フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

4663 「赤い糸」 稲葉浩志 14/09/25
A「Hadou」(10/8/18)
 やる前からあれこれ考えて結局進めない僕に比べ、あなたはこうと決めたらどこまでもそこ
に向かって突き進んでゆく。すべてうまくゆくように進めていくのが大人だと思っていたけど、あ
なたのように信じたものだけに向かっていくのも大切なことだよね。どうやったってすべてを知る
ことなどできない。この先どうなるかだってわからない。なら信じた道を行くしかないんだよね。
3020 「赤い糸」 コブクロ 09/03/27
A「Root of my mind」(00/3/4)
 付き合ってまだ2ヶ月の恋人たち。その2ヶ月目の記念の日に「今日は何の日か知ってる?
」と聞く彼に「前の彼氏の誕生日」と彼女。そこからふたりの仲はギクシャクしだして、というか
男が一方的に前の彼の存在を気にしだしてついに「しばらく間を置こう」と彼女に切り出すの
だった。男にはそれが取り返せない日々とわかっていても不安ばかり浮かんで来るんだよな。
403 「紅い陽炎」 B'z 01/07/24
A「RUN」(92/10/28)
 まさに男と女の情念がうねる波となってひとつに絡み合うような、そんな楽曲に感じる。互い
の相手の過去を知れば知るほど目を背けたくなることもある。でもそれ以上に今自分の目の
前にいるこの人を!と思ったら自分の感情に突っ走ってしまうなんて僕にはできそうにもない
芸当だな。でももしそれができていたとすれば今と違う未来もあったのかも知れないのだけど。
2115 「赤い傘」 ふきのとう 06/06/21
A「人生・春・横断」(79/5/21)
 オフコースに”雨の降る日に”という名曲がありますが、僕の中ではそれに対をなす曲がこの
ふきのとうの”赤い傘”なのです。赤い一本の中でかいだあなたの髪のにおい。それがいつまで
も僕の心をしめつける。とてつもなくセンチメンタルなメロディーとこの曲の醸しだす悲しい雰囲
気が届かない愛しさへとつながってゆく。特にこの雨の時期に聴くと染みてくる作品なのです。
822 「紅い河」 中島みゆき 02/09/25
A「月 WINGS」(99/11/3)
 彼女の歌劇『夜会』に流された一編。「川」というと近くの川が思い浮かぶのですが(笑)「河
」と書くと水だけではなくいろんなものが含まれていて、その中には「人の想いも」なんて想像し
てしまいます。チャゲ&飛鳥の『万里の河』や彼女の曲である『縁』にも「河」は登場しますが
やはり「河」には一言では言いきれぬ、人生を生きてゆく上での深い何かを感じてしまいます。
4029 「赤いキリン」 ゆず 12/12/30
S「from」カップリング曲(10/12/1)
 生まれた時からこの街にいる。港には赤いキリンのようにそびえ立つ工場のクレーンたちがお互
い寄り添うようにそこにいる。昔から変わらない風景。でも僕の周りは、そして僕自身も昔と変
わってしまった。わかりあえずに別れたあの人。うまくいかない人間関係。もう昔のように戻ること
はできないのだろう。それでも赤いキリンたちはずっとそこに立っている。何かを僕に訴えながら。
4011 「赤いコート」 スネオヘアー 12/12/12
S(10/12/8)/A「スネオヘアー」(11/8/24)
 生きることはトンネルをくぐり抜けているようなものなんじゃないかな。くぐる前は暗闇におびえ足
がすくみ「いったいこの先何が待ってるんだ?」というとりとめのない不安を抱えながらくぐるんだけ
ど、いざくぐってしまえばトンネルの中の出来事がいい思い出になってしまったりする。確かにつら
く悲しい日々はノーサンキュー。でもそれがなければ成長もない。軽快なギターが印象的だな。
3201 「赤い自転車」 リンドバーグ 09/09/24
A「LINDBERG X」(92/5/22)
 仲良しだったあの娘が結婚することになった。どこか遠くに行ってしまうわけじゃないのに、私が
置いてけぼりにされるようなそんな不思議な感じがしてしまう。そんな女の子の心情を綴ったロッ
クチューン。女の子になったことがないのでよくわからないのですが(笑)自分だけが留年して周り
のみんなが卒業していってしまう感覚に似てるのかな?とにかく突き抜け方が心地いい曲です。
3291 「赤いマフラー」 槇原敬之 09/12/23
A「悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。」(07/11/7)/S(07/12/12)
 いつも一緒にいると思うとどうして人はその人への思いをいつも後回しにしてしまうのだろう?君
にプレゼントするつもりでいた赤いマフラーを巻いて君と歩こうと約束してた街へ出る。君と一緒だ
った時には気づかなかった自分の勝手さに気づかされ「なぜあの時わからなかったんだろう」という
後悔の念が押し寄せる。人は大きな代償を払って成長するもの、というには悲しすぎますよね。
3953 「赤黄色の金木犀」 フジファブリック 12/10/15
S(04/9/29)/A「フジファブリック」(04/11/10)
 秋になると今年やり残したことを思い起こしたりするんだけど、なんだか急に時間が足らないよ
うな気になってあせり出すことがある。でもそれは今年の後半にさしかかった今だからこそ気づけた
ことかもしれないんだけどね。淡々と過ごしてきた自分の中で静かに何かが起こりだす。後半部
