ホテル星羅四万十(宿情報・感想)

2004/03

四国高知を流れる清流、四万十川の中流あたりでしょうか、江川崎という駅から車で5分くらいの四万十川を見下ろす高台にあります。高知方面から国道56号・国道381号を経由、国道といっても381号の途中はこれで一方通行じゃないの?と思えるような狭い道。中村に出る国道441号も同じで、小さいレンタカーにしておいてよかった・・・と。
眼下に清らかな川を眺めつつのドライブ、宿は高台ですぐに見つかりました。全14室という規模ながらロビーは石造りで吹き抜けがあったりおしゃれな雰囲気。
チェックインをして自分で荷物を持って部屋に行きます。ちょっと贅沢して和洋室にしました。ツインベッドルームにテレビ・化粧台・椅子のセット、和室は6畳で4人は充分泊まれる広さです。最上階だったので天井もゆったりとした作り。窓を開けると山と眼下に四万十川・・・・ですが生憎の寒波襲来で寒いさむい!夏はカヌー遊びの拠点となるようですが、雪の舞う状態ではどうにもこうにも・・・・。
<風呂>
さっそくタオルをもってお風呂へ。大浴場はカランが5つくらい、露天はありませんがそこそこ清潔感のある感じで、なぜかミストサウナがあります。一応経験しましたが、あまり気持ちよくないかも。シャワーの湯量を沢山にしないとお湯が出ないようで、すいていたからいいようなものの、すんごい勢いでちょっと迷惑・・・っていうか肌が痛い・・・。ちなみに家族風呂が一つありますが温泉ではないそうで、ちょっと覗いたらすのこが上げられていてお湯も張ってなかった・・・自分で入れるのかな?寒々しい感じがして利用せず。
<食事>
食事はレストランへ。大きなガラス張りにゆったりとテーブルがセットされているので「食堂」という感じはなくていいですね。半分くらいの料理がすでに用意されていて、煮物・揚げ物・かつおのたたき・肉の陶板焼きなどが後から出されます。鮎の塩焼きが冷めていたのが残念でしたが、宿泊代からしたら(和洋室で15,000円、和室なら11,000円です)十分な料理、味も美味しかったし文句は言うまい。デザートは力はいってました!
22時までのお風呂利用なので、いつもより早めに就寝前の一風呂。高知で雪見のお風呂とは・・・。部屋の空調がかなりうるさく、その割に効かない(というか寒すぎ?)。と思ったら22時でぱったりと音がやんで・・・え?だってリモコンは部屋に付いているのに・・・・これはいかん!とばかりに布団にもぐりこみました。
翌朝目覚めたら一面の雪景色、ひょ〜え〜!朝から雪見の大浴場。
朝食はごく普通の内容。でも美味しくいただきました。大きな窓から青空と雪景色がとても綺麗で、コーヒーを追加で注文して思わずゆったりしてしまいました。
チェックアウトの10時ごろには、道路は車が走れる状態だったので一安心。ホテルの売店で四万十川の青海苔を買い込み、宿を後にしました。カヌー遊びなど夏が本場の四万十、でもオフシーズンのひっそり感もまたよかったように思います。(2004/03)


和洋室のベッドルーム。 和洋室の和室、小さい冷蔵庫あり。梅の花が活けられていて、いい香りがしてた。障子と窓の間にレースと布のカーテンがついてる。 大浴場の脱衣所。脱衣籠が積んであり、木製のロッカーは鍵付き。その中に籠をいれて使うものと思われる。ロッカーの中はあまり綺麗ではない感じ。源泉温度17.5度ということなので、当然かけ流しではありませんね。 大浴場内、天井が高く開放的・・・なんだけど、この日ばかりは寒い。気分は露天状態?石造りの湯船。
夕食。すごくしっかりしたモズク、鰹のたたき、野菜の煮物、タコのピリ辛あえ、牛肉の陶板焼き、青海苔の天ぷら、鮎の塩焼きなど。不味いと感じるものはなかった・・・と思います。 デザート、立派です。チョコレートケーキ、結構美味しかったです。真中に載っているのはミント・・・と思いきやパセリっていうところがいいっすね。 朝食。なぜか鯖の塩焼き、ヒジキの煮付け、ハムエッグ(陶板の中に)、四万十海苔の佃煮、など。 四万十川の雪景色。とっても綺麗でした〜!


宿名 ホテル星羅四万十
住所 高知県幡多郡西土佐村用井1100
電話 0880-52-2225
客室数 14
チェックアウト 10:00
食事場所 朝夕:レストラン 
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