『 巨乳学園 』




 みどりはこすりつけるように身体を近づけてきた。

 腕に乳房が触れ、夢彦は心地よさを覚えた。

「気持ちいいでしょう?」

「うん」

「少しおっきくなったのよ」

「ほんと?」

「ウエストはそのままでおっぱいだけおっきくなったの。高校三年のときから全然変わら

なかったのに」

 みどりは夢彦に乳房を突き出した。

 夢彦もゆっくりと手を胸元に伸ばし、豊かなふくらみをつかんだ。

「ほんとだ。少し重くなった感じ。張りも出てきたみたいだし」

「そうでしょう?」

「でも、ブラがないのはどうしたのかな」

 夢彦はブラウス越しに乳首をいじった。

 みどりは息を吸い込んだ。

「ひょっとして、ぼくのためにわざわざ外しておいてくれたの」

「そうよ」

「やらしいんだな」

「自分の欲望を素直に表現することは、色道では一番大切なことなのよ」

「素直ね。みどりさんの乳首もずいぶん素直みたいだね。もうこんなに立っちゃって」

 夢彦はかわいらしくブラウスの下から突き出した突起をくりくりとつまんだ。

 みどりは二十五の歳にしてはかわいらしい悲鳴をあげた。

「あそこもじゅくじゅくなんじゃない」

「たしかめてみる?」

 夢彦は手をすべりこませた。

 茂みをかきわけた指はぬるりとなまあたたかいぬくもりに触れた。

 深く指をつっこんだとたん、ぴちゃと小さな音がもれた。

「ほんとうにいやらしい身体だね」

「鏡君のせいよ」

「どうして」

「だって、いつも先生を感じさせるんだもん」

「そうしなきゃ修行にならないじゃない」

「鏡君は違うの。感じさせすぎるの」

「そうなの」

「そうよ。胸だけでも感じさせるし」

「それはみどりさんが感じやすいからだよ」

「違うの。それは鏡君が特別――」

 ふいにみどりは言葉を呑み込んだ。

「ぼくが、なんなの」

「ううん、なんでもないの」

 みどりは首を振ると、急に、

「抱いて」

 と迫ってきた。

 みどりが夢彦に向かってそんなことを言うのははじめてだった。夢彦はひとりの女とし

てのみどりの言葉に驚きながら、ブラウスの前をはだけた。

 九十センチFカップの乳房が熟した輝きを放ちながら飛びだした。

 すばらしいやわらかさと弾力に満ちた果実を夢彦は両手に包み、揉みしゃぶった。形の

いい双つの美しいふくらみははちきれんばかりに張りつめて手のなかで迫り出し、ピンと

長く乳首を突き立たせた。夢彦が乳首を口に含むと、みどりはあごをそりかえらせ激しく

喘ぎながら夢彦の腰を抱いて自分の熱く濡れそぼったところに引きつけた。だが、夢彦は

乳房を揉み、乳首をしゃぶりつづけた。みどりは夢彦を激しく抱いたまま喘ぎ声をあげ、

髪をゆらし乳房をゆさぶった。

「あっ……ああっ……いいっ……」

 みどりは乳房を突き出し、そりかえった。

 夢彦はじゅうぶんすぎるほどはちきれた乳房を両手に揉みしめながら、たしかにずいぶ

んとおっきくなったなと思った。サイズの上では、あまり大きくなっていないかもしれな

いが、実際に手のなかに包んで握ってみると、ずしりと重い。たっぷりとした量感がある。

それでいて、乳房は張りつめていて、たしかな手応えがある。マシュマロのようにやわら

かすぎるということもない。そればかりか、揉みしだくほどにぎゅうぎゅうと張りつめ、

指を押し返してくる。実に揉みごたえのある乳房だ。

「みどりさんのおっぱい、ほんとに気持ちよくなったね」

「あっ……ああっ……ううっ、いいっ……」

「自分でいつもさわってたの」

「違う……鏡君が……ああっ」

 みどりは大きな声をあげた。夢彦が思い切り乳首を吸ったのだ。

「あ――っ、あっ、ああ――っ」

 みどりは激しく声をあげ、身をのけぞらせた。

「やめてえ――っ、おっぱいが、おっぱいが、変になるうっ」

「もうなってるよ」

 夢彦は片方の乳首も思い切り吸い上げた。

 みどりは悲鳴をあげた。

 それは、強いよろこびの悲鳴だった。

 絶頂の予感に、みどりは激しく小刻みに身体をふるわせた。

 夢彦は快感を押し出すように手のひら全体でバストを揉みしだき、乳首を尖らせた。

 バストがつんと尖り、突き出した。その先端が熱く熱く燃えた。

 その燃えた尖端を、夢彦は思い切りしゃぶりあげた。

「ああ――っあっあ――っ、おっぱいが、おっぱいが、ああ――――っ!」

 みどりはぶるっと激しく身震いしたかと思うと、がくがく身体をふるわせ、絶頂の曲線

を昇っていった。

(以下、つづく)


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