から穏やかだった曲調が急転し、激しいドラムリズムとともに盛り上がる箇所に胸が熱くなる曲。
1767 「アカシア」 レミオロメン 05/07/08
A「ether(エーテル)」(05/3/9)
 軽やかなイントロと共に始まるこの楽曲に爽やかさすら感じてしまうんですが、実は人生とはど
んなものなんだろう?という深いテーマが隠されてる気がします。人は何でもかんでもそのもの自
体に意味を求めてしまいがちなんだけど、空が青い理由なんてないように人が生きることに意味
なんて必要ないんだよ。生きているから生きてる、時にはそれでもいいんじゃないのかあ?(笑)
2283 「赤ちょうちん」 かぐや姫 06/12/06
A「三階建の詩」(74/3/5)
 あの時代を生きたわけじゃないので、あの時代の若者たちをどうこう言える立場じゃないんで
すけど、実は昭和40年代に青春を過ごしたかったなって思うことがあるんですよ。仕事がないと
キャベツをかじったりして、ご馳走にはおでん。つらいけどでも人の温もりがあった時代。悲しい別
れの歌だけど「生きていることはただそれだけで哀しいこと」っていうのは今も昔も変わらないな。
4918 「暁」 福山雅治 15/06/07
A「HUMAN」(14/4/2)
 自分の力ではどうしようもないことが起こる。きっと絶望して立ち尽くしてしまう日も来るだろう。
でも人の力ってそこからどうやって生きていくかなんだよね。逆に失望して投げ出してしまうことの
方が簡単なのかもしれない。でもその先に「未来」の二文字が待っているはずもない。だから僕
らはまた生きていく。そして今日もそんな僕らを知ってか知らずか太陽はまた僕らに姿を見せる。
4004 「赤点ブギ」 フラワーカンパニーズ 12/12/05
A「世田谷夜明け前」(04/11/25)
 学生の頃、試験で高得点をとることが難しくて「どうやったら取れるんだ?」と思っていた。でも
今はそんなに難しいとは思えない。勉強さえすりゃとれるんだから。そう思えるのは社会に放り出
されれば、いくら試験ができたからって「正解」に辿り着ける保障がないことを身を持って体験し
たからなんだろうな。赤点でもいい。たくましく育ってほしい(←どこかで聞いたことあるな(笑))。
2531 「あかね色の空」 平川地一丁目 07/08/11
A「海風は時を越えて」(05/7/27)
 しぇ、しぇいしゅんだなあと思わず声を出さずにはいられない(笑)みずみずしいほどの少年と少
女の夏休みの夕暮れシーンを切り取った一編。昨日少年は少女を悲しませてしまった。すまな
気持ちと笑ってほしい気持ちから少女を驚かそうと計画する少年。ところがその少年を待って
いたのは。”夕陽の赤も隠す君の笑顔”こういう曲を聴くと十代に戻りたくなっちゃいます(笑)。
3717 「茜色の約束」 いきものがかり 12/02/22
S(07/10/24)/A「ライフアルバム」(08/2/13)
 優しくて、でもどこかせつなくて、そんな茜色した空はなぜか心を素直にさせる。頑なだった心
を解きほどいてくれるような不思議な感覚。そんな空の下、女の子は愛する人への気持ちをひ
そかに綴る。もしこの先あなたと別れるようなことがあっても今までふたりで歩いてきた軌跡は消
えない、と。この「あなた」の心は、実はもう彼女の手の届かない場所にあるのかもしれないな。
3920 「茜色の夕日」 フジファブリック 12/09/12
S(05/9/7)
 夕日を見ているだけで心の奥底から感情がこみあげてくるのはなぜだろう?もちろんその感情
はその人その人で違うけど言葉にはし難い懐かしいような悲しいような、そんなもどかしい想い。
きっと夕日には人間の心を或る日に戻してしまう不思議な力があるに違いない。今いる自分の
立場や状況、悩みや不安、そんなものが軽く思えて、或る記憶が鮮明に蘇ってくるそんな力が。
2717 「茜空」 レミオロメン 08/03/26
S(07/3/14)
 春はすべてをリセットしてまた歩き始めようっていう気にさせてくれる季節。たとえそこまでにいろ
んな苦渋をなめてきたとしても、ここでいったん一区切りさせて、また新しい自分になろうっていう
気にさせてくれる季節のような気がします。もちろんそんな甘かないけど。そんな心象風景をす
ごくうまく表現してるな〜って感じてしまった曲。ちょっとたるい歌声もメロディーも染みてきます。
1629 「明るいだけのLove Song」 KAN 04/12/21
A「弱い男の固い意志」(87/11/10)
 「ラブソング」っていうと、どちらかといえばどこかしっとりとした雰囲気の漂う歌を連想してしまい
ますが、この歌のタイトルはあえて「明るいだけの」と付け加えられています。この主人公は恋に
すごくオクテで今まで目の前にチャンスはあったのにことごとく逃してきたけど、やっと何でも気がね
なく話せる彼女を見つけた。この恋、まだ成就してはいないんだけどいったいどうなることやら。
3095 「アカルキミライ」 アンダーグラフ 09/06/10
S「君の声」カップリング曲(05/4/20)
 何かを信じることと、ウソを受け入れること。もちろんウソがないに越したことはないけど、でもそ
のウソを受け入れなければ先に進めないことのほうが多いかもしれない。進めたとしてもその先に
「明るき未来」が待ってるとも限らない。自分をごまかしながら進むにしたって限界はあるし、過
去が痛みとなって襲ってくることもあるだろうけど、でも立ち止まることだけは許されないんだよね。

フェイバリット・ソングスへ