薪の音 (宿情報・感想)
2007/03
富山県の少し山に入ったところに位置しています。 <立地・環境・部屋> 山里らしいのどかな風景の中にすごくフツーの家っぽく存在しています。「ここらしい・・・」という感じで玄関に入ると・・・いきなり土間。左右に部屋があり宿の方が「こちらにどうぞ」と左側の障子を開けると、フローリングにコルビジェの椅子がドーン、巨大なスピーカーがドーン・・・。おおお〜と思ったらその部屋の奥の扉を開けて、いきなり宿泊する部屋です。 3室しかないうちの「枝椿」という部屋です。ここは二面採光で目の前はひたすら田んぼ、遠くに学校らしき建物。思わずベランダで伸びをしたくなる感じですね。 部屋はツインベッド(天蓋付き)とリビングセット、広い洗面所と大きな窓のお風呂。使い勝手の良いゆったりとくつろげる間取りです。 <風呂> 残念なことに温泉ではありません。自宅と同じように自動給湯式のお風呂ですが、チェックインに合わせてくださったのかすでにお湯が張られ、バラの香りの液体が入っていました。保温が3時間くらいで切れるようで、就寝前に入ろうとしたらかなりぬるくて(そりゃそうだ)もう一度追い炊き。まあ仕方ないっすね。 <食事> 朝夕とも個室食事処でいただきます。なんせ3組、熱い物は熱い状態で提供されます。夕食はフレンチ、朝は和食で、どちらも大変おいしゅうございました。 <全体として> こじんまりとした宿なりにアットホームなサービスで、でも無用に部屋に立ち入ることも無く、居心地のよい宿でした。ただベッドに入るとなんとなく機械音がうるさくて、冷蔵庫でもない感じ・・・?何?と思っていたら寝ちゃいましたが(笑)、翌朝ロビーから見てびっくり。おそらく宿中の室外機がびっしりと並んでいて、「枝椿」の枕元側の壁を埋め尽くしていました。これか〜!と納得。気になる方は別のお部屋をお薦めします。 <その他> 宿から車で15分くらいの「井波」という町は彫刻のまち。善徳寺に向かう参道の両側には彫刻屋さんが数件あり、職人さんが欄間を手彫りしていました。お土産にも適したお手ごろ商品も色々ありましたよ。 また「田舎まんじゅう本舗よしむら」のお饅頭、美味でした! |
「薪の音」入り口 まったく目立ちませんでしたよ |
「枝椿」のベッド 調光器付きの照明は快適 |
リビングルーム 外のテラスにはウッドチェアとテーブル。 |
洗面所からバスルーム。どちらも広々。 ただいい気になってシャワーを使うと、ガラスのドアから水が洗面所に出て行ってしまうのでご注意を。 |
遠くにアルプスを眺めながら、テラスでの〜んびりとコーヒーブレイク | 夕食:前菜 | 蟹と野菜のテリーヌ 見た目も可愛く、味もグッド |
手長海老に小松菜のソース |
帆立と桜鯛のポアレ | 牛フィレのグリル、濃厚なお味でした | ご飯とお味噌汁のあと、デザート、別腹!うまい! | 朝食:蛍イカのぬた、オクラとろろ、のど黒の塩焼き、煮物など。そしてかまど炊のご飯とお味噌汁。コーヒー付き! |
宿名 | 薪の音 |
住所 | 富山県南砺市野口140番地 |
電話 | 0763-62-3255 |
客室数 | 3 |
チェックアウト | 11:00 |
食事場所 | 食事処 |
その他 | |
耳寄り |