フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

326 「ON THE ROAD」 浜田省吾 01/05/07
S(82/2/25)
 彼のツアータイトルにかぶせられている、まさに彼の王道のメロディーが光るロックチューンである。
「この道の彼方にはきっと自分の望んでいた場所がある」と思って走り続ける主人公に共感、とい
うか、そう信じていかなければ今の苦境にはきっと立ち向かってはいけないだろう。今の自分の姿
勢が正しいかのかどうか、それはその未来を迎えるその時までは誰にもわからないことなのだから。
4682 「恩知らず」 中島みゆき 14/10/14
S(12/10/10)/A「常夜灯」(12/10/24)
 私があなたと一緒にいることでどれだけあなたを傷つけたことでしょう。私に出会っていなければ
あなたはこんなにも傷つかずに済んだのに。だから私の方から姿を消します。あなたに対しては恩
を仇で返すようになってしまうけど、それが今の私にできるあなたへの最大の恩返しだと思うの。そ
んな女心を歌った曲ですが男からすればただ「飽きたんでしょ?」ともとられかねない。難しいよね。
3864 「おんなじキモチ」 アンダーグラフ 12/07/18
A「UNDER GRAPH」(10/9/15)
 誰かと同じ気持ちだ、と思える瞬間があればあるほど人は幸せになるんじゃないかな。人は人
生を重ねていくうちに実に多くの出会いと別れを繰り返す。でも大切なのは数の多さじゃなくてど
れだけその人と深いところで触れ合うことができたか、だと思う。だからその人に同じ気持ちを感じ
ることができなければ心は沈むし逆に同じ気持ちを感じられればそこに喜びが生まれるんだよね。
533 「女なんてものに」 中島みゆき 01/12/02
A「あ・り・が・と・う」(77/6/25)
 ヒジョーにドラマティックな展開を見せるオープニングからその世界に引き込まれてしまう(個人差
がありますが(笑))中島みゆきの初期の名曲。「女なんてものは」とのたまうこの男性、相当女性
にひどい目にあわされたか、もしくは女性を同等に見れない哀しい男なんでしょうねえ。そんな男
に惚れてしまった女性を描いた哀しき歌なのであります。すごくドラマティックに展開する歌だな。
4613 「女の子」 竹原ピストル 14/08/06
A「BOY」(10/5/10)
 少女は物思いに耽りながら青い空を見上げている。彼女の身に何か悲しいことでもあったのだ
ろうか。嬉しいことでもあったのだろうか。ただ何も言わず青く澄んだ夏の空を見上げている。途中
で挿入される彼の語りを聴くことで、彼女がどこでどんな目に遭ったのかが初めて思い知らされる。
その後にまたAメロで流れた歌詞が。同じものなのに、一度聴いたはずなのに、打ちのめされる。
711 「女よ、GOMEN」 長渕剛 02/06/05
A「JEEP」(90/8/25)
 少し地味だけど名曲ぞろいのアルバム『JEEP』の1曲目を飾るごきげんなロックチューン。そう、
男って生きものは100年たっても1000年たっても女性には頭が上がらないものなのです。いくら吠
えてみたって、すべての人間は女性から生まれてきたものなんだから。だからこそ、本能的に男は
女性に対して謝るようにできてるんじゃないかなあ(←それ実はあんたの実体験でしょ?(笑))。
1665 「On My Mind」 米米クラブ 05/01/26
A「シャリ・シャリズム」(85/10/21)
 その揺るやかなメロディーの流れが、中国か何処かの大河のように感じるバラード曲。このファ-
ストアルバムはどちらかというとポップで、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような(←もちろんいい意
味でですよ(笑))そんな一枚なのですが、この曲はその中枢にどっかと座りこみ、米米クラブがた
だの大騒ぎ好きな集団ではない本格派バンドなのだと今でも証明し続けている名曲なのです。
911 「Only As A Friend」 米米クラブ 02/12/31
A「KOMEGUNY」(87/10/21)
 米米クラブのアルバムの中でも屈指の名盤『KOMEGUNY』の1曲目を飾っている楽曲です。ど
ちらかというと、ライブでのあのオフザケな印象は影を潜め、ひたすらカッコイイ男を演じている石井
さんの表情がいいのです!(笑)この曲は、彼女に「友達に戻ろう」って言われた男のかなり哀し
い状況が歌われています。このアルバム聴くと、心だけは高校生の頃に戻してくれるよな(笑)。
4002 「ONLY 〜薔薇園〜 さだまさし 12/12/03
A「風待通りの人々」(88/7/25)
 目の前に広がるあなたと私のふたりで育てたちいさな薔薇園。でも今は私ひとりでこの薔薇たち
を育てている。星になってしまったあなたの分までこの薔薇たちをいつまでも咲かせたい。あなたが
植えた薔薇が咲く頃、きっとどこかから微笑んでいてくれるはず。時には私が生まれてからあなたと
過ごしたすべてが夢ならよかったのにと思うことがある。でもやっぱり、私はあなたを忘れられない。

フェイバリット・ソングスへ