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いのかいのん

167 「愛のかけひき」 浜田省吾 00/11/24
A「ラブトレイン」(77/5/21)
 彼の黎明期の傑作だと思う。若い男なら誰でも思う女の子の「いったい彼女は僕の心のほかに
僕に何を求めているんだろう?」という疑問ととまどいがせつなく歌われてる(曲調はポップだけどね
)。ボクもこういうかけひきは苦手だなあ。そもそも恋人というのは、相手にどう見られているかを感
じるのではなくて、どれだけ本当の自分が見せられるかが大事じゃないかと思うけどな(力説!)
3412 「愛のカケラ」 千綿ヒデノリ 11/04/23
A「rule」(05/10/7)
 恋心は、時として自分でも思いもつかない行動へ我が身を赴かせる。独りぼっちでいることへ
の怖さなのかもしれない。それがはたして「本能」からくるものなのかどうかはわからないけど、ただ
漠然とした意識の中でとった行動だったとしても、その瞬間に自分が思い描いた意識を信じて
いたい。”約束より確かな目の前の温度を”そこに人の心の弱さがにじみ出ている気がしますね。
1990 「愛のカタチ」 徳永英明 06/02/16
A「愛をください」(03/2/27)
 ”愛のカタチ”とはいったいどんな形をしてるんだろう?当然それは目には見えないもの。目には
見えないけど、それを手にすることで人はどんなものを手に入れるよりも強くなれる気がしますね。
そんな僕の愛のカタチが君にもきっと届くだろう・・・とにかくこの曲はサビ部分のメロディーが美しく、
この男の決心がそのまま旋律になっているような、愛の壮大さと切なさを感じるバラード曲。
1607 「愛の消えた街」 尾崎豊 04/11/29
A「十七歳の地図」(83/12/1)
 「愛」ってことを正しく正確に説明できる人なんて、この世にゃいないのかもしれない。それぐらい
この「愛」ってのは曖昧な言葉だ。この歌で彼は必死にその現存するかどうかもわからない「愛」と
いうものに対峙しようとしている。この歌での彼は17歳にしてはかなり達観しているというか、ある
種かなり個人的に物事を決めつけて歌ってる。そこに10代の心の混沌さみたいなものが垣間見
えるロックチューン。ただその混沌さは10代の人間が書いたからこそ伝わってくるものなのだろうな。
897 「愛のことば」 スピッツ 02/12/16
A「ハチミツ」(95/9/20)
 「愛のことば」っていうのは、究極の幸せのことかもしれません。人は誰もが幸せになりたいという
願望を持って日々生活している生き物なんだと思います。人間以外の動物は「生き続ける」とい
うことが究極の生きる目的なのに、人間だけが生き続けることに飽き足らず、その上を目指してい
る動物なんですね・・・と、この曲を聴きながらふとなぜか思ってしまいました。なんでだろ?(笑)
2612 「愛のしるし」 スピッツ 07/10/31
A「花鳥風月」(99/3/25)
 草野さんがパフィーに提供した楽曲をセルフカバー。こちらの方を後に聴いたにもかかわらず、パ
フィーのものよりも妙にフィットするなあと感じてしまうのは、やはり生みの親のなせる業なのでしょう
か?(笑)何でもあふれてるように見えるこの国の中でも、「愛のしるし」はただひとつ。”少し強くな
るために 壊れたボートで一人漕いで行く”の”少しだけ強くなるために”っていうのが彼らしいなあ。
561 「愛の世代の前に」 浜田省吾 02/01/06
A「愛の世代の前に」(81/9/21)
 生きている事って賭けを続けているようなもの・・・って思う瞬間がある。確かに努力も必要は必要
なんだけれど、それでもどうにもならない「運」だけが事態を左右する場面に今まで何度も出くわして
きた。だけどそういう場面で幸運をつかむためには、やっぱり「努力し続けている」ということが最低条
件なんだということも学んだ。そう、ライブと作品だけの力で聴衆を増やしてきた浜田省吾のように。
