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〜お

3933 「お前がいなけりゃ」 SION 12/09/25
A「Naked Tracks 2 〜鬼は外〜」(09/9/13)
 大切な人が手を振っている。「また会いましょう」そう言っているように思える。でも逆にこう言っ
ているようにも思える。「さよなら」と。お前ともう二度と会えないなんて考えたくもない。お前がい
なければ俺はここにいないのと同じことさ。きっとまた会える。これがお前と会える最後だと思うだ
けで悲しくなる。それは男のただの独り言。でもその裏側にある深い悲しみが静かにしみてくる。
1970 「お前がいる」 SION 06/01/27
A「SION comes」(98/11/28)
 たとえどんなどん底に突き落とされたって、俺はまだ行ける!お前さえ横にいてくれりゃ、どんな
荒波だって乗り越えていってやるぜ!そんな意気込みが伝わってくるラブソング。いや、ラブソング
というかその流れるような演奏の軽快さのおかげで、聴いているだけでなぜか救われてくる気がす
る楽曲ですね。”お前”の存在がこの人の生き甲斐にさえなっているような、そんな歌なのです。
2009 「お前が好き」 SION 06/03/07
A「ALIVE ON ARRIVAL」(03/6/25)
 俺にふってくるならわかる。心当たりもある。でもなんでお前が?なんでお前の身にそんな苦し
みがふってくるんだよ?重い病に倒れた彼女を前に、どうすることもできない男は彼女の病室で
嘆きながら、なんとかしてやれないものかとつぶやく。そんな男の心情を切なくも静かで雄大なメ
ロディーにのせて彼は密やかに歌う。ホント、ジーンとくる曲というのはこういう曲を言うんだよな。
4436 「おまえさん」 back number 14/02/10
A「あとのまつり」(10/6/2)
 「これぐらい言わなくてもわかるだろう」そんな「阿吽の呼吸」が独りよがりな結果につながること
は多い。その時になって初めて「なぜこう言っておかなかったんだろう?」と気づく。失くしてみない
とありがたさがわからない人って結構いるよね。僕もそのひとりなのだろう。ただ想いを言葉にして
しまうと空虚に思えてしまうところがある。「それも甘えだ」と言われてしまえばそうなんだけどね。
2377 「お前だけが」 風 07/03/10
A「ファーストアルバム」(75/6/5)
 ラブソングの中のラブソングと言っても過言じゃないメッセージを放つバラード曲。お前の優しい
笑顔がそこにありさえすれば俺は幸せなんだ。たとえどんな美人に求愛されたとしても、宇宙で
一番きれいな星をあげると言われようと、お前さえいれば他に何もいらない。ただ、幸せな歌の
はずなのになのになぜか悲しく響いてくるのは、彼らならではの個性からくるのでしょうか?(笑)
46 「おまえの家」 中島みゆき 00/06/03
A「愛していると云ってくれ」(78/4/10)
 プロギタリストに挫折した友人の家に行ってその模様を歌にした曲。しみじみとしていて、しか
も感情豊かなアコースティックな歌。自分はプロとして生計を立てているけれど、その友人はプロ
を目指していた昔とは明らかに変わってしまった。間奏のアンサンブルも静かな感動を呼ぶギタ
ー演奏である。こんな風にギター弾けたらなと思ってしまいます。←その前に練習しなさい(笑)
4694 「お前のちょっと前を」 SION 14/10/26
A「NAKED TRACKS 3 〜今日が昨日の繰り返しでも〜」(10/6/21)
 「お先真っ暗」という言葉がある。人は何かにつけ、物事をマイナス方向に予想する。もちろん
最悪の事態を想定して構えることは大切なことかもしれない。でも人は真っ暗闇の中で歩くこと
はできない。心のどこかで少しでも希望的観測をもっていなければ歩けないんだ。だから俺がお
前の光になって前を歩いてやる。「生きてりゃたまにはこんないいこともあるんだぜ」と導いてやる。
4024 「おむすびクリスマス」 さだまさし 12/12/25
A「ADVANTAGE」(85/6/12)
 豪華な食事ときらびやかな灯り。「クリスマス」って1年の行事の中で一番ゴージャスな響きを
持っていますよね。でもそこにだけ幸せがあるのかと言われれば決してそうでもない。お互いへの
愛情以外何も持ってなかったふたりはケーキの代わりに塩むすびを食べた。当時わからなかった
けど今はそこに穏やかな幸せがあったとわかる。今君は何してるんだろう?そんな男の回想録。
4331 「思いが重なるその前に」 平井堅 13/10/28
S(04/10/6)
 今この瞬間に思い描いていることも数年後にはきっと忘れてしまうだろう。だって数年前に思
ってたことを今思い出せと言われても、その時とまったく同じ感情を持つことはできないから。だ
から今この瞬間をすごく大切に思える。たとえ何かに記録できたとしてもその時の自分の感情
までは記録できない。だから今君の手を強く握ろう。数年後には忘れ去られてしまうとしても。
1667 「おもいきり CRYING」 リンドバーグ 05/01/28
A「LINDBERGW」(91/4/19)
