『エロテスク』 佐藤村雨英太郎
●出版 オークス
●定価 952円(税別)
●乳シズム ★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 乳輪・乳首いじり・乳揉み
 

 
REVIEW
エロテスク

 2004年6月発売。
 佐藤村雨英太郎氏の処女単行本。
 佐藤村雨英太郎と書いて「さとうむらさめ・えいたろう」と読む。その非常に長い名前と同様、絵柄も特徴的、作品も非常に特異なものである。
 『エロテスク』とは、エロとグロテスクを組み合わせた造語だ。決してグロテスクな内容でもないし、グロテスクなシーンも登場しないが、非常にシュールな雰囲気がある。
 そのシュールさを最も発揮しているのが、「IS(アイエス)」と名付けられた短編だ。
 椅子のお話である。
 OLが購入した椅子は誰が見ても椅子に見えるのだが、OLには、手かせ足かせをされた筋骨逞しい男の全裸 U見えてしまう。おまけにペニスまでついているのだ。
 でも、その筋肉に惹かれて腰を下ろしたとたん、後ろから手が伸びてきて乳房を揉みしだくのだ。さらにオッパイを吸われ、伸ばされてしまう。OLはとうとう椅子=男とセックスしてしまうのだが、その果てに待っていたのは、変わり果てた彼女の姿だった……。
 結末を言うにはもったいないお話だ。そしてまた、この「IS」が最も巨乳フェチが高い。乳房を揉まれ、吸われる場面がなかなかフェチたっぷりでねちっこいのだ。この短編だけを見るなら、推奨ランクはAである。
 巨乳化する薬を飲まされてしまった少年が、乳首をしごかれて大量にミルクを発射してしてしまうシーンもいい。
 『エロテスク』をほぼ全編にわたって飾るのは、垂れているというより、非常に長さがあり、なおかつツンと尖った張りのある爆乳だ。そして、ぷっくりと盛りあがった乳輪である。
 作者のフェティシズムは、この乳房のそりかえったスロープと、何よりもその隆起した乳輪にある。
 ほとんどのヒロインはその特徴的な形の爆乳だが、具体的な乳房への愛撫はそれほど多くない。『エロテスク』は、具体的な乳房への愛撫を楽しむための作品ではない。その盛りあがった乳輪と乳房の形、そして一風変わった映像世界を味わうためにあるのだ。
 エロテスク
 
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