『プリズム・ハート』シナリオ日誌

和泉のシナリオ日誌です。
5/22〜28まで。大詰めです。あと1人コールが頭のなかで上がりかけているのですが……。

■5/22(月) 6時半起床。10時までウインド君にメール。
 眠くて昼寝。12時に起きて赤いきつね。

 また昼寝。15時起床。
 アーニャのデートイベントを書く。デートといっても、相手はワーキャット。はじめは森へ行っても来やしないし、森で遊びたいと言うしで、引っかき回され放題。

 びっくりニュース。なんと、今日はエキサイトスタジアムをやっていない。今もう17時だぞ。すげえ。

 TECH GIAN7月発売号のCD−ROMに掲載する『プリズム・ハート』のデモ原案を少し考える。今度はシミュレーション部分に焦点。その前におれが昇天したりして。くだらねえ。死ぬ死ぬぅ。

 カミナのシナリオを再開。夜ですよ、夜。やっとイベントCGのあるところまでやってきた。彼女、イベント進展遅めかなあ。
 シナリオ0.98MB。1MBまであと少し。やばいですよ、お姉さん。

 海里、兄貴との電話が終わってカミナ。やっと心が通い始めた。でも、これからどうすんべ?
 シナリオ0.99MB。とうとう明日、1MBを超える。
 ねずみちゃんに電話。続いて芥ちゃんに電話。

■5/23(火) 6時起床。ネットにつなぐが眠くて二度寝。
 凄い夢を見た。
 メル友の女の子が登場するのだが、おれが用なしになったため、その子にロッカーに連れ込まれるのだ。そこで彼女とセックスしてあとは消されるという寸法。
 で。
 シャツ脱いでズボン脱いで(そうするように言われた)、オッパイにしゃぶりついた。女の子笑ってたな。なんか夢がエロいぞ(笑)。でも、女の子の胴まわり、えらい堂々としていたな。
 と、いきなり外に人の気配が。狭い穴から高校生が入ってきた。おれは隠れていた。奥の部屋(いつそんなの出来た! ロッカーだったんじゃないのか!)で彼女と高校生が話。セクハラか?
「どうしよう」と彼女。
 メスで刺しちゃった。死んじゃった。
 がび〜ん。せっかくセックスできると思ったのに。なぜこうなるのかの? と思いつつ、目が覚める。

 ひろひろさんのBBSを覗きに行く。レス。
 眠いのでスロースタート。三度寝

 起きてメールチェック。スターン君とウインド君にメールのレス。ウインド君、少しネットに顔を出せないかも、とか。寂しい。残念。
 久々にエキサイトスタジアムのHRモード。球速70〜90。10球中8発1069メートル。1000メートルクラスを3連チャン。調子いいのか悪いのか、なぜか2球ミスってしまう。

 10時半、朝食。
 またまたエキサイトスタジアムのHRモード。球速70〜90。10球中9発1178メートル。1100メートルクラスを2連チャン。あと1発が……。
 少しシナリオを書いて11時半。秋葉原へ。
 ラオックスホビー館、メッセサンオーV、同じくメッセの同人、虎の穴とめぐって、『空想実験vol.3』『ぶんちん伝(下)』を買ってくる。

 『空想実験vol.3』は『vol.2』のほうが個人的によかった。今回はやられヒロインを3人に拡充大サービスにした結果、かえって分散して薄くなったように思える。ぐあ、『vol.1』手に入らないかなあ。めちゃめちゃ欲しいよ。
 『ぶんちん伝(下)』はけたたましく厚い。2.5センチぐらいある。総数約300ページ。圧巻。通して読むとさすがにエッチシーンにマンネリを感じちゃったりするが、その乳にかける情熱だけはすばらしい! ビバ、ぶんちん!

