●出版 双葉社
●定価 2800円(税別)
●乳シズム ★★★★
●撮影 野村誠一
●発売 2001年7月25日

『magnificent』 安藤ルナ写真集


 

 
REVIEW

 
 なぜか爆乳が重なった7月25日初版です。

 まずは帯を紹介しましょう。

 「23歳アイドルの強烈全裸

 100センチの乳房
 
 弾んで迫る!!」

 タイトルの<magnificent>とは、英語で素晴らしいという意味。magnificent mansionと言えば、立派な邸宅です。

 確かに、その100センチの乳は、素晴らしい。

 素材としては申し分なしです。

 しかし。

 顔は、表紙のが一番かわいくてきれいに撮れてます。実際はもう少し鼻がまるくて野暮ったい顔をしています。

 よく言えば、庶民的。ニュートラルに言うなら、普通。

 しかも。

 弾んで迫る!! というのがちょっと危険。

 静止画で撮らないで動きを出しているんです。

 だから、せっかくの乳が、ぶれて映されている。これが、乳シストには余計。

 おれは、でかい乳をしっかりと見たいんじゃ〜〜っ!

 by 青年の主張。

 表紙も乳首見えてますが、勿論、実際の写真も乳首見えます。

 推定HカップまたはIカップ100センチのオッパイは、見応えあり!

 おまけに、ちゃんと乳房に対して焦点を当ててくれています。

 ──時々わざと動きを出すためにピンぼけしてますが。

 ──少し、ゲージュツが入っていますが。

 でも、素材はいい。それだけに、惜しい。

 しっかり静止画で撮ってくれていれば、五つ星でした。そうすれば、小泉麻由の『102』ともタメを張れたのに。

 損か得かと言われれば、損なわけではありません。

 でも、「動き」を演出している部分に対して、少し煮え切らなさを感じるかもしれません。
 

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