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〜はるか

4478 「春」 阿部真央 14/03/24
A「戦いは終わらない」(12/6/6)
 はじめから叶わぬ恋だとわかっていた。あなたが誰かのものであるのかも。なのにあなたは私の方に
ふり向いてくれた。でもね、やはり帰る場所がありながら私に好きだなんて言わないでほしい。誰かに
触るその手で私の心を抱かないでほしい。あなたに心を奪われたのは事実。そしてふり向いてくれた
あなたを疑い始めたのも事実。できれば最初に拒絶してほしかった。今こんなにも苦しむくらいなら。
1357 「haru.」 辛島美登里 04/03/24
A「やまとなでしこ」(03/2/26)
 どんなに愛し合っていても、時には会いたくない日があったり理解できない時があったりする女性
のほんのささいな心の機微を歌った楽曲。この人の歌う恋の歌はあっけらかんとした「うれしさ」を歌
う曲は少なくて、どちらかというと「これからどうなるんだろう?」っていう不安を抱いてる曲が多い。一
緒になったあとの不安を描いた曲。そこがまた惹き込まれる彼女の作品の魅力でもあるのだけど。
288 「春」 B'z 01/03/30
A「The 7th Blues」(94/3/2)
 はっきり言って以前からB'zを好んで聴いていた者にとってこの2枚組のアルバムには戸惑いを隠せ
ませんでした。本人たちはハードな方向へ行きたかったのだろうけど、B'zの魅力が伝わってこなかっ
たというのが正直な感想。しかしこの曲は彼らのバラード曲の中でも屈指の名曲そう言いきれます。
素直な感情を彼女に伝えられなかった男の心情と後悔がどこまでも悲しく響いてくる作品ですね。
998 「春」 吉岡秀隆 03/03/28
A「裏」(02/7/24)
 人に心を裏切りつづけられてきたふたりが今はこうして一緒に暮らしてるっていう楽曲。すごく悲
しい経験をしてきたけど、そのおかげで自分はいま君とこうして暮らしていられるんだっていうその想
いがヒシヒシとこの曲から伝わってきます。悲しい出来事っていうのはその時にはどうしようもないも
のだとしても、後になって考えれば今を作ってるひとつの破片なんだって思える優しい一曲ですね。
987 「春 〜spring〜」 ヒステリック・ブルー 03/03/17
A「baby blue」(99/4/1)
 「春の別れ」を歌ったポップな楽曲。彼女は彼とは少しずつ視点がズレてた。そして彼女が”歌”
を選んだ時、それは同時に”彼との別れ”を選んだことになった。そんないつかの夢を春になるたび
に見れたら、それは私の原点となってくれる。だから春になるたびに、こういう夢を見たい!っていう
彼女の歌声がいいですね。そしていつかもう一度彼と逢いたい。ポップなのにジーンと来るなあ!
4850 「春色の道」 フラワーカンパニーズ 15/03/31
A「俺たちハタチ族」(96/11/21)
 楽しいことやうれしいことばかりあればいい。おいしいものばかり食べていたい。きれいな人ばかり
見ていたい。いつもこういう幸せばかりを願っているということは裏を返せば今それらとは正反対の
場所にいるってことなんだろうな。でもすべて投げ捨て自分のやりたい放題に前のめりになってい
て明るい未来が待ってるはずがない。だからさりげなく少しずつ向かっていこう。さりげなく、だぜ。
4539 「ハルウタ」 いきものがかり 14/05/23
S(12/4/25)/A「I」(13/7/24)
 「いきものがかり」の特徴のひとつにボーカルである彼女の「る」の歌い方がある。「ちょっとそこまで
舌を巻くか?」っていうぐらいの「る」を披露する。しかもちょっとムッと来るぐらいの「る」をだ。しかしそ
こがこのバンドの見事な個性になってる。いつまでも一貫してる歌への姿勢もすごいが、この「る」
へのこだわりも人気の落ちない秘密のひとつだろう。と勝手に解釈していますが、どうでしょ?(笑)
3781 「遥か」 GReeeeN 12/04/26
S(09/5/27)
 「正しい」と教わったことを素直に行うことは気恥ずかしい。それは歳をとるほどに感じてしまう。
「いい年して子供みたいなこと言うな」と言われることもある。だけどそれを実行することほど大切
なことはない。たとえ傷つけられたとしても納得できていればそれでいいんじゃないかな。子供の頃
に大切なことを教えてくれたはずの社会が大人になって行いにくい世の中にしてる。ヘンだよね。
3826 「遥か・・・ GLAY 12/06/10
A「GLAY」(10/10/13)
 どんなに深く愛したとしても、無情にもその深さは人の記憶から薄らいでいってしまう。その当時
にはわからなかったことが今ではわかる。そんな想いをいったい幾度経験してきたことでしょう(笑)。
もちろんその恋が今も続いていたとして今と同じような感情を感じることができるのかと問われれば
きっと同じ深さを感じることはできないでしょう。失ったからこそ深く感じることができるのでしょうから。
1023 「遥か」 スピッツ 03/04/22
A「三日月ロック」(02/9/11)
 すごくこの楽曲には浮遊感を感じます。「嘘と本当の狭間で 消えかけた僕」っていうのはどう
いうことなんだろう?おそらくそれは夢に届きそうもないとあきらめて、かつ現実を見つめたくない
自分ってことなのかもしれない。ここからは遠い遠い遥かな場所。それは自分の望んでいる場所
なのかもしれないけど、それは並大抵の努力では手に入れることのできない場所なのかもなあ。
3459 はるか」 ゆず 11/06/09
A「FURUSATO」(09/10/7)
 山、風、海、多くの木々、夕陽、どこへとなく飛んでゆく鳥たち。それを見てると地球上で好き
勝手やってる人間たちの方が場違いに思えてくる。「泪はどこからやってくる?」それはその人の
持つ原風景からくるのかもしれない。本来人が持ってるはずの温もり、優しさを感じた時、日々
装ってた「自分」という仮面をはがされた時にそれは心の奥底からやって来るんじゃないのかな。
4821 「遥か彼方」 アジアンカンフージェネレーション 15/03/02
A「崩壊アンプリファー」(02/11/25)
 駆け引きなど一切なし。ただ思いのままに夜を駆ける。もう力尽きそうだ。足も縺れて今にも
倒れそうだ。それでも食いしばり前に進もうとするのはそこに君がいるからさ。だから君も嘘で塗
りたくられたその心を開いて僕に見せてほしい。きっとその心を白く塗りたくり開かせてみせる。そ
んな青年の切なる想いがこれまた張り裂けそうになるほど切なくなるボーカルに乗り疾走する。
3017 「春風」 ゆず 09/03/24
S(07/3/7)/A「WONDERFUL WORLD」(08/4/16)
 春風が吹いてきたと同時に忘れていたはずの君の面影を、そして昔のこと、と思っていた君へ
の気持ちを思い出してしまった。そんな青年の思いを綴った楽曲。君はいったい今どこでどうし
ているのだろう?ふとしたきっかけが誰かを思い出させるってこと、よくありますよね。もしあの時の
自分が今の自分だったら。そう考えることの多いボクはなんて後悔の多い男なんでしょう(笑)。
665 「春風に乱れて」 小田和正 02/04/20
A「Far East Cafe」(90/5/9)
 普段、人の前では決して自分というものを見せない女性に恋してしまった男の心模様を歌っ
た楽曲。「彼女にはきっと本当の自分を見せられる、好きな人がいるんだろうな」という想いとは
裏腹に、男はますます彼女に惹かれていってしまう。これが行き過ぎると「ストーカー誕生」とな
ってしまうんでしょうけど(笑)なんとかそこにとどまってる男の苦悩。わかる気がしてしまうなあ。
679 「遥かな世界」 the yellow monkey 02/05/04
A「jagaur hard pain」(94/3/1)
 戦時中に銃弾を受け、絶命したかと思われた若い兵士・ジャガーの魂が現代へとタイムスリッ
プし欲望のまま振る舞った後(笑)すでに亡くなっていた恋人・マリーの魂と再会し、自分の行く
べき場所へ帰ってゆくこの盤のストーリー。この曲の刹那さが大好きだ。「石で性器を潰しても君
を好きでいられるから」って一節、衝撃的だけど肉体を越えた普遍の愛を示してる気がするな。
1633 「遥かなるクリスマス」 さだまさし 04/12/25
A「恋文」(04/9/22)
 「平和」が世の中で都合のいいように使われている。「平和」のために戦う。それは「平和」自体
否定してるのでは?今も戦場のような「戦い」こそないがこの国は決して「平和」だとはいえない。
「僕らはやがて自分の子供を戦場に送る契約をしたのだ」それを許してしまったことは国民が戦争
に荷担してるのと同じだ。「いっそ世界中が不幸ならと願う僕がいる」が一層痛切に響いて来る。
2297 「遥かなるまわり道の向こうで」 KAN 06/12/20
A「遥かなるまわり道の向こうで」(06/8/30)
 自分らしくあるために前に進もうと男は毎日を生きている。でもいつしか生きる道に疑問を感じ
はじめ、ある時から”この世で唯一の人にたとえ微かでも光を与えられる自分になる”ことを生きが
いに進みはじめる。自然の壮絶さを人生を生き抜く厳しさにたとえながら一歩ずつ本当の自分ら
しさに近づいてゆこうとする男を描いた心の底を揺さぶられるような意志を感じる傑作なのです。
3473 「遥かなる道」 アンダーグラフ 11/06/23
A「この場所に生まれた僕達は いつも何が出来るかを考えている」(09/5/27)
 「今」という時間はこの一瞬しかない。ぼんやりしている間にあっという間に駆け抜けてゆく残酷
かつ非情なもの。しかもどの瞬間もこれから先に辿り着くであろう未来の自分にとってかけがえの
ないもの。その途上では笑顔よりも別れや悲しみの方が多いかもしれない。ただそれが未来の自
分を作る糧になってゆくんじゃないか、といつも後になってからわかるから困るんですけどね(笑)。

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