『なでしこ』 蓬瑠璃
●出版 ティーアイネット
●定価 924円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 パイズリフェラ・乳揉み・乳首いじり
 

 
REVIEW
なでしこ

 2004年7月発売。
 蓬瑠璃と書いて「ほうるり」と読む。
 エロかわいいお姉さんを描かせては読者をエロときめかせている蓬瑠璃氏の2冊目の単行本。
  『なでしこ』におさめられているのは、短編10本。そのうち、5本が「なでしこ」と題された連作である。非常勤の巨乳の先生に、眼鏡の優等生、そして主人公に思いを寄せる友人の妹と3者が絡んでエロ合戦を繰り広げる。先生にパイズリフェラされるシーンや友人の妹の乳首を後ろからいじめるシーンなどがある。個人的にはこの5話完結のシリーズがおもしろかった。パイズリのシーンで、オッパイがぱゆんぱゆんと跳ねるカットは絶妙である。
 ただ、あまり乳プレイは多くない。デビュー作よりも少なくなっている。どの短編でも、ヒロインは巨乳でエロやわらかいオッパイをしているのだけれど、具体的な乳房への愛撫は少ない。全編を通してパイズリは2回という数字が、巨乳へのフェティシズムを物語っているようだ。乳房への熱烈な愛撫や熱烈なパイズリフェラを期待して買うと、あれれ……? ということになるかもしれない。
 だが、それほどオッパイにこだわらず、ただエロかわいいお姉さんとのお話、学校の中で、年上/同い年/年下の三者をめぐるどたばたを期待する者、ほんのり漂うコミカルな味わいを期待する者には、微笑みかけてくれる一冊ではなかろうか。処女作に比べて巨乳へのフェティシズムは少なくなってしまったけれど、蓬瑠璃氏の描く、どこか可憐さを漂わせるヒロインたちは、そしてその子たちのエロは、たっぷり楽しむことができるのだから。
 なでしこ
 
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