安心・安全


幼稚園の安心・安全対策


大切なお子さまをお預かりしている幼稚園としては、園児たちの安全を守る対策を考えています。大きく3つに分けて対応を考えています。


  • (1)転落・衝突・転倒等による事故の対応
  • (2)不審者の侵入を防ぐ防犯面の対応
  • (3)地震・火災等の大きな災害時の対応

1.事故対応について

■1.軽いケガの場合の対応

事務室、各保育室に常備してある薬品にて応急処置を施し、必要に応じて中央病院はじめ整形外科医、歯医者等に連絡し、病院にて適切な処置をしてもらいます。また、急な発熱等で体調が悪くなった場合、事務室のベッドで安静にしていただき、同時に保護者に連絡して適切な対応を取っていただきます。

■2.顔や顔面の怪我の対応

あってはならないことですが、万一、転落や衝突・転倒等により負傷したとき、軽いケガではないと判断した時は、ご家族に連絡をとった後、ただちに「119番」で救急車を要請します。特に「吐き気・嘔吐」「鼻血や耳から血液まじりの液体の流出」「意識レベルの低下」等がみられたら、即座に「119番」で救急車を要請します。また、「状態のはっきりしない、判断がつかない場合」も救急車を要請します。救急車要請の判断は、従来は園長・理事長がしていましたが、急を要する場合が想定されますので、現在は最も現場の近くにいる主任の判断でもよいこととしています。但し、通報後は、できるだけ速やかに園長・理事長に報告することになっています。なお、救急車には、担任の他、園長、理事長、主任の内1人が同乗し、あらゆる事態に対応します。


■3.転落から子供を守る「安全ターフ」の設置

万一、子どもが遊具から転落した場合、その衝撃を吸収する資材「ハイブリットターフPG」(住友ゴム開発)を設置しました。これは地下に10cmくらいのクッション層を敷設し、その上にロングパイル人工芝を敷設するものです。敷設した場所は、横鉄棒垂直登りの下と、運悌下と鉄棒下の3か所です。


■4.落下・転倒事故の予防

子どもは高いところに登るのが好きで、えてして落下の危険をはらんでいる活動を好みます。この行為も心身の発育に必要ですので、いたずらに禁ずるのではなく、以下の点を注意して危険を少なくしたいと思います。

  1. 職員は、危険が予見される遊具から常に目を離さない。できるだけその付近に位置を取る。
  2. 鉄棒などを登るときの安全な習慣を指導する。特に鉄棒をつかむ時、親指を下にして、5本の指でしっかりつかむように指導する。3才児にはまだ無理という意見もあるが、実際に教えるとほとんどの子どもができるようになる。
  3. 水泳プールの周囲を走らない。水のある床はすべって大変危険。人口芝などをはりつめていますが、それでも万全とはいえません。また、水泳終了後は、体の水をよくふき取ってから歩くように指導する。


2.防犯対策について

最近は、不審者情報が氾濫しているが、時には大阪池田小事件のように凶悪犯人が学校内に進入し、凶行に及ぶという悲惨な事件もあります。

■1.登園・降園時の警戒

登園時は、理事長が門前に立ち、挨拶をかねて警戒に当たります。最後の登園者を確認後、正門を施錠する。遅刻者やご用の方は通用門を利用してもらう。子どもたちが外遊びをするときは、通用門も一時施錠することがある。(裏門は終日施錠)。降園時も、理事長が門前に立ち、同様の警備を行う。


■2.最新の防犯カメラの設置

防犯カメラの性能も日進月歩で。よい物が出ているが、現在コンビニ業界で圧倒的なシェアを誇るJNC社の「マジックレーダー」(Magic Radar)を導入しています。特徴として、

  1. 正門・通用門をはじめ。園庭全体を視野にとらえ、動くものすべてを24時間撮影する。
  2. 園庭を左右から大きくとらえるので、園児の動きをすべてキャッチする。園児同士のトラブルもよくわかる。総合遊具もカバーする。
  3. 画面は鮮明で、デジタルズームで拡大画像再生が可能。
  4. 内臓するハードディスクに3週間の録画データを保存する。

