backstreet

　これまでの楽曲を全編英語詞に変えて発表された一枚。ただ単に今までの日本語詞を英語詞に変えたわけではなく

アメリカのソングライター、ランディ・グッドラム氏によって、すべて書き下ろされています。ボクの中では「オフコース」とい

うバンドはふたつあるのです。それはやはり鈴木さんが抜ける前と抜けた後で区切られています。初めてアルバムを聴

いた時期が解散直前の、しかもラストアルバムだったので、後期のオフコースの楽曲もボクにとってはちょうど高校生の

頃の想い出深き作品たちなんですよね。ちなみに「1.FOOL」は「恋人たちのように」、「2.SECOND CHANCE」は「call」、

「3.LOVE'S DETERMINATION」は「LAST NIGHTS」、「4.HER PRETENDER」は「気をつけて」、「5.EYES～」は「君が、

嘘を、ついた」、「6.MELODY」は「哀しいくらい」、「7.LOVE'S ON FIRE」は「愛を切り裂いて」、そして「8.ENDLESS

NIGHTS」は「たそがれ」と、ほぼ後期のオフコースの楽曲たちが洋楽に変身しています。みなさんもお察しの通り、ボク

は英語のヒヤリングがチンプンカンプンでして（笑）、逆にメロディーがスーっと頭の中に響き渡ってくるので、「やっぱり

メロディーもいいなあ、オフコースは！」と思わず思い返してしまうアルバムなのでした。