだろう。どう生きようと枯れてしまうのなら花と一緒じゃないか。ならばそんな花はもういらない。
4666 「花」 KOKIA 14/09/28
A「trip trip」(02/1/23)
 心に残ってる花の姿。守ってくれるものは何もない厳しい大地にただ咲いてるその花の姿は知
らないうちに何かに守られている私の心の胸を打つ。何かを発するでも何かを語りかけてくるでも
ないその花の姿が頭から離れていかないのは私の心がSOSを発しているからなのだろう。それは
感じ方でしかないのだけど、守られることのない大地で毅然と咲くその姿は今の私の力をくれる。
396 「花 −balada−」 徳永英明 01/07/17
A「honest」(99/6/2)
 この曲には2パターンのアレンジがありシングル『僕のバラード』のカップリングにはバンドサウンドで
収められていますが、このピアノサウンドでバラードになっているアルバムバージョンの方が詞が染み
てきます。「僕のいう大人になることだけが 全てじゃないと思うけど」「君のいう きれいになることだ
けが すべてじゃないと解かり始めた」人が求めるものの先に答えが待っているわけでもなさそうだ。
1358 「花 -Memento Mori-」 Mr.Children 04/03/25
A「深海」(96/6/24)
 何かを守ろうって意識が働きすぎると人は現状維持を目指し、そこから上へ昇ろうとする意識
は減退してゆく。「負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう♪」年をとるほど人は自
分が今いる位置を保とうとする。でも本当は何歳になっても今より上を目指していかなければい
けないんじゃないかな。と言いつつも言うだけなら誰もこんなに悩みはしないんですけどね(笑)。
4744 「花唄」 GReeeeN 14/12/15
S(11/6/22)
 人が生まれるはるか昔から空はそこにあり、花はそこで咲いていた。なのにそれらからすれば一
瞬しか生きていないような僕はなぜこんなに重い荷物ばかり背負っているのだろう?置いていか
れないように成長しなきゃとあせって生きてきたからかな。僕にとって自然体って難しい生き方だ
けど人間にとって一番大切なものが何なのかを見失わなければ、生きてゆけるような気がする。
1442 「鼻から牛乳」 ユニコーン 04/06/17
A「ハヴァナイスデー」(90/12/1)
 どこはかとなく秘密を持つ恋人たちの幻想的な時間を綴ったムードたっぷりのミディアムナンバ
ーと思いきや、何なんだ!このタイトルは!(笑)はっきり言ってこの歌のストーリーとまったく関係
ないんですが、曲の最後にフェイドアウトしてゆくホントの最後の最後で「鼻から牛乳〜」と歌わ
れています。この訳のわからんおかしなバランス感覚(笑)も彼らの魅力のひとつなんですけどね。
2913 「花紀行」 荒井由実 08/12/10
A「コバルトアワー」(75/6/20)
 目の前には嵐のように花びらが舞っている風景が広がる。見知らぬ町に来ているからこそ、普
段いる場所では思いもしなかった不思議な感情が私の心を支配し、舞っている花びらたちのよ
うに私の心は渦巻いている。あの美しい花びらたちの行き着く先はどこなのだろう?せっかく美し
い色しているのに、人知れず散ってゆく花びらたちがなぜか虚しく寂しい感情を呼び起こします。
4688 「花乞うて風揺れる」 いきものがかり 14/10/20
A「I」(13/7/24)
 僕らは道の端っこに転がっている種のようなものだ。そこで朝陽(喜び)を浴びたり、風雨(悲し
み)にさらされながら徐々に根を張り、つぼみを大きくしてゆく。「いつか大きな花を咲かせよう」と
思わせてくれたのはあなたがいてくれたから。僕がこの場所でがんばっていられるのもあなたが僕
をここにいさせてくれたから。いつか花を咲かせる。そう誓い種たちは今日も一番星を見上げる。
405 「花小金井ブレイクタウン」 真島昌利 01/07/26
A「夏のぬけがら」(89/11/21)
 ある日の若者の何気ないワンシーンを切り取っただけの曲。でもこのような本当に平凡な出来
事をここまで情感豊かな作品にしてしまえるのは彼だけなのではないだろうか。「服を着た犬は
嫌い」「自販機の「ありがとう」に「どうも」と答える」「風邪ひいて次の日バイト休んだ」若き日に思
えたことが、今じゃどうでもよくなってる。こんな僕でも年取ったのかなあ?とったんだろうな(笑)。
2258 「花言葉」 Mr.Children 06/11/11
A「シフクノオト」(04/4/7)
 「乙女の真心」という花言葉を持つコスモス。なのに君はその花が咲く季節に僕の前から去って
いってしまった。背伸びしていた僕への哀れみの意味もこめて。僕は君のすべてを知りたかったし
君にも僕のすべてを知ってほしかったけど、今ではそれも叶わぬ夢となった。やはり心に仮面をつ
けたままの関係はいつしか崩れ去ってしまうものなのだろうか?いつまでも悲しい余韻を残す歌。
999 「花ざかりの森」 村下孝蔵 03/03/29
A「花ざかり」(84/12/8)
 水谷公生さんのアレンジと村下さんの歌声、そして町支寛二さんのコーラスが三位一体となっ
て襲いかかってくる(笑)バラードの名曲です。花は枯れ、波は岩を砕き水を濁す。それは人間の
心も同じ。そう考えるとやっぱり人間も自然という大きな枠組の中の一部なんだと実感しますね。
「花ざかり」という単語に、なぜか途方もない悲しみや切なさを感じてしまうのが不思議な曲です。
3373 「話しかけたかった」 南野陽子 10/03/15
S(87/4/1)
 好きな子に振り向いてほしくていろんな髪型とか洋服とかを研究していた若き日々が懐かしくな
ってしまう一曲(笑)。がんばって彼に自分をアピールしようとするんだけど、結局彼は他の子と。ほ
がらかな曲の印象が一転し、そのほがらかさが切なくなってゆく不思議な作品。この明るさと悲しさ
を一曲に同居させられるアイドルは彼女の他にはいない(笑)。その健気さがよかったんでしょうね。
453 「離したくはない」 T-BOLAN 01/09/12
A「T-BOLAN」(91/11/21)
 ボクが学生の頃、巷では「ビーイング旋風」というものが吹き荒れていた。B'zやWANDS、ZARD
やDEEN、etc。確かにちょっと正当派のロックとは言い難いかもしれないけれど、それらのメロディに
は確かにいいものがあった。「売れればいい」のではなくて「いいから売れた」んだと思う。その中にい
たT-BOLANの代表的なバラード曲。この世界観、何度聴いても何年経っても胸にしみますね。
3077 「話そうよ」 竹仲絵里 09/05/23
A「ペルソナ」(06/6/28)
 「そんなこと口に出さなくてもわかるだろ」と思ってはみても、実際は伝わってないってこと多いです
よね。誰かといろんなことをたくさん話すからその人の思考が見え、そして今まで知ってるようでいて
気づいていなかった自分自身のことがわかってくることがあります。”丘に立った大きな木が 歯ブラシ
みたいに空を磨く だからココの空はいつだってピカピカ光っているんだねぇ”この一節、好きですね。

フェイバリット・ソングスへ