4thアルバム
 ちょっとシリアスな表情の彼が印象的な4thアルバム。それは楽曲にもちょっと表れていて今
までのアルバムよりもちょっと憂いさを醸し出すアルバムである。「1.UNIT~」は社会の中の一
員として働く男の悲哀を歌った楽曲。「2.OLD~」はまさに「箱入り娘」を恋人に持つ男の心の内
を歌った歌。「3.REGRETS」は2ndに入ってる「ALL I KNOW」をリメイクした名曲ですが、個人的
には「ALL~」の方が好きなのです。詞・曲ともタイトル通り「後悔」を歌ってる。そしてその悲し
みは後に発表される「君がいなくなった」という曲に受け継がれる。「4.GO PLAIN」は「単純で行
こうよ」という意味。最後のフレーズ「人はおちこんでいれるうちはまだ 悲しみなんかすぐ消え
るんだもん」が胸を突く。・・・がメロディーは軽い(笑)。「5.君から目がはなせない」はシングル候
補にもなったKANの王道ポップサウンド。「6.ALL I~」はムードあふれる雨の日のバラード。「7.
FOREIGNER」は「孤独」を歌った曲。まわりの人全てが自分とは別の人種に見えることってボク
も経験したことある。悩み事が大きければ大きいほど、そんなこと考えるようになっちゃうんだよ
なあ。「8.REAL REACTION」は彼女に「本当の心をみせておくれ」と思ってる男の物語。「9.A
MAN~」はなんか「詞の羅列」のように聴こえる。ディスコ風のアレンジだが内容はシリアスであ
り欲求不満である。「10.東京ライフ」は彼の存在を知るきっかけになった名曲。東京での暮らし
の中で感じたことが素直に歌われています。そしてこのアルバムの中で一番好きな曲なのです。
「HAPPY TITLE」

~幸福選手権~

1989年6月21日
 
 
 
1. UNIT OF SOCIETY
2. OLD FASHIONED GIRL
3. REGRETS
4. GO PLAIN
5. 君から目がはなせない
6. ALL I WANT IS YOU
7. FOREIGNER
8. REAL REACTION
9. A MAN IN DISSATISFACTION
10.東京ライフ
 
 
 

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