 帰り道、『伝説巨神イデオン』の記録大全集が重かった。台本つき。かつて15年以上前、通販のみで販売していたものだ。
 ぱじゃまソフトの港さんから電話。大野さんに字コンテを送る。

 赤札堂(近所のスーパー)で買い物。ビニール袋に冷凍えびやらプリンやらを入れていたら、いきなりもの悲しくなる。自分がひとりであることを唐突に思い知り、なさけなく寂しくなる。

 エキサイトスタジアムエキサイトリーグ、2Pをひとりでやる。東京サンダースVS東京サンダース。15−10で表の勝ち。打率、表が四割八分、裏が三割四分。両方合わせてホームラン11本

 カミナのシナリオ再開。進まず
 海里と電話で話す。 カミナには根本的問題があるのじゃないか? 巫女さんを出したいということで巫女さんを出した。彼女には使命があり、和の国から来ているのだということにした。彼女はハードジェルな人生を背負っているということにした。
 が。
 巫女なのに、なぜハードジェルなのか。巫女なのに、なぜ和の国から来るのか。そもそも、異国に巫女装束で来る意味は? それは布教か?
 詰め込みたいものだけいっぱいあって、それが巫女の装束のなかで爆発しかけている。彼女に対しての人間的な統一性は何も存在しない。それでは途中でシナリオが行き詰まって当然だ。
 などなど議論して23時に起きるべく21時に寝るが、だめ。そのまま何度も起きては寝てを繰り返す。悪循環。

■5/24(水) 6時起床。夢のなかでシナリオを書いていた。ぱじゃまソフトの港さんと大野さんが夢に登場。ううん、来てるなあ。

 DISTANCE氏の『部長、災難に遭う』1巻2巻を読み直す。なんだ、こういう筋だったのか、といまさらながら把握。おバカでエッチでいいなあ。こういうのも、エンタテインメントだよね。純粋男性向けだけど。
 エキサイトスタジアムのHRモード、球速70〜90でまたもや10球中10球ホームラン、1276メートル達成!
 記録更新にならなかったものの、2度目の全球ホームラン達成。ほとんど左手一本で打ってたなあ。

 洗濯機を動かしてカミナのプロットを一からやり直し。元の設定を活かしながら、ひとつひとつ矛盾点を潰し、新プロット完成。

 10時半、うれしくてエキサイトスタジアムのHRモード挑戦。球速70〜90。10球中9発1203メートル。惜しい! 73キロメートルを空振りしなければ記録更新だった! くそう、次こそ狙うぜ、夢の1350メートル。

 アーニャのプロットを簡単に確認。メインヒロイン、サブヒロイン入れてのシナリオ完成予定は5/28。それから、デートイベントの補足やその他の細かいルーチン部分、戦闘パートなどの加筆で全体完成は6/3か?
 6/12に台本を渡せればOK。そのためには、最低でも6/5に台本作成に入っておきたい。結構、音声の番号づけが大変なのよ。いつも手首痛くなる。『あめいろの季節』のときには、PCMの番号振りとかスクリプトってZyXさんだったから楽だったなあ。その代わり自分で演出は出来なかったけど。
 ものごと、代償はあるということか。
 これから江古田に行く予定。またスタッフと打ち合わせのため。TECH GIANの素材作ってないぞ、わはは。

 Digital Cat君にカミナのプロットを話す。
 音楽のOdiakeSさんと打ち合わせ。オープニングテーマがついに手に入った。これから作詞だ。が、シナリオとの並行作業は作詞というより作死(爆)。
 プログラマーと、占いの館に寄ったときの画面表示について打ち合わせ。キャラクター選択画面で恋愛占いの相手を選ばせることにする。で、キャラクター別にステイタス(戦闘値)と好感度が表示されることにする。で、メッセージウインドウに攻略具合(ヒント)が表示されるというあんばい。

 たいてい水曜日は打ち合わせに終始する。この日も、新しく入ったグラフィッカーさんにゲームのコンセプトを説明。情報の共有化は必要だ。

 P−mate用にゲームの紹介文を書くことを依頼される。27日、流通へまた挨拶が決定。ういい、暇がないぞお。でも、やるしかないぞお。

 帰りの山手線車内で、P−mate用の紹介文の構成を考える。

 23時、自宅に戻る。吐き気。かなり疲れているのか。
 ネーミング辞典を見ていたら、母のことをギリシア語でメーテールということを知る。『銀河鉄道999』のメーテルとは、母という意味だったのか。確かに、彼女のマスク(容姿)は鉄郎の母だったしなあ、と感心・納得。

 倉木麻衣『Secret of my heart』を聞きながら25時半まで紹介文。これ以上遅くなると響くので就寝。

■5/25(木) 5時起床。眠いが、起きちまったものは仕方がない。ジジイなおれ。『ガンダム記録大全集』を参考にしながらP-mate用の紹介文を書く。ずいぶん効果的な構成を考えたため、進まず。

 突如として、主人公が準優勝でいいのか? と、根本的な疑問。主人公が当初弱い理由として準優勝ということにしていたが、ユーザーとしては地方大会優勝で来たほうが気持ちいいのではないのか?

