前作よりもよりプロフェッショナルさを感じるサウンドが聴ける彼のセカンドアルバム。 |
「1.今夜はかえさないよ」は最初は「今夜はキミをかえさない」と言っておきながらだんだん |
と彼女にのせられているような男の気弱さが微笑ましい(笑)。彼のポップスでも5指に入る |
名曲。「2.僕は泣く」は男の身勝手さを描いた作品。「3.STYLISTIC」はボサノバ調の楽曲。 |
年上の彼女に対して服装も心も着飾ってる男の一大決心。「4.きみを想う夜」は誰よりも |
彼女を想っているけど、彼女は恋の相談相手としか見てくれてない男の悲哀を歌ってる。 |
「5.SILENT
SIREN」はこのメロディーが好き。”80年代のポップス”って感じがしてなぜか |
郷愁を感じる。「6.ONE NIGHT KISS」は急にテンションが上がるポップチューン(笑)。彼 |
の本によると森高千里の楽曲として書き、落選したとあるが、それはもったいないと思う |
程の仕上がりである。「7.BRACKET」はブルージーなピアノが印象的なナンバー。タイトル |
曲「8.NO-NO-YESMAN」はアルバム中一番スピード感あるナンバー、の割に煮え切らな |
い主人公(笑)。思わず彼女と友達の一線って?と考えてしまった(笑)。「9.ALL I KNOW」 |
は彼のバラード曲でもかなり好きな曲。遠くへ行ってしまった彼女に対する後悔を歌った、 |
アルバム中、一番彼の誠実さを感じる曲である(笑)。そしてラスト「10.僕のGENUINE KISS |
」はひとつ大人になった男の御機嫌ソング(笑)。なぜか足取りも軽やかなのです(笑)。 |