 すごく前向きな歌だと思うんですけど、だからといって軽い気持ちで歌われてるわけじゃない。
「前向き」ってのはそこにまず絶望や挫折みたいなものがあって、それを乗り越えようっていう気
持ちなんだと思います。最初は誰でもゼロから出発している。ならばまたゼロに戻ったってマイ
ナスになるわけじゃない。逆に近道だってできるかもしれないって想いをこの曲から感じますね。
347 「思いきり笑って」 DEEN 01/05/29
A「DEEN」(94/9/14)
 心温まるバラード曲。確かカメラのCMに使われていたと思ったけど、この曲を聴くと不思議と
どんな状況に居ても心が和むのです。「思いきり笑って 夢をくれないかい いつも輝いてる 僕
をのみこむくらい」自分の大事な人の笑顔って、ただ見ているだけで何かをくれるような気がす
る。それはもちろん「夢」なのかもしれないけど、その笑顔を守る「勇気」でもあるとボクは思う。
4003 「思い出せなくなるその日まで」 back number 12/12/04
S(11/10/5)/A「スーパースター」(11/10/26)
 大切なあなたが私の前から消えても日常は何事もなかったように続いてゆく。そしてまるで抜
け殻のようになった私の前にあなたが好きだった冬が来る。今思い返してみれば喜びも悲しみ
もすべてあなたと分け合っていたな。だから今もこんなに胸が痛くなるのかな。だって私の半分は
あなたでできていたんだから。そんな彼女に涙と向き合い再び歩き出せる日は来るのだろうか。
4990 「想い出がいっぱい」 H2O 15/08/18
S(83/3/25)
 僕らの世代でこの曲を知らないって人は、まあ、いるかもね(←なんだそれ(笑))。アニメ『み
ゆき』のエンディング曲にして、80年代を代表する曲と言っても過言ではありません。写真の中
の君は少女のまま。いつか誰かが幸せにしてくれると信じて日々を過ごしていたのだろう。そして
いつか大人になりこの頃を遠く思い浮かべるのだろう。聴くだけであの遠き日々が蘇ってくるな。
1803 「おもいで河」 中島みゆき 05/08/13
S(78/8/21)
 「おもいで河」へと身を投げる=酒をあびるほど飲む、ということではありません(笑)。どんなに
あなたを愛しても、あなたの心からは私の存在が消えてゆく。ならば忘れるしかない。だけど飲
めば飲むほどにあなたの存在は私の中で大きくなるばかり。それならいっそあなたの思い出を糧
にこれから生きていこう。そんな女性の悲しすぎる心情を綴った歌。「みゆき=酒」の決定版。
2880 「思い出だけではつらすぎる」 中島みゆき 08/11/07
A「恋文」(03/11/19)
 ニセモノはいつでもどこにでもあふれてる。だけど本物はどこを探してもなかなか見つからない。
できれば過去のことよりも未来の方を向いて生きていきたい。だけど私にとって残されているのは
過去の思い出だけ。永遠の鍵はあなただけが持っている。だけどそのあなたはもうどこにも見当
たらない。そんなそんなやり場のない想いを抱き続ける女性の心情を歌いあげた名曲ですね。
2394 「思い出に変わるまで」 小田和正 07/03/27
A「sometime somewhere」(92/1/25)
 人の心は時が経つとともに変わってゆくものだから、彼女との楽しかった日々も思い出に変わ
ればきっと笑って思い返せる日も来るだろう。愛した彼女との別れの瞬間にそう感じた彼。人生
を生きてゆく間には「時の流れが解決してくれる」っていうことももちろんあるだろう。でも、それは
言い換えれば自分ひとりの力では忘れる事などできないという、弱音にも聞こえてくるんだけど。
1037 「想い出にかわるまで」 徳永英明 03/05/06
A「JUSTICE」(90/10/9)
 目の前にいる彼女の心の中に、僕はもういない。誰か他の男性を想っている彼女を想い出
にできるまで歩きたい、と願っているのだろうか?それともそんな苦しい想いがいつの日かいい想
い出になるように生きていこうと決意したのだろうか?男がどちらを選んだのかは曲を聴いた限
りでははっきりとはわからないんですけど、歌声・メロディとともに強く印象に残る一曲なのです。
3849 「おもいでのすきま」 いきものがかり 12/07/03
S「ホタルノヒカリ」カップリング曲(09/7/15)
 「いつまでも君と一緒にいたい」と思っていた僕の横にもう君はいない。「いつもそばにいる」っ
てことを前提に考えてた僕の未来はもろくも崩れ去った。でも君からもらったものもたくさんある。
君との思い出は時が経つにつれ色褪せるどころかその鮮明さを増してゆく。その分悲しみも増
えてゆくけど。こうして後悔をしてる今の僕も、きっとこの先の自分が思い出す姿なんだろうな。
1802 「想い出のファイヤー・ストーム」 浜田省吾 05/08/12
A「J.BOY」(86/9/4)
 もちろん高校時代、タフでもクールでもなくワイルドだったわけがありません(笑)。でもこんな人
たちって確かにいたな。誰もがうらやむカップルが若くして結婚し、すぐ厳しい現実に直面しガマ
ンできずに高速を車でかっ飛ばす、という浜田省吾の18番(おはこ)的展開ですが(笑)今の現
実が厳しいほど、なんで昔の自分ってこうも輝いてたように想い出として焼きついてるのだろう?
