製 作 楽 器
生まれて初めて作った楽器がコレ。

大型リュートの仲間で、
17世紀頃イタリアで使われていた
キタローネという。

13コースでシングル弦である。

1〜3弦はスティール弦で
金属音がする。




バックは、アガチスとジリコテという
色違いの木でバロック風にした。

ニスはセラックで、黄色目である。


番外弦は、最初は
オーガスチンの5番を
2本結んで使用していたが、
後に、ピラミッドのキタローネ用
特注弦に張り替えた。
ケースは、発泡スチロールに
布張りして、肩紐とマジックテープを
つけた簡易コフィン型。

2m近いので、
持ち運びが大変。
2本目がこれで、
13コース・バロック・リュートである。
バックはアガチスだが、
ヒノキのスペーサーを入れてみた。

手間が倍かかった。


ネックは、アガチス、ジリコテ、ヒノキ
によるストライプ仕上げにした。

この楽器、音が軽く、しかも
深みがあって、気に入っている。
3本目は、アーチ・リュートに挑戦した。

14コース復弦なので、張力が物凄く、
作って、1ヶ月でネックとヘッドが折れてしまった。

トップは米スギで、今ひとつ鳴りがよくなかった。
バックは、アガチスに
水性のローズ・ニスを塗装してみた。
透かし彫りと、象嵌にも挑戦。
折れたネックを再生利用して、
バスとシャントレル・ライダーのある
バロック・リュートに改造した。

ヘッドの先端が、
鋭角になっていないのが、
なんだが、だらしない感じである。
完成したばかりのオリジナル楽器
「ヴィウェラ・ダ・ダモーレ」

ヴィオラ・ダ・ダモーレと同じ構造で
12本の共鳴絃をもつ
8コースの単弦バス・ヴィウェラである。