峩々温泉(宿情報・感想)

2009/6

白石蔵王駅から車で50分、山の中の秘湯です。

<立地・環境>
蔵王エコーラインからそれているため、ともかく静かです。川の音と鳥の声だけが聞こえます。

<部屋>
山の傾斜を利用して建てられた3階建ての本館と別館があり、今回は宿一押し?の「こまくさ」という半露天風呂付き客室に泊まりました。
上の棟と名付けられた3階なので、ロビーから上る上る・・・。遠くに山が望めますが、部屋に居ながらの森林浴という感じではありません。
間取りはちょ~変わっていてフローリングに布団を敷いた部屋・2畳ほどのロフト(お昼寝布団がありました)・同じく3畳ほどの琉球畳の座卓付き部屋・2畳ほどの珪藻土塗りの小部屋・2畳ほどの広縁?。テレビは広縁にあって椅子が1脚。どの部屋も小さくて、なんだか居場所がないのです。
半露天風呂は陶器で、もちろん源泉かけ流しなので、気持ちよいですが、ほかの普通の部屋の方が間取り的にくつろげるかもしれませんね。

ベッドに見えるけど布団です。少々硬く、朝目覚めたらカラダが痛かった。脇にCDデッキがあり、これはなかなか◎ 照明に調光機が付いていて便利でした。 広縁?のような微妙なスペース。喫煙可。椅子の反対側の壁に15インチくらいのちっこいテレビが壁にかかってます。 半露天風呂。窓の向こうは2階(中の棟)の屋根。ゆえに障子を開け放しては入浴できませんね。 洗面所とトイレが一体型になってます。こじゃれた洗面台ですが、デザイン重視で、使いにくかったです。


<風呂>
貸切露天風呂「天空の湯」、内湯、露天・混浴露天風呂があります。お勧めは「天空の湯」。たどり着くまでは建築現場の足場を歩いているような状態ですが、12畳くらいの広さに6人くらいはゆったり入れる湯船。川の音をバックに開放感もありともかく気持ちよいです。
内湯は「ぬる湯」と「あつ湯」があり、39度か45度・・・中間はないのかい!って感じ。あつ湯は湯船のふちに寝そべり、かけ湯をするということらしく、ちょったトライしてみましたが、びみょ~。露天はまあまあの感じかな。胃腸に効く日本3温泉だそうで、飲泉可。マイルドな味です。気のせいかお肌もつるつる。

<食事>
食堂でいただきます。前菜・蒸し物・刺身などいわゆる和食のコース。白石うーめんや、曲がり竹の焼き物、山菜の煮物など、風土の香りがいっぱいの食事。どちらかというと軽めの量で、ただし味は結構濃い目でした。
朝食は和洋からセレクト。写真を参照してくださいね。食後に水出しコーヒーをロビーでいただけます。これはおいしかったですよ。

「天空の湯」に行くときはこんなところから行きます。後から増設したお風呂のようですが、この状態で完成なのでしょうかね。

「天空の湯」です。貸切(空いていればいつでも無料ではいれます)なので、是非!湯温もちょうどよくおすすめです

朝食(洋食) イングリッシュマフィンにハムと半熟卵をのせ、サラダが添えられ、その上からメレンゲ入りマヨネーズソースがドバーっとかかってます。ほかにほかにスープと牛乳。

お宿のロビー。朝食後はこちらでコーヒーサービスがあります。チェックイン時は笹茶と塩釜。


<その他>
スタッフは皆さん若く、リニューアルされた部屋は秘湯の宿というイメージとは違いました。露天付きの部屋で土曜日28,000円、通常の部屋で23,000~25,000くらいですので、お値段からするともう少し食事内容やスタッフ人数が充実してもいいんじゃないかな~という印象も。(2009/06)


宿名 峩々温泉
住所 宮城県柴田郡川崎町大字前川字峩々
電話 0224-87-2021
客室数
チェックアウト
食事場所 朝夕レストラン
その他 岩盤欲あり(2,500円)
耳寄り


温泉宿楽