2586 「想い出まくら」 小坂恭子 07/10/05
S(75/5/25)
 この切ないメロディーラインがたまらなく好きなんですよね。もう横にはいない愛しい人の面影を
思い出しては、さらに想いを募らせる女性の心情を綴ってゆく曲なんですけど、どれだけ彼を思
い出したとしても結局は悲しみが広がってゆくだけなんですよね。そのどうしようもないやるせなさ
がすごく響いてくるんです。そして「もう眠るしかない」っていう状況が、さらに悲しくさせるんです。
1226 「思い出を盗んで」 オフコース 03/11/13
A「JUNKTION」(77/9/5)
 自分が好きなあの人は誰にでも優しい。僕にもそれもその人の魅力だとわかってはいるんだけ
ど、そのせいでいつも不安でいっぱいな気持ちになってしまう。そんな恋する人への心情を歌った
オフコースの一曲。そしてその人は僕の思い出だけを盗んで去っていってしまった。とここまではあ
りがちな展開ですが、そこから生命のあり方にまで発展してしまう、実にスケールのでっかい曲。
484 「思いのままに」 オフコース 01/10/13
A「Three and Two」(79/10/20)
 悩みを持ってる友人に、どれだけ良いアドバイスをしたとしても、結局それを活かすのも殺すの
もその人自身なんだ。ボクも今までいろんな人と出会ってきて、いろんなアドバイスをしたりもらっ
たりしてきたけれど、結局自分の歌(=自分の人生の道)は自分でしか歌うこと(=生きてゆく
こと)はできない。そんな感情を抱いてしまうメロディーも彼らの王道とも思えるポップな曲だな。
32 「思いのままに」 南野陽子 00/05/20
A「GAUCHE」(89/7/12)
 中学生の頃「スケバン刑事」というドラマを観てから数年間彼女のファンだったのです。なぜか
というと普通のアイドルと違って何故かネジが一本抜けてたにもかかわらず、歌う曲がとてもよか
ったからなのです(←失礼だよその書き方(笑))。この曲は、目の前の巨大な壁にふさがれて、
その先へ進めない愛する人へ歌う壮大な名曲。もうアイドルの領域を越えている傑作ですね。
536 「思えば遠くへ来たもんだ」 海援隊 01/12/05
A「堕落篇」(78/11/21)
 武田鉄矢さんが主演した80年の映画「思えば遠くへ来たもんだ」。一番印象に残ったのは
あべ静江さんの可愛いさだった(笑)。その風景は失われゆく日本の美しさが満載で先生役の
彼と生徒役の若者たち)との心の交流にジーンと来た。この歌は若き日々の挫折も、それから
の日々を重ねることによって今では美しい想い出となるという感慨を、感じさせてくれるのです。
4468 「重き荷を負いて」 中島みゆき 14/03/14
A「ララバイSINGER」(06/11/22)
 どんな思いで「人生」という坂を登っているかなんて他人からはわからない。同じような境遇を
背負うにしても、重く見る人もあれば軽く感じる人もいるしね。できれば楽な人生を送りたいの
はほとんどの人が持つ共通認識だろう。でも本当は重き荷を負いて生き抜いた人生にこそ価
値があるように思える。つらさを乗り越えるたびに湧く達成感はその人にしかわからないものだ。
3965 「表参道」 斉藤和義 12/10/27
A「ARE YOU READY?」(10/10/27)
 冗談を言い合いながらオシャレな街で休日を過ごす、ある家族のどこにでもありそうな休日の
風景。そんなありふれた光景の中にこそ本当の幸せってあるんじゃないかな。「夢」というと人は
「何か大きなことを成し遂げること」と思いがちだけど、今「何事もなく平凡に過ごす」ことが難し
い時代。それがいかに幸せなことだったのか。それは失って初めてわかるものなのかもしれない。
373 「表参道」 染谷俊 01/06/24
A「愛にあいたかった」(93/4/21)
 ジャケットや歌詞のせいか、どことなく尾崎豊を思い起こさせる彼の楽曲だけど、どちらかという
と、尾崎のそれよりも具体的に歌われている感じがする。この歌は今はもう別れてしまった彼女
をやっぱり今も愛している想いが全編から伝わってくるバラード曲。「君の居所はもう 僕にはわ
からない」冒頭とラストで歌われるこのワンフレーズがいつまでも僕の心を締めつけている曲です。
3604 表に」 SION 11/11/01
A「Naked Tracks 〜光へ〜」(08/11/14)
 人は誰にも言えない内に秘めた心の闇を持っている。それをそのまま自分の中に囲って生き
ていけるのであれば、それはそれでいい気もする。だけど長い人生、必ずどこかで行き詰まる時
がある。そんな時はその闇を外へ解放してみよう。勇気を出して誰かにそっとつぶやいてみよう。
たとえその結果どういう風に転がろうと、そこから一歩先に進んだことには間違いないのだから。

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