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めのまめん

728 「雨の街を」 荒井由実 02/06/23
A「ひこうき雲」(73/11/20)
 雨の降ってる朝って、何か独特な印象を感じますよね。まるで異世界に来たような。そんな感じを
歌にしたユーミンのデビューアルバムに収められているバラード曲。「夜明けの空はブドウ色 街のあか
りを ひとつひとつ消していく魔法つかいよ」明け方に仕事をしてるボクにはすご〜く身に染みるフレーズ
なのです(笑)。全編が雨に彩られた、静けさとさびしさと不思議さがただよう大好きな一曲ですね。
1434 「雨のメインストリート」 福山雅治 04/06/09
A「LION」(91/3/21)
 自分の理解のなさから彼女と別れてしまった男。彼女が目の前からいなくなったことによって、彼は
初めて彼女の存在の大きさを知る。もし許されるならば、もう一度君があの優しいキスをくれた雨の
メインストリートに時が戻ってほしいという男の悲しい願いが全編に散りばめられたバラード曲。それが
決して叶わぬ願いとわかっていても・・・男はかつて彼女と過ごした路上で今もなお願い続けている。
1744 「雨のMelody」 KINKI KIDS 05/06/15
S(02/2/20)
 彼女との別れにどうしても納得のいかない青年。だけど青年は徐々にその別れや哀しみを受け入
れてゆく。そんな心象風景を歌った歌謡曲調のメロディアスな楽曲。できるだけ君に会わないように
したり、またできるだけ忘れようとしたけど君を好きだという気持ちだけは失うことができなかった。切な
げなメロディーとあい舞って、もうあの頃には戻れないとわかっていながらも苦悩する心が痛い曲だな。
2125 「雨の遊園地」 サスケ 06/07/01
A「Smile」(04/10/6)
 ある日遊歩道の人混みの中で見つけたひとつの笑顔。それは僕が大好きだったあの娘の笑顔だ
った。だけどそれは当然僕に向けられたものではなく、僕以外の誰かに向けられたものだった。いつか
彼女と行った雨の遊園地。傘もささずに一緒に乗ったメリーゴーランド。できるなら出逢ったばかりの
輝いていたあの日のふたりに戻りたい。そんな終わった恋をひとり思い起こす青年の悲しみがここに。
4237 「雨の予感」 宇宙まお 13/07/26
A「ワンダーポップ」(12/11/7)
 雲は雨と一緒に不幸を運んでくる気がする。実際にはそれは気のせいで、あくまで思う側の勝手な
思い込みなんだけどね。君はいつもと違いそっけない。私に笑顔も見せてくれない。あの雲が頭の上
にやってきたとたんに今までのすべてが狂いだした。もういい加減に晴れてほしい。でも晴れたところで
もうすでに変わってしまった現実が目の前に広がる。彼女の少年ボイスとGSサウンドが強烈な曲だ。
1447 「雨の夜と淋しい午後は」 さだまさし 04/06/22
A「夢の吹く頃」(89/1/25)
 忘れられない人がいる。何故別れてしまったのか理由を忘れてしまう程、あの人とした恋にはとて
も熱いものがあった。たとえあの人が僕のことを忘れたとしても、僕には忘れることはできないだろう。
そんなすべての要素が詰まっていた恋を思い返す主人公を歌った一編。雨の日や淋しいと感じる
午後が来るたびあの恋を思い出してしまうこの主人公は、いまだあの人を忘れられずに愛している。
2140 「雨待ち風」 スキマスイッチ 06/07/16
S(05/6/22)/A「空創クリップ」(05/7/20)
 あの時なぜ君を追いかけていかなかったんだろう。雨が降り出す前のあの独特な感触のする風に
吹かれながら、後悔と彼女と過ごした光景をまぶたの裏に浮かびあがらせる主人公。生命を削って
その存在を叫び続けるセミたちと同じように、僕の心の叫びも君に届いてほしい。美しいストリングス
と切ない歌声がさらに臨場感と、もう戻ってはこない日々に対する悲しみを醸し出している作品。
927 「雨よ激しく」 オフコース 03/01/16
A「ワインの匂い」(75/12/20)
 男は全身全霊をもって彼女に愛を送っていたつもりだった。でも彼女は・・・そんな恋に破れた男の
心模様を綴った一曲。最初から最後まで一貫してダークな雰囲気を持つ曲っていうのは鈴木さんの
曲にしては珍しいですね。もうすべてを雨に洗い流して、この自分の想いさえもすべて持ち去ってくれ
!というこの男の嘆きの心情がこの曲からは痛いほど伝わってきます。う〜ん、身に染みるな(笑)。
2493 「アメリカ」 斉藤和義 07/07/04
A「青春ブルース」(04/4/21)
 1969年のデニスホッパー監督・脚本・出演の映画『イージー・ライダー』をテーマにした楽曲。映画
にしろ音楽にしろ、誰しも今の自分という存在を構成するのに欠かせない作品を心の中に持ってる
んじゃないかな。だけど画面の中のようにはいかない、立ちはだかる理想と現実。気持ちよくバイクで
流してるような心地よさと、少し切なげなメロディーで展開されるやるせなさがまたいいんですよね。
3045 「AMERICA」 浜田省吾 09/04/21
A「J.BOY」(86/9/4)
 東京から逃れたいがためにアメリカへと渡った青年はそこで映画の中のアメリカと現実の差を思い知
らされる。「きっとこの国のどこかに自分の居るべき場所が見つけられるはず」というその思いも打ち砕
かれる。やがて彼は自分が「日本人」であることから逃れられないと悟りながらも、それでも自分の行
くべき道をさまよってゆくのだろう。優しい旋律の中に込められた青年の迷いが影を落とす曲ですね。
3637 アメリカにいるみたい」 森山直太朗 11/12/04
A「あらゆるものの真ん中で」(10/6/9)
 きっと昔の日本人が今の日本の世の中を見たとしたら、この曲名のような印象を持つんだろうな。
カタカナ言葉が横行し、道行く人の髪の毛は茶色だったり金色だったりアフロだったり、はたまたモヒカ
ンだったり(笑)。彼の作品にはプロっぽさが薄い。答えなど求める必要のないような、他人にはわか
らないような、でも「そうだよね」と思えてしまうことを歌にできるところが彼の凄いところだと思うのです。

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