「意図的に生きる」より一部抜粋
 

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「私は、自分の信じていることを経験する。そうでないと信じている場合には、自分の信じていることを経験しない!それでも、結果的には、信じていることを経験したということになる!」

 

 意識の一つのレベルでは、時間というものは、「私は、現在という瞬間にいる。過去というものがあり、未来というものがある」というように見える。

 

 別のレベルに移行すると、現在という瞬間だけがある。そして、この現在という瞬間に、私は、「過去」と呼ばれる概念、「現在」と呼ばれる概念、そして、「未来」と呼ばれる概念を創造することができる。「今」は、「過去」と「未来」との間の時間の中にある一つの瞬間ではなく、時間に関するこれらの概念を包含した「時間を超越した今」というものとなる。このレベルからは、過去は存在しないし、私に影響を与えることもない。私が、過去を創造することを選択するか、それを創造する必要を感じない限り!

 

 もう一つ上のレベルヘ上がれば、時間という概念自体が、全部、消えてしまう。存在する全てのもの、存在したことのある全てのもの、これから存在する全てのものは、混ざり合って、無限の<気づき>の上に跡を残すすひとつの不動の痕跡となってしまう。時間とは、様々な物事が熟考される際の順番にすぎなくなってしまう。そこからは、生の統一体は、時間と空間を織りなす存在の全体を、単に、自己として熟考することができる。それは、「同時に起こっている全ての可能性」だ。

 

 私は気づいた。真理とは、それが知覚される観点に左右される相対的なものなのだということを。

どの立場から、どの視点で物事を見るのかが、私が何を真理と知覚するかを決定するのだ。

 

 誰もが自分の視点からは真理を見ているのだとわかったとき、私は、深い慈愛の念を経験した。これこそが、調和のある文明を創造するための鍵となる理解であると私は思う。

 

 相対性こそが、究極的真理であったのだ!アルバート・アインシュタインがタンクを持っていたなら、このことを、もっと早く理解していたかもしれない。

 

 

 

 欲求。抵抗。これらが、人生を方向づける動機なのだ。私自身で方向づけを行っていない限り。欲求と抵抗が、いくつもの「思い込み」を創造することを促す。これは良い、これは悪い、という具合いに。「思い込み」が、信念になるのだった!そして思考は、信念から生まれるのだ!

 

 〈気づき〉は、背景で待っている。完全に慈愛に満ち、ありがたく味わいながら、眺めている。注意が、創造に実体を持たせ、創造を人の人生の中に引き寄せる。ある創造に価値判断が下されると、その創造を欲したり、抵抗したりすることになる。抵抗すること、あるいは、欲することによって、自分の注意の向いている創造を引き付けることになる。

 

 文明の歴史というものは、影響力のある人物によって創られたり、受け入れられた信念の物語といっても過言ではありません。あらゆる政治的運動も、宗教も、哲学も、全ては、たった一つの信念の自信に満ちた表現から始まるのです。

 

 この最初の信念はおそらく、ふと思いついた意見として生まれるのでしょう。多くの注意がそれに向けられれば向けられるほど、その信念は何度も繰り返されます。「虎には近づかないように。さもないと食べられてしまいますよ。」

 

 その信念が繰り返されると、それは広く知れ渡って、知識という地位を獲得します。知識として認められれば、それを更に別な信念を証拠立てていくことに使うことができます。「ジャングルは危ないよ。なぜって虎が棲んでいるからさ。」

 

 こうして、信念体系−<知識の集合>一ができあがります。

信念体系は自然な進化の過程であるかのように見えます。しかし、信念体系は、解決が必要な状況から生まれてくるのでしょうか。それとも逆に、信念体系が、解決を必要とする状況を創りだすのでしょうか。

  

 自分が置かれている状態を、それ以上でもそれ以下でもなく、あるがままに受け入れることが、その忘れられている観点に立ち返る最初の一歩です。あらためて人生の立て直しをはかるには、今この瞬間に、私たちが身を置いている環境を、自分のものとして受け入れ、ありがたく味わい愛でなければなりません。これからもずっとです。

 

 今この瞬間、私たちは自分がかつてこうありたいと決めた通りの自分であることを認めなければなりません。そう決めさせたものは何だろうかと、考え直してみたところで、たいした意味はありません。決めた時には意味のあるものだったのです。私たちが人生の責任を自ら負う時、全ての創造の知恵をありがたく味わい愛で始めます。そして、その創造の中から自分を力づける何かを学びとるでしょう。そのように学んでいくうちに、動かざるものであった現実が、次第に柔軟性を帯び、ついには解け始めるのです。一層、また一層、この現実を創った核心である信念が見えてくるまで。

 

 そしてついに私たちは、自分が本当にパワフルな創造主であることに気がつくのです。そしてアバターの技術をもってすれば、私たちは、信念を自在に変え、次の瞬間を創り出していくことができます。これこそ、心のままに、自在に生きる術=Artなのです。

 

 

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