ペンションから01年にホテルに新築した宿。新穂高の一番奥に位置していて、やや高台にあります。ロビーといっても小さなカウンターのあるフロントがあるだけ。やたらと広々してますけど。3階建てで1・2階が客室、３階は展望レストラン、地下１階が大浴場。各部屋67.5㎡という広さで大きなベッドとソファー、木製のリビングチェアが置かれています。窓に面した大きな内風呂とベランダ付き。ともかくゆとりのある作りはとてもゴージャス！部屋入り口の扉を開けたらまた２つの扉。一つはトイレ、もう一つが客室になるので、ロビーや外の音はまったく聞こえません。そのかわり部屋をノックされても聞こえません・・・チャイムなしです。食事は最上階のレストランでフレンチのコースです。焼きたてのパンが美味。地の食材を取り入れる工夫は感じられました。味は普通です。もう少しスムーズに料理が出てきてもいいような気もしましたね。朝食はレストランの窓が開け放たれてアルプスから吹いてくる爽やかな風が心地よいです。和・洋から選択できます。和食は信州名物の棒葉味噌が登場。特筆するほどのお味ではありません。
大浴場は一応あります・・・という程度。それに大浴場とは離れたところ（庭の奥のほう）に家族用露天風呂が3つ。残念なことがいくつか・・・部屋からアルプスが見渡せるのと同時に眼下には家族露天が見えてしまいます（もちろん入り口だけ）広い庭に唐突に作られている感じの露天は、部屋から見ると興ざめ。囲いが緑色の壁なので余計に目立つのです。それとホテルの方が人数不足。ちょうど食事の時間直前くらいにフロントが不在のことがあって困りました。その後レストランに行ってフロントになぜ人がいなかったのかが判明。先ほどチェックインしたときにフロントにいた人たち（２人）が全員レストランで働いていたのです。一応ホテルですから、緊急に何かあったときに誰にも連絡が取れないというのは、あまり歓迎できないと感じました。これだけの設備がもったいない気がします。（2001/8） |
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