4073 「愛のために」 奥田民生 13/02/12
S(94/10/21)/A「29」(95/3/8)
 今この暮らしがあるのは、前世代であるおっさんたちが頑張ってくれたから、ということに他なりませ
ん。でもそれと同じやり方で同じような成果が得られるほど世の中って簡単じゃないですよね。時代
の違いというのもあるし。だからこれからは僕らが頑張るから!っていう決意の歌なのですが、その割
に力が抜けて聴こえるのは民生さんの作品だからなのでしょう(笑)。ホント僕らが頑張らなきゃね。
1397 「愛の力」 徳永英明 04/05/03
A「honesto」(99/6/2)
 この楽曲を聴くと、おそらく女性のみなさんは「男って勝手な生き物ね!自分から飽きといていざ
離れたら君の大切さに気づいたですって〜!?」と(笑)。だけどこの優しさに包みこむような明るいメ
ロディーと徳永さんの歌声で、なぜかそんな気も消え去ってしまいます(←お前は男だろ(笑))。人
ってその時にはわからなくても、いざいなくなってしまった時に初めてその人の大切さに気づくんだな。
3317 「愛のテーゼ」 森山直太朗 10/01/18
A「風待ち交差点」(06/11/29)
 自分ひとりじゃ本当に進むべき道を進んでいるかどうかなんてわからない。たとえば誰かを好きにな
って、その人の自分への反応で初めて知る自分だってある。もちろん人生のすべてが調子よくいくわ
けない。だからってその誰かに思いの丈を全部さらけ出すってのも、何か違う気がする。言葉は人を
縛ってしまう。自然と抱き合えたり、自然と手をつないだりすること、それが”愛のテーゼ”なのかもね。
455 「愛の中へ」 オフコース 01/09/14
A「over」(81/12/1)
 オフコース特有の「憂いさ」というものを微塵も感じさせない快作。彼らの楽曲には、主人公の想
いを遂げられない楽曲が多い中、この曲は光あふれる未来を二人で歩いていこうとする恋人たち
を歌っています。「オフコース=哀しい失恋ソング集団」と思われている方々にこそ、ぜひ聴いていた
だきたい歌なのです。それにしてもアレンジが今までのものに比べ、かなりスケールでかし(笑)。
1932 「愛のバクダン」 B'z 05/12/20
S(05/3/9)/A「THE CIRCLE」(05/4/6)
 確かにこの世は不完全な世界だ。世界中の誰もが同時に幸せを感じる瞬間なんて、ほんの瞬
きの間もない。ある意味この世は嫉妬心によって動かされているといっても過言じゃないような気が
する。戦争だって、いじめだって、ほんの些細な嫉妬心がら始まるものだ。そんなすたれた世の中に
爆弾は爆弾でも”愛のバクダン”をもっと街じゅうに落っことしてくれ!そう歌われたロックチューン。
4116 「愛の比喩」 森山直太朗 13/03/27
A「素敵なサムシング」(12/4/11)
 ぼくは今君を見つめてる。きっとこの瞬間をずっと忘れずに生きていくだろうと今は思えたとしても
いずれこの瞬間を忘れていくのだろう。見つめるだけで幸せなはずなのになぜか涙があふれてくる。
それは愛がいつまでもそこにとどめておくことができない儚い存在であることを、心のどこかでわかって
いるからなのかも。「涙がなぜか止まらぬ夜に」このワンフレーズにすべてが集約されてる気がする。
4951 「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」 B'z 15/07/10
S(93/3/17)
 それにしてもなんだよこの長いタイトル(笑)。しかも彼らのシングルの中でこの曲が最高売上だっ
ていうんだからね。でも確かにこの頃の彼らは何をやってもすごかった。彼ら中心に音楽業界が廻
ってたと言っても過言じゃなかった。この後とにかく長いタイトルのシングルを出すグループもたくさん
いたしね。ただ、どこか頼りない主人公というのは一貫してる。大事なのは常に「今」なんだよね。

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