ホテルグリーンプラザ箱根/アジアンルーム(宿情報・感想)

2005/01

箱根のロープーウェイ姥子駅からすぐ、仙石原の高台にあります。部屋数も多く、どちらかといえば大衆的な大型ホテルですが、そこに「アジアンツインルーム」というフローリングに和風ベッド(?)と露天風呂付の部屋ができました。
ロビーの喧騒から逃れて、部屋のドアを開けると・・・う〜ん、アジアン?・・・あめ色のフローリングに籐の照明やアジア風家具が置かれ、一段高くなった床にマットレスが置かれてベッドになっています。段差に照明を入れて危なくないように工夫され、アロマオイルポット、液晶テレビ、有線、低反発性の枕や抱き枕・・・など癒し系グッズも用意されています。窓を開けると石造りの露天風呂。開け放たれた正面には芝生の庭、そして右に富士山!なかなかのロケーションです。
冷蔵庫は空で自分で自販機に買いに行く、浴衣のサイズ違いは廊下に用意され自分で交換する、などなかなか合理的です。部屋に備え付けられたビニール袋にタオルを入れて、まずは大浴場へ。
すごいスリッパの数・・・それに負けないだけのカゴが棚に並べられている。洗い場は2つのカランごとにブースが付いていて(家族向け?)湯船は広大・・・露天は岩作りで真ん中に白いプラスチック風呂がありジャグジー(ここは水道水)。岩風呂につかって富士山を眺めているとぷ〜んとお酒の匂い・・なんと樽酒と枡が用意されていて、となりの女性がグビグビと飲んでます。透明なお湯(姥子温泉)で湯量はありませんが、一応温泉の匂いはしています。
湯上りにエステサロン「ソワサージュ」でリフレクソロジー体験。色々なコースがありますが、個室利用の高額プラン以外はサロンの受付すぐ横が施術場所なので、少々落ち着かない感じ。
夕食は和・洋からセレクトで時間はチェックイン時に決めます。洋食コースをいただきましたが、前評判どおりなかなか美味しくいただけました。ボリュームもちょうど良く和風にアレンジされたフレンチという感じ。同じレストラン内で和洋コースをいただくのでちょっと不思議な感じもしますが。
部屋の露天は大浴場と違って大涌谷温泉から引いてるそうで、酸性の濁り湯。源泉掛け流しで源泉温度が高いため、入る前にお水で埋めないと熱い!湯船は2人でゆったり入れる大きさでシャワーもあります。夜は満天の星、朝夕は絶景の富士、この露天に何回入ったことか(笑)!しかも一度からだが温まるとなかなか冷めない。
朝食は和洋のバイキング。内容も豊富にそろっています。
アメニティーも豊富に用意され快適なホテルライフが楽しめます。部屋から一歩出るとゲームセンターやお土産やといったものもありますが、部屋にこもっている限りは静かに過ごせます。ただ残念なのは部屋にビジネスホテルのようなトイレつきユニットバスがあって、トイレが狭っこちいのと、靴下が備えられていないので持参しましょう。
箱根でこのロケーションで部屋付き露天で25000円〜3万円はなかなかおすすめです。(2005/01)


アジアンツインルーム室内。
一段高くなったところにベッドと座椅子・テーブル
同じく室内。ベッドに寝そべってテレビを見るにはいい。有線はリモコンで操作、天井にBOSEのスピーカーが設置されている。 左は空の冷蔵庫と茶器、アメニティーなど。右に洗面所(少々狭い)。奥の扉が問題の(?)ユニットバス。ここまで無理して部屋風呂を作らなくても・・・ゆったりしたトイレの方がよかったな。 クローゼット内の枕たち、抱き枕、フットピローなど。浴衣やタオル類、その下は金庫。右の扉は洋服かけ。
部屋付き露天。やや浅めで、足を伸ばして肩まで浸かるのに丁度いい。二人で並んで入れます。 露天風呂側からみたシャワー、椅子。正面は全面開放。湯船のところまでは簡易屋根付き。 露天風呂の右側に見える富士山。夕暮れは夕日が映えてオレンジ色の富士山になります。 夕食のフレンチコース、にんにくのポタージュ。小さいながら濃厚で美味。この前に前菜2品がある。
同じく夕食のトーストに乗った伊勢海老と水菜のベーコン巻き。パプリカやカレーパウダーとレモンでいただく。さっぱりとして美味しい。 牛フィレのステーキ。伊豆味噌ソースの柚子風味。このあとデザート。


宿名 ホテルグリーンプラザ箱根
住所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1244-2
電話 0460-4-8611
客室数
チェックアウト 11:00
食事場所 朝夕:レストラン
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