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162 「appears」 浜崎あゆみ 00/11/19
A「LOVEppears」(99/11/10)
 街で見かける恋人たちは、皆とても何も問題など無いように幸せそうに見えるけど、どの恋人たち
にも何かしら紆余曲折があったはず。切なげなボーカルが胸をつく名曲であるけれども、こんな何気
ないところに向けた彼女の詞になぜか共感してしまいます。この恋人たちの愛情は未来永劫続いて
ゆくのだろうか?いや、いつ終わるかわからない想いだからこそ、こんなにも切なさを感じるのかもね。
953 「A piece of love」 辛島美登里 03/02/11
A「melting」(02/3/6)
 どんなに愛し合う二人であっても、完璧にお互いのことを知ることはないのかもしれない。この恋は
まだ愛の一部分でしかないけど私にとってはそれがすべて、という女性の今にも壊れそうな想いを綴
った曲。「好きになるほど離れてゆくよな気がする」というフレーズは相手のすべてがわかってしまった
瞬間に終わりの時が来るという意味なのかもな。とにかく、このはかなげな雰囲気が好きなのです。
521 「あぶな坂」 中島みゆき 01/11/20
A「私の声が聞こえますか」(76/4/25)
 故郷から東京へ来ると、まるで故郷を捨てたというような風潮があった。さすがに今ではそんなこと
もないんだろうけど、昔はまるでベルリンの壁を越えるようなそんな大事件になったんだろうなあ。この
楽曲はそんな彼らの悲哀を歌った歌であり、曲全体にどこからとなく来る悲壮感が漂っている。デビ
ューアルバムの1曲目からこんな歌を歌っているところが、まさにもう「中島みゆき」なのである(笑)。
3355 「あふれる」 MY LITTLE LOVER 10/02/25
S(07/3/7)
 ふいに自分の内のほうからあふれてくるものがある。それは悲しみだったり、優しさだったり、怖さだっ
たり、孤独感だったり。そう考えると「自分」って数えきれないほどのさまざまなモノで構成されている
んだなって実感するんですよね。ただ、そこで自分を守っているだけでは今抱えてる不安は解消され
ない。満たすためにはそれなりのリスクを自分で背負って解放しなきゃいけないってことなんだろうな。
4538 「あほみたい」 野狐禅 14/05/22
A「野狐禅」(08/12/17)
 ギターと鍵盤のハーモニーが絶妙な短編。跳ねてるような曲調を鍵盤が抑えつけてる、そんな印
象かな。タイトルの「あほみたい」は「Ah Hold Me Tight」。彼らの後期の作品にはこういう言葉遊び
のタイトルが多いんですけど、まるで真逆のようでいて似てるこのネーミングはなんとも絶妙です。雑
踏に消えゆく君の後ろ姿を僕はただ見送るしかできなかった。どちらの感情も浮かんできますよね。

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