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〜お

108 「親父の一番長い日」 さだまさし 00/09/18
S(79/10/12)
 この歌を嫁入り前の女性へ歌ったら、10人中8人は泣くだろう(勝手な推測)というぐらい、この
曲には感動した。曲の長さ(13分弱!)もさることながら、彼の妹の生まれてから結婚するまでの
半生と、彼女に対する父親をはじめとする家族の愛情を美しいメロディーで綴ったこの壮大さには
本当に感服する。曲のはじまりから最後まで、まさに「家族」というものが描かれてる名曲ですね。
3302 「親知らず」 チャットモンチー 10/01/03
A「生命力」(07/10/24)
 「親の心子知らず」とはよく言ったもので、子が親元にいる間は親心は子に伝わることはなく、そ
の子が親元を離れ世間の荒波にもまれた時に初めて伝わるものなんじゃないかな。若き日の親
の想いに思いを馳せると底知れぬ何かがこみ上げてくる。それはそこで初めて親を自分とダブらせ
るからなのだろう。親が自分に傾けてくれていた無限の愛情を初めてそこで思い知るのだろうな。
2265 「おやすみ」 あみん 06/11/18
S(83/11/1)
 恋に限らず友達が何かに悩んでいる時って、かける言葉が見つからなくなります。だって友達が
自分の言った通りに行動したところでうまくいくっていう確証はないし、何より何か良いようなことを
言ったところで自分の発言すべてが無責任のように思えてしまう。それは友達がうまくいかなかった
時の責任逃れをしてるにすぎないのかもしれないけれど。そんなことを考えちゃう悲しい曲ですね。
4440 「おやすみ」 いきものがかり 14/02/14
A「NEWTRAL」(12/2/29)
 君とまだたくさん話をしていたいけど今日はもう眠ろう。話したりないこともあるけどそれはまた明
日話そう。実にさまざまなジャンルの曲を網羅したこのアルバムの最後の曲がこういうシンプルであ
りながら明日を感じさせる作品ってところにこのバンドの味わいがあるな。このボーカルの彼女の声
には不思議と惹きつけられる何かがあります。上手いとかそういう評価を超越した何かをもってる。
4079 「おやすみ」 斉藤和義 13/02/18
S「歌うたいのバラッド」カップリング曲(97/11/21)
 世の中すべてのことがうまくいったなら、生きていることはすべての人にとって素晴らしいものに映
るだろう。でもあいにくそんな都合よくできていない。だからみんな望みどおりの世の中を夢見るの
だろう。でもね、すべて思い通りの世の中なんてあったとしてもきっとすぐに飽きが来る。マイナスか
らどこまで自分の理想に近づけるか。だから人生はおもしろい。とそう思える余裕が欲しい(笑)。
2890 「おやすみ」 村下孝蔵 08/11/17
A「野菊よ 僕は・・・」(89/11/1)
 彼の子供たちに対する優しさが十二分に伝わってくるポップチューン。この『野菊よ 僕は・・・』と
いうアルバムは全編を通して重たい印象が否めない盤なのですが、ラストがこのポップな曲で締め
られてることによってすごく救われた気になります。子供たちが見る夢の世界ってきっと常識にとら
われない楽しい場所なんだろうな。残念ながら子供の頃見た夢は今ではもう思い出せないけど。
2130 「おやすみ」 ゆず 06/07/06
S「心のままに」カップリング曲(99/11/25)
 確かに足りないものがあるんだけど、でもその足りないものが何なのかがわからない。若者独特の
苦しみや悩みを、またもうまく表現してるなあって感心してしまうバラード曲。足りないものってその
場では永遠にわかならいものなのかも。目を閉じたらあなたが消えてしまうんじゃないか。そんな彼
女の不安を打ち消すかのように、優しく語りかける純朴な青年の心情が何かを訴えかけてきます。
4785 「親指を隠さずに」 槇原敬之 15/01/25
A「LIFE IN DOWNTOWN」(06/2/22)
 「誰の命にも限りがある」そう思えた時今生きている現実に優しくなれる気がした。子供の頃「霊
柩車を見たら親指を隠さないと親の死に目に会えなくなる」なんて迷信があったけど、大切なのは
