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2742 「ACCIDENT」 TM NETWORK 08/04/20
A「Childhood's End」(85/6/21)
 なかなか会うことのできなかった自分の彼女が、そばにいてくれた男に心を開き自分との関係に
ピリオドを打とうとしてる、というかなりキツいシチュエーションを歌った曲なのですが、小室氏のきら
びやかな編曲からはその切なさや悲しみがあまり伝わってこないという、楽曲として成功してるん
だかしてないんだかわからない曲(笑)。なんだけど不思議と印象に残ってる曲なんですよねえ。
1622 「悪の華」 BUCK-TICK 04/12/14
A「悪の華」(90/2/1)
 スピード感あふれるロックナンバー。いわゆる「ヴジュアル系のはしり」と言われる彼らの復活後初
のシングル曲です。「燃える血を忘れた訳じゃない 甘いぬくもりが目にしみただけ」というフレーズ
は、沈黙していた時期の心境を正直に歌ったものなんでしょうね。破滅的で悲劇的な歌の多い
彼らの楽曲たちですが、個人的にその曲たちのメロディーに胸打たれる切ないものが多いんです。
768 「アゲイン」 辛島美登里 02/08/02
A「果実」(97/1/16)
 「恋」と「愛」の違いは?っていうことがよく巷で言われていますが、「恋」っていうのは相手のすべ
てを知らずに相手のいい部分だけを見つめて好きになっているという段階、「愛」っていうのは相手
の悪い部分も知りながら、それでも相手を包みこむっていう段階なんじゃないかと、かようにボクは
思ってるんですが、みなさんいかがでしょう?(←ニセ恋愛評論家(笑))情熱的なVo.がいいね。
1132 「アゲイン2」 ゆず 03/08/09
A「ユズモア」(02/3/6)
 ハイスピードな旋律が逆に心を打つロックチューン。どんなに周りに人がたくさんいても、人は最
終的には「ひとりぽっち」なのかもしれない。今あるものを壊したくないから前に進むことが怖い。で
も前に進まなければ生きてはゆけない。きっと先に進めば今悩んでる自分なんて笑い飛ばすこと
ができるさ、と歌ってます。だからもう一度!う〜ん身につまされるんだよな、この言葉にね(笑)。
2776 「明け方の操縦士」 熊木杏里 08/05/24
A「風の中の行進」(06/9/21)
 がんじがらめに固められてしまった今の自分の周りの状況が、ありとあらゆる比喩で綴られた一
編。流されるままに生きてゆくのも生き方なら「何が何でもこれ!」って決めて生きるのもひとつの
生き方。ただ、流されゆくままに生きていったとしても自分の本当に納得いく生き方ってできない
気がします。この先どう生きてゆくにせよ、生きることってすごくエネルギ-を使うことなんですよね。
235 「明け方までにはケリがつく」 長渕剛 01/02/04
A「昭和」(89/3/25)
 彼の転換期となったアルバムであり、ボクが本格的に彼の楽曲を聴き始めた記念すべきアル
バム「昭和」からの一曲。その一節一節から情景が伝わってきて、彼の世の中に対する想いが
ひしひしと伝わってくる。この曲と同じシチュエーションで、まさに明け方に聴いてもらいたい一曲。
何でも無難に乗り越えるのが美徳とされる時代の中で、きっと何かが心の中に残るはずです。
2171 「明けない夜が来ることはない」 槇原敬之 06/08/16
S(05/5/18)
 よくよく考えてみると夜と朝があるって人間にとってすごく大切なことだし、救いになっている気が
します。もしこの世がずっと朝ばかりなら目がくらんでしまうだろうし(笑)夜だけなら気が滅入った
ままずっと過ごさなきゃならないだろうな。くよくよ考えてしまう暗闇を切り裂いて朝が来るからこそ
人間にはまた一歩前に進もうとする意欲がわいてくるんですよね。ボクは後ずさりしますが(笑)。
2766 「明けない夜はないってことを明けない夜に考えていた」 森山直太朗 08/05/14
S「未来〜風の強い午後に生まれたソネット〜」カップリング曲(07/5/9)
 暗闇に閉ざされた心の出口って、意外に近くにあったりするのかもしれません。これはそれぞれ
人の考え方にもよるんだろうけど、ある人からマイナスに見えるものが別のある人にはプラスに見え
たりもする。「明けない夜」のすぐ横に心の「夜明け」はあるのかもしれない。それは「プラス思考」
と簡単にひとくくりにできないものなんだよな。個人的に「登下校の醍醐味と〜♪」のとこが好き。
2942 「アゲハ」 斉藤和義 09/01/08
S(00/2/23)
 21歳から32歳までのさまざまな女性の人生観を小気味いいリズムにのせて追ってゆく曲。ある
年齢ではわからなかったことが、ある年齢になったとたん自然とわかるようになることってありますよ
ね。良く言えば達観、悪く言えば諦観と呼べるかもしれないけど、答えがひとつである必要なん
てないと今では思えます。そんな”答え”を彼は空を舞うアゲハに例えて歌ってるんじゃないかな。

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