■3.「警察110番」の通報装置と防犯道具

万一、不審者が園内に進入した場合、第一事務室と第ニ事務室に、警察と連動している「警察110番」というホットラインがあり、これを押すと3~5分以内に警察官かパトカーが到着することになっています。それまでに犯人を子どもたちに近づけない方法はいろいろありますが、不審者の行動を制約するには「さすまた」が一番有効のようです。「さすまた」は園舎の左右のトイレの壁に2本、2階の階段を登ったところに2本、計4本が設置されています。「さすまた」は単独で操作するよりも、左右からはさみうちの形で操作すると効果抜群で、非力の女性でも十分使いこなせます。また、犯人に対して、一瞬でネットが飛び出し、絡みつく画期的な防犯機器「ネットランチャー」も設置しました。さらに、各保育室にはアメリカの警官が所持しているという催涙スプレーもあり、事務室には赤樫の木刀も3振りあり、これらを総動員して3~5分持ちこたえ、警察官が到着するまで、子どもたちを守りぬきます。いざとなったら火災報知器を鳴らして追い払います。


■4.防犯訓練の定期的実施

立川警察署防犯係の協力により、毎年、教職員に対して実践的な防犯訓練を実施しています。「警察110番」を使っての通報訓練とか、「さすまた」を使用しての犯人制圧訓練等。その他、不審者との対応の仕方、不審者を保育室から離す方法等、実践的な訓練を重ねています。



3.地震・火事等の災害時の対応

幼稚園では月に1回、地震あるいは火事に備えて避難訓練を実施しています。

■1.地震の訓練

放送のブザーの合図により、いっせいにうつ伏せになって机の下に頭を入れる。初回は、保育室で担任が一斉保育をしている時間帯に行うが、回を重ねた後は、自由時間に突然行うようになる。室内で机がない場合は、部屋の中心部でうつ伏せになり、座布団で頭を覆う。園庭の場合は、総合遊具に居合わせれば直ちに下り、園庭の中心部あたり、木の根の張ったあたり(こぶしの木が適当)に身を伏せる。訓練の結果は、園長、理事長、主任から厳しくチェックを受け指導される。


■2.火事の訓練

保育時間内に発生した場合、放送が可能であれば放送で緊急に知らせる。子供たちは、おさない、かけない、しゃべらない、もどらない、の「おかしも」を鉄則として、各組用の避難口から園庭に出る。煙が出ているときは、ハンカチで口をふさぎ、上ばきのまま避難する。結果は、地震同様厳しく指導を受ける。


■3.総合防災訓練

年に一回、立川消防署の指導の下、消防車の出勤を得て、職員による、通報訓練、消化訓練等を行う。子どもたちは、消防服の着装、消防車の見学、消防士への質問等を通じて、火事への関心を高める。


■4.緊急地震速報装置「EQ」の設置

これは気象庁と連結しており、地震発生前の事前情報をキャッチし連結してきます。幼稚園で、震度4以上を設定しておくと、震度4以上の地震はすべて通報してきます。同時に自動的に幼稚園の放送設備を起動させ、全園放送でお知らせします。


■5.災害発生時の対応

万一災害が発生した場合、電話は不通、道路はパニックが予想されるので、園児は安全第一に、園でお迎えを待つことにする。二次的指示として本地区は避難場所として立川第一小学校、現場が危ない場合、柴崎公園、多摩川河川敷が当てられているので、そこへの移動も検討する。また、バス出動中の場合、バスはなるべく安全な場所に停車し、無線で幼稚園に連絡を取る。連絡を受けた幼稚園では職員が現場に駆けつけるとともに、保護者の携帯電話と連絡を取り、現場まで引き取りにきていただくよう要請をする。


■6.園児引き渡し訓練

大災害が発生した場合、一番大切なのは園児の安全確保である。次に重要なのは、園児を保護者に確実に引き渡すことである。このことをスムーズに行うためには普段からの訓練が必要である。

(i)伝達説明指導訓練
  1. 園長、副園長は「警戒宣言」が発令されたことを教職員に通告するとともに、園児全員にわかりやすく放送で伝達説明する。
  2. 教職員は、園児に避難、帰宅等の準備をさせる。
(ii)避難誘導訓練
  1. 園長は、緊急地震速報装置により地震の発生を各教室へ伝える。
  2. 園児は、机の下等へ身を伏せ、応急の安全確保をはかる。
  3. 園長の指示により、園庭へ避難する。
  4. 保護者は各自、家を徒歩で出発する。
(iii)保護者への引き渡し訓練
  1. 電話は使用禁止。震度5以上の地震が発生した場合、又は「警戒宣言」の発令をテレビ、ラジオ等で聞いたらお迎えが原則です。
  2. 引き渡しカードにより確認し、引き渡す。
  3. カードに保護者、保育者等双方の署名をする。
  4. 都合でお迎えに来園できない方は、確実な代理人に依頼する。
  5. 兄弟姉妹がいる場合は、低年齢の園児から引き渡す。
  6. 保護者と連絡がとれない場合、園児を引き続き園内で保護する。