 7時半、新しいゲーム紹介文が完成。これからシナリオ……というところで、ちょっぴりうんざり。またエンディングに向かって書くのかよ……休ませてくれえ。
 なんて甘えちゃいかん。

 9時、音声編集をお願いする方にメール。港さんにもゲーム紹介文のメール。チェックをお願いする。昨日、カミナのプロットを書き上げたので、なんだか完成気分。満足しちゃって書く気がしない。おい、何をしている。さっさと仕事せんかい、おれ。でも、腰痛くて(涙)。
 ラーメンを食う。カイワレダイコンもいっしょ。おれも泥水のような汁に浸かりたい。

 少しカミナを書いて、スターン君の嘘日記を読む。いいなあ。ほんと味あります。彼の嘘日記だけはネットを徘徊していてオアシスの気分です。本、よく読んでるんだろうなあ、と感心します。最近何も読んでいないおれ。あ、『ティッピング・ポイント』は読み直したんだ。ものが売れるときの流れを分析した本。いえ、これ読んでもヒット作は作れんよ。ただ、プロモーションのときに仕掛け人になれるかも。

 ふと懸念。
 プリンセア編を書いているときの主人公像と、今の主人公像、ひょっとしてずれてないか? ピ〜〜〜〜ンチ。要確認。

 エキサイトスタジアムのHRモード、球速70〜90で3度目の10球中10球ホームラン、1274メートル達成!
 しかし、なんだな。3度目なのに1度目の記録を破れないというのが悔しいではないか。1350メートルはいつだ?
 エキサイトスタジアムのHRモード、球速110〜130で10球中9球ホームラン、1147メートル達成!
 110〜130の高速では最高記録。あと1本だった。でも、高速ストレートによく反応したな、とうれしい感じ。これで試合でもうまく打てるか?
 が。球速をさらにあげた130〜150では10球中7球ホームラン、884メートルに終わってしまった。これで全球ホームランが出来るようになったらめちゃめちゃ強い。試合ではホームラン男になれるぜ。
 なんてことはいいからシナリオシナリオ。汗かいたからシャワーか?

 マッサージへ。性感じゃないよん。仙骨と某骨の角度がきついと言われる。腰の骨がえれえ詰まった感じ。ここ2、3日連続して行ったほうがいいか。
 少しシナリオ。眠くて22時睡眠。

■5/26(金) 7時起床。海里からメール。「ゆうべは起こしてごめんね」
 どき〜〜〜っ!
 し、し、し、し、し、し、し、知らんぞ。ゆうべ起きた記憶なんかないぞ。
 ひやりとして電話。

 思った通りであった。海里が電話して、おれ、ちゃんと受け答えしていたらしい。「眠いよ」「そんなに謝るな」などなど。
 しかし。
 まったく覚えていないのであります。が〜〜〜ん。またやった。これで二度目。寝ながら電話に出るな〜〜、オレ!

 新声社から出た『彼女はメイド 設定資料集』を読み直す。ノスタルジー。最近のゲームで、楓そっくりの髪形のメイドがいたことを思い出す。主人公像としては、『彼女はメイド』はよかったなあ、としみじみ。
 シャワー。ウインドくんにとあるものを郵送。目白までマッサージ。くだらぬギャグを連発する。頭の凝りならほぐれてんだがなあ……。腰はものが詰まった感じ。尾てい骨付近がすげえ窮屈。解放されたいです。

 疲労、疲労、疲労。とうとうがたが来た。限界すれすれ。暑さで頭まで痛い。
 進まぬシナリオ。昼寝。川崎へ。群馬のビール牛のヒレ肉ステーキを食う。うまい。悦楽悦楽。箸でつまんで口に放り込んでも、す〜〜っと肉が食いちぎれてしまう。ナイフなんていらない。当たり前のことですが、いい肉はいいですねえ。シナリオ終わったら1個1200円の桃を食うぞ。びわも食ってやる。

 自宅へ戻る。船木、ヒクソン・グレイシーに敗北。やはり。
 月刊PLAYBOYで、世界的オペラ歌手プラシド・ドミンゴの孫娘が脱いでいた。すげえいい巨乳。萌え〜〜〜〜っ! 彼女をモデルに巨乳教室書きてえな、などと浮気なことを考える。

