月面着陸の年、2月21日午後8時29分、小田原に生誕。
小学校4年の時、同級生の着替えを目にして乳に目覚める。
同5年、国語で出された無人島を舞台に物語を書きましょうという課題で小説に目覚め、初めてSF小説を書き、完成させる。
小学4年生までの夢は環境庁に入ること、5年生からの夢はマンガ家になることだった。
中学時代は卓球部に所属。2年生の時にゲーテ『若きウェルテルの悩み』を読んで作家になることを決意。夏目漱石、森鴎外、シェイクスピアを全巻読破。ひたすら純文学系を読みまくる。年間200冊の読書を達成。おかげで国語の文学史については勉強する必要がなかったが、坪内逍遥『小説神髄』まで読んでしまったのはやりすぎであった。月刊PLAYBOYと出会うも、この頃はCカップ派(PLAYMATE キャシー・セント・ジョージが好み)であった。
滋賀県立膳所高等学校文芸班に所属後、英語と社会(世界史)に燃え、ペーパーバックを14冊読んで得意になる。
一籌を輸し、月刊BACHELORとゲイル・マッケンナに遭遇、オッパイ星人となる。
浪人中にZ会の国語に燃え、LB科(早慶対応難関私大国語)で六段昇格(筆名は、「21世紀に乾杯」だった)。宅浪中の1年でオリジナル小説を3700枚書く。この頃から、ライアル・ワトソンとコリン・ウィルソン、占いに傾注。『アンチ・オイディプス』を読破するも、まったく理解できずに心が砕ける。
2年のブラックホール生活を経て北海道大学文学部に進学。2年半ばでの進級振り分けでは、「絶対に行かない」と豪語していた英語英米文学専攻に進学。大学の3年間ですべての単位を取得。18禁巨乳コミックへの怒りと失望から、大学3年生の時に官能小説を書きはじめる。4年生の頃には投稿生活とアニメ生活ばかり送っていた。
卒論の候補は、メルヴィルの『白鯨』、ミルトン『失楽園』、スウィフト『ガリバー旅行記』とあったが、読み込みの作業が面倒だなと感じてすべて破棄。結局『ナルニア国物語』に落ち着く。卒論タイトルは、The Light and Shadow of Ego in "The Chronicles of Narnia"。
卒業後、コニカに入社。当時のTOEICスコアは735。Xレイ事業部に配属されるも、配属初日から間違った場所に来たことを後悔。毎朝4時に起きて、巨乳小説(巨乳教室)を書いていた。
95年6月、ゲーム業界に転職。9月に川村万梨阿、天野由梨、荒木香恵、宮村優子、瀧本富士子ら一線級の声優のアフレコに立ち会い、一念発起。イリュージョン時代の2年間で12作品のシナリオを残す。週休1日制で、毎土曜日はユーザーはがきの登録。4000通を打ち込んだが、その時に生の声に触れたこと、統計を取ったことが後にマーケット感覚やユーザーへの意識を培うことになる。
97年、ベルダ移籍。和泉時彦の筆名を使い始める。
会社のNo.2として、制作チーフ、プロデューサー、ディレクター、シナリオライター、スクリプター、営業を兼務。社長と経理と音楽と声優とプログラマー以外の仕事を経験。男女の一人称が交互に自動切り替えされる「リエゾン・システム」を編み出す。
1998年12月、自身初のノベライズ&商業小説、『リエゾン』刊行。
1999年、「普通のオッパイ星人に戻りたい」と、ソフトハウス生活に終止符。
フリーランスに転身。 |