望桜NOGUCHI登別(宿情報・感想)

2008/8

北海道、登別温泉の一番奥に宿があります。千歳空港から車で1時間ほどです。

<立地・環境>
山の中に大型の旅館が点在する登別温泉。その中の1件が姉妹館として経営している宿。静かな山に囲まれたいい環境です。全40室と大きいのですが、意外と混雑感はなくゆっくりとすごせました。

<部屋>
全室スウィートタイプで一番小さな部屋でも50㎡とゆとりの広さ。ゆったりとしたリビングにセミダブルベッドが2つ、そして4人は入れそうな(洗い場は1人サイズですが)大きな湯船には源泉があふれ・・・硫黄くさ~い!
アメニティ・浴衣・バスローブ・部屋着と充実。ティファールの湯沸かし器・コーヒーメーカー(♥)に手動式ミル(もちろんコーヒー豆もあります)、緑茶・紅茶・ミントティー・・・・冷蔵庫はフリードリンクでビール4本とお茶、ミネラルウォーター付き。なかなか至れり尽くせりでございますよ。

室内のリビング。ゆったりとした革張りのソファー ベッドルーム。リネンも気持ちよい。枕は2タイプ。 ベッドルームからみた部屋風呂。 お茶セット。豊富にそろってます。


<風呂>
大浴場もありますが、全室温泉風呂付なので空いてます。これまたゆったりとしたつくりで、洗い場は3つですが、大きな湯船と源泉100%の露天風呂(この露天だけが加水なしです・・酸性湯なので少々きついです)。気持ちよいですね。

<食事>
個室の食事処でいただきます。夕食が懐石コース(和洋折衷)・朝食は和洋から選べます。
お食事は・・・なんの印象にも残らないですね。地物を使っていてよいのですが、全体には可もなく不可もなくといった感じ。テンポよく運ばれてきますが、前菜の揚げ物が冷めていたり、椀物もアツアツでは出てきません。このあたりが部屋数の多さなのでしょうか?
朝食は洋食を選びましたが、コーンフレーク(ケロッグの3種類を器に移しているだけ)・ヨーグルト(カフェオレボール1杯分出てきます)などは少々工夫が欲しいところ。パンも・・・今ひとつでした。

夕食:前菜 もろこし豆腐 蟹の味噌和え  揚げ物  笹寿司 鴨オレンジ煮 お造り  本マグロ ひらめ 鮑 など  奥にあるのは牛刺し 焼き物 アイナメのポワレ トマトソース仕立て 白老牛のソテー
地鶏のつくねと野菜の煮物  奥にあるのは酢の物 北海道産「おぼろづき」
このご飯がおこげもついていて全部の中で一番美味しかったかも?
デザート  パイカスタード 登別牛乳のアイスクリーム フルーツ 朝食(洋) 卵はセレクト、ウインナーやベーコン、温野菜付き。コーンスープは美味しかったですよ。


<その他>
ハード面がよく、これだけの設備で週末35,000円なら北海道でもまた行こうという気持ちになります。ただ食事は期待しないほうがいいかもしれません。ラウンジにはコーヒー・ジュースなどを無料でいただけるようになっていて、おしゃれすぎる(?)ゆったりとしたソファーで味わえます。でも人手が最低限という印象も受けました。
盛夏でも涼しく(特に夜は肌寒いくらい)、おまけに夏休みの北海道で大人だけというのはありがたいです。
(2008/8)


宿名 望桜NOGUCHI登別
住所 北海道登別市登別温泉町200番地1
電話 0143-84-3939
客室数 40
チェックアウト 12:00
食事場所 朝夕個室食事処
その他 岩盤浴あり(有料)
耳寄り


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