■5/27(土) 5時半起床。眠い。月刊PLAYBOYと月刊Titleを読む。相変わらず島田雅彦のエッセイはむかつくほどつまらん。だったら読むなよ、おれ(笑)。

 昨日手に入れた模様のTシャツを着る。女物なので肩幅ぎりぎり。(ファミスタの声で)セーフ。めちゃお気に入り。「今の季節は(暑いか、涼しいかの)どちらかなんですよ」と言っていた売り場のお姉ちゃんの台詞を思い出す。夏物だけでなく、その上から羽織るものもよく出ているそうだ。
 昼過ぎから流通さんまでゲーム説明の予定。どんなラインでゲームを説明するかは頭のなかに出来上がっている。暑くなりすぎなければよいが……。
 
 テーブルロールを齧る。そのせいではないが、9時近くまでテーブルの整理。シナリオの行き詰まりは乱雑さにあり。かきわけること1時間、やっとテーブルの板目が見える。それまで埋まっていたということか。

 占星術研究家、鏡リュウジの『2000年運命の占星術』をぱらぱらと。5/28は木星と土星が重なり合うエポックメイキングな日なのだとか。20年に一度の時代の転換点を表す配置だそうだ。

 シンキロウ首相は辞めるのかの。「日本は韓国に勝ったことがない」「いえ、ありますよ」。無知無能ぶりを厚顔無恥に発揮した、中田とのイタリア会食が最高。方々で掲載されているラグビー姿の写真も笑える。政治家のスポーツ姿って、どうしてこんなに笑えるんでしょう。それは、時代に下半身がついていっていないから? 日本は神の国なんて言ってる場合じゃねえぞ。馬鹿の国だと言え。

 ところで明日の転換点、おれには何が起こるのだろう。考えたら明日だぞ。
 むっ?
 もしかして、今朝の掃除がそうなのか。凄い人生のターニングポイント(笑)。それにしても『2000年運命の占星術』とは、あまりにもタイトルださすぎ。黄緑のジャージパンツの上から灰色の背広を羽織るぐらいださい。ミレニアム記念にもならぬ筋金入りのだささ。

 エキサイトスタジアムのHRモード、球速70〜90で4度目の10球中10球ホームラン、1349メートル新記録達成!

 流通への説明終了。ゲームの説明は今回不要であった。こういうこともあるさ。
 が、帰ってきたら激疲れ。すぐ疲労してしまうこのごろ。累積してしまっているのか。進まぬカミナ。さすが巫女、やるな。おれも式神繰り出すぞ。勝手にシナリオ書いてくれるとうれしいな。

■5/28(日) 7時起床。ぱじゃまソフト港さんからメール。字コンテの督促と広告掲載CG。「プレッシャーが」(笑)。クワトロ和泉、ハアハア喘ぐ。

 海里と相談。遊び心が……と一言言われてはっと目覚める。
 そうか。
 だんだん疲れてきて、早く完成をと思うあまり、真面目になりすぎていた。カミナにだけキャラとしての遊びがなかった。
 遊びだ。
 遊び遊び遊び。ありがとう、らららさん。らららさんのネタ、使わせていただきます。

 エキサイトスタジアム。和泉、海里ともに東京サンダースで試合。スコアは16-7。詳細は以下の通り。
 和泉 020 106 007 16 打率416 ホームラン10本
 海里 010 100 041 07 打率333 ホームラン03本
 途中まで1点差を争う好ゲーム。6回、和泉がホームランと連打で差を広げる。8回、4点を入れて食らいつく海里。9回の4連続ソロホームランで和泉が完全に突き放した。10点差になると、3人目のピッチャーが現れるらしい。出るの遅いぞ、こら。
 それにしても、海里もよく打った。3割の打率はお見事。ランナーを2人置いて凡打→チェンジというパターンが多かったのが残念だった。

 ところで守備もフライをミスするらしい。しっかり取れ、むかぷいよ(by 海里)。

 15時、友人から電話。奥さんが妊娠したらしい。おめでとう。ミレニアム・ベイビーの誕生だ。電話のあと、遅い昼食。カレー美味し。

 17時、大野さんに字コンテをメール。2時間も掛かってしまった。意外に手間取った。これでほぼゲームのイベントCGは半数発注終了。

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