今自分が接しているすべての人にも、そして自分にも命が終わる日が来るってことをかみしめなき
ゃいけないって伝えることだよね。だから来たる一日一日を大切に生きていかなきゃいけないよね。
1551 「泳ぐ人のバラード」 爆風スランプ 04/10/04
A「I.B.W」(89/11/1)
 優しく包みこんでくれるようなメロディーのこの曲では若き日の淡い恋の想い出が綴られています。
雨の日だというのにプールでひとり泳ぐ彼女を見つめる少年。やがてふたりは恋に落ちてそして・・・9
月から12月までのふたりの心模様が曲の雰囲気とも相舞って散りばめられています。この恋の結末
はおそらくきっと、悲しいものになったんでしょうね。そう思わせる風情にまたジーンときちゃうのです。
3978 「オリオン」 いきものがかり 12/11/09
S「なくもんか」カップリング曲(09/11/11)
 「伝えたい」と思ってることを相手に言葉で伝えようとしても、うまく伝えることはできない。逆に手
を握り温もりを伝えるだけで何が言いたいのかがわかることがある。だから人間って不思議だよね。
大事なことは便利であるはずの「言葉」の中にはないのかもしれない。青空の美しさ、夕焼けの悲
しさ、夜空の広大さ。「感じること」は「言葉」じゃ決して超えることのできないメッセージを放ってる。
3339 「orion」 GOING UNDER GROUND 10/02/09
A「TUTTI」(06/2/22)
 あの頃の俺たちは幻を見ていたのだろうか?そこには何の障害物もなく、ただ夢だけが広がってい
た。でも今その夢さえ見えなくなるほど多くのあらゆるものに覆いつくされてしまった。単純なことで笑
い合えた日々ももう遠い昔の話になってしまったな。無くしたことも忘れたことも今はもう思い出とし
か残っていないな。あ、そういえば現実に面食らうのがイヤでわざと忘れたふりをしたこともあったな。
615 「Orion」 Razz Ma Tazz 02/03/01
S(96/10/23)
 人は欲してるものを是が非でも手に入れようとする。でもいざ手に入れてみると、すぐに別のものを
欲するようになる。これは人間にとっての永遠のテーマでもあるような気がする。寂しげな彼女を抱
きしめていたはずだった男が、実は抱きしめられていたのは自分の方だったと気づく悲しいラブストー
リー。僕らは高い空を見ていたはずだったのに、その結末はとりかえしのつかないほど悲しいものに。
345 「オリオンの炎」 徳永英明 01/05/27
A「rimind」(00/5/24)
 星空を見ているような壮大なバラード曲。そこでは恋人と別れたひとりの男の彼女に誓った夢、そ
してこれからの自分の決意を力強く歌っている。そしてその場面場面の頭上には、いつもオリオンの
星座が光り輝いていた。とても感じるものがある一曲。その壮大なアレンジは美しく悲しく心に響い
きます。あの頃の自分のままだったら多分その場から逃げ出していたけど、きっと今度こそは・・・。
1305 「折り紙」 村下孝蔵 04/02/01
A「陽だまり」(87/10/21)
 明日に希望を抱くことって幼かった頃に一番あったような気がするんですけれど、でもボクは変な
子供でして(笑)いっつも明日に何かの不安を抱いてたような記憶があります。だから素直な視点
って持っていなかったような気がします。だからでしょうか?今さらになってすごく素直な視点を手に
入れることができたような気もします(笑)。しかし肝心な性格の方は相変わらずなんですけどね。
4248 「折り鶴」 レインブック 13/08/06
A「花水木」(09/3/25)
 かつてこの国は悲しみに満ちていた。他の国に攻め込んで従順させることで幸せになれると思い
込んでいた。そして今この国では誰もがもっているはずの安らぎを求め合っている。状況は違えど
どちらも決して心が裕福だとは思えない。みんなが信じ合える世の中が来ればおのずと幸せもあ
からついてくる気がする。ただ個人では簡単に思えることも、集団になるととたんに難